昨年7月に『千鳥』『かまいたち』『ダイアン』が総合司会を務め、4年ぶりに復活した『FNS27時間テレビ』（フジテレビ系）が今年も放送され、バラエティ番組『新しいカギ』をベースとして、『チョコレートプラネット』『霜降り明星』『ハナコ』の3組が司会を務めることが明らかとなり、ネット上では様々な声が上がっています。
昨年の27時間テレビは『千鳥の鬼レンチャン』（日曜20時）をベースに、マラソンやカラオケ企画などを放送し大きな反響を呼び、今年も27時間テレビの放送が決定し、『新しいカギ』をベースに様々なスペシャル企画や、フジテレビの人気番組とのコラボ企画も実施するといい、番組の総合演出は『新しいカギ』の演出・田中良樹さん、ディレクター・杉野幹典さんが担当するとのことです。
＜↓の画像が、今年の『FNS27時間テレビ2024』で総合司会を務めるチョコレートプラネット、霜降り明星、ハナコの写真＞
初めて27時間テレビの司会を担当する7人はそれぞれコメントを寄せ、チョコレートプラネット・長田庄平さんは、「看板企画『学校かくれんぼ』ならぬ『27時間かくれんぼ』をやりたい（笑）。あと（コントキャラの）力見力で（フジテレビ社屋の）球体をぶち壊す！（笑）。若い子たちを盛り上げて、夢を与えられたらうれしいです！」
とコメント。
チョコレートプラネット・松尾駿さんは、「いつも『新しいカギ』を見てくれている若い子たちが熱狂できるような企画をやりたい！ YouTubeとかSNSとか見てる子たちに、やっぱりテレビが一番面白いんだってところを見せたい」「この時代に視聴率40％！とりたい」
と意気込んでいます。
ハナコ・岡部大さんは、「日本中を巻き込んだ、どでかい規模の企画をやりたい！ 思い出に残るような番組にしたいです！」
とコメントしています。
総合演出の杉野幹典さんは、「カギらしい学校企画はもちろん、他番組とのコラボ企画もフジテレビのバラエティーが総力をあげて作ってまいります。」
としています。
この発表を受けてネット上では、
- フジテレビの中で隠れんぼしたら面白そう
- 良い子ちゃんの27時間はつまんないので粗品に期待
- いろいろとスタイルを変えてやってみるのも良いんじゃない
- 完全にコア視聴率が良いからという理由で今回は起用されたに違いない。今の時代なりの27時間テレビが楽しみ
- 去年と比べたら魅力がない 見ないかも
- このメンバーじゃ視聴率爆死だね
- ただでさえ通常放送がイマイチなのに誰が見るんだ
- どうせならぽかぽか司会の３人にさせた方がまだおもしろそう
- 年一超大型特番のMC任せられるほどの看板番組なのかこれ？ メンツ的にも千鳥・かまいたち・ダイアンと比べると、お茶の間浸透感薄いというか、、
- 今のフジに面白いバラエティ作るのは無理だよ 過去の栄光にしがみついた2番煎じな事しか出来ないもん MC芸人陣も上手くMC出来るほどの力もないし
- 去年は面白かった。今年は…多分、不評で終わりそう。粗品辺りがまた生放送で誰かを誹謗中傷するんでしょ。この人の言葉は、いじりではなく悪口なんだよね。だから笑えない。
などの声が上がっています。
昨年の27時間テレビも放送前の時点では、過去の放送と比べると総合司会のメンバーや企画内容も微妙などとして、大コケを予想する声が多く上がっていましたが、初日のゴールデン帯（19～22時）の平均世帯視聴率は8.2％、平均個人視聴率5.6％、2日目のゴールデン帯は世帯9.5％、個人6.5％と、フジテレビの番組としてはまずまずの数字を取っていました。
番組全体の平均世帯視聴率は6.5％、個人視聴率は4.0％と、微妙な数字ではありましたが、各テレビ局がいま重要視しているコア視聴率（13～49歳の個人視聴率）は4.6％と非常に高く、こうした結果を受けてフジテレビの港浩一社長は先日出演した番組で、「生放送で27時間やったのは7年ぶりなんですけど、それが大成功の結果だったと思います。」
などと語っていました。
そして、今年の27時間テレビのベースとなる新しいカギは、3年前に番組がスタートしてからしばらく視聴率が大コケしていて、深夜番組レベルの数字が続いていたことで打ち切り終了が囁かれるほどでしたが、学校を舞台に生徒たちと行う「学校かくれんぼ」企画が若者にウケ、コア視聴率が上昇して3～4％台で推移し、フジテレビのバラエティでは『千鳥の鬼レンチャン』と並んでトップクラスの人気番組となっています。
そのため、今年もコア視聴率を狙って新しいカギをベースとするのは納得ではあり、昨年司会を務めた3組と比べて、新しいカギメンバーの人気・知名度は若干低いように感じパワーダウンは否めないですが、企画内容で番組を盛り上げ、どれほどの視聴率を獲得できるのか楽しみです。