8月27・28日放送のチャリティー番組『24時間テレビ45 愛は地球を救う』(日本テレビ系)の制作発表会見が27日に行われ、今年は2019年以来3年ぶりに、有観客で実施することなどを明らかにしました。
番組を手掛ける宮崎慶洋プロデューサーは今年の『24時間テレビ』について、「メインの会場となります国技館については、有観客の放送を3年ぶりに実施したいと思います。東京都の感染拡大防止ガイドラインに則りまして、安全対策を徹底して進めたいと思います」
と、3年ぶりの有観客開催を発表しました。
ただ、引き続き対面募金は実施せずに、今年もネットを使ってのキャッシュレス募金を行うとしています。
<↓の画像は、『24時間テレビ45』出演者の写真>
今年の番組テーマ「会いたい!」に込めた思いも説明し、「『24時間テレビ』をなぜ放送するのか、今なんでこの企画を放送しているのかという視点で、僕らは企画に『会いたい!』というメッセージを乗せ、その姿を見せることで、皆さんと一緒にチャリティーを考えるきっかけになればいいなと思っております」
などと語っています。
また、今年で45回目の開催となる『24時間テレビ』について、「節目の年に、チャリティーマラソン、有観客での放送を元に戻しまして、今まで『24時間テレビ』が伝統的に培ってきたものを、また戻して取り入れて、それを新しく解釈して、新しいチャレンジに繋げていく回になると思っております」
としています。
メインパーソナリティーとして、YouTubeチャンネル『ジャにのちゃんねる』のメンバーである嵐・二宮和也さん、KAT-TUN・中丸雄一さん、Hey! Say! JUMP・山田涼介さん、Sexy Zone・菊池風磨さんを起用した理由については、「非常にいろんなことに挑戦していて、非常に近くて親近感のある言葉でファンの皆さんに語りかける4人を見まして、ぜひこの人たちと一緒に番組を作っていきたいと思いました」
と説明しています。
会見ではこの他に、谷村新司さんと共に番組テーマソング『サライ』を制作した加山雄三さんが、年内をもってコンサート活動からの引退を表明したため、番組で歌唱するのは今回で最後になるとし、加山さんの特別企画も用意するとのことです。
そして、今年3年ぶりに有観客開催となる『24時間テレビ』に対してネット上では、
- まだやるき?コロナで見直すべき筆頭なのに
- 電力が逼迫してんのにまだそんな無駄な事やるのか
- 節電って言ってるのに24時間もやるな
- 愛は地球を救わない
- 今年も24時間偽善テレビの季節か
- 内容もキャスティングも時代錯誤。こんなのにまだスポンサー付くんだな
- TV局と制作会社と広告代理店と芸能事務所で金を回しあってるだけ。さぞかし旨いんだろう
- なんだかんだ言っても高視聴率なんだよな
- 毎年批判されながらも日テレが絶対に手放さないおいしいコンテンツ
- 一番金が必要なのは日本に暮らす一般庶民なんだが、そいつらから金巻き上げてどうすんだ
- マラソンも当然マスク着けさせて走るよね?着けてなかったらクレーム入れようかな
- またコロナ増えてきたで。ちょうどピークの頃ちゃうの
- 熱中症の危険を煽ってるんだから、わざわざ暑い中人を集めなくてもいいだろ
- 観客席入れてやる理由って、「コロナが減ったから」じゃなくて「感染者出ても責任取らなくて良くなったから」だろ
などの声が上がっています。
『東京スポーツ』(東スポ)は2月時点で、今年の『24時間テレビ』ではチャリティーマラソンの復活や、観客を入れての開催を目指しているとの情報を伝えており、これに対してネット上では否定的な声が多く上がっていたものの、4月末には日本テレビの常務が「(有観客開催を)検討しております。できればそうしたいと思っている」と語っていました。
そして、今月に入ってチャリティーマラソンの復活、ランナーを『EXIT』の兼近大樹さんが務めることや有観客開催が発表され、コロナ禍での開催でも新型コロナウイルスの陽性者を出すことなく番組を成功させたこともあり、ついに元の形態に戻すようですが、番組を放送するにしても以前の形に戻す必要はあるのか疑問で、リスクは出来る限り減らした方がいいのではと思います。
<↓の画像は、チャリティーマラソンランナーのEXIT・兼近大樹さん、番組サポーターの徳光和夫さんの写真>
また、ネット上では現在も炎天下でのチャリティーマラソンに対しては否定的な声で溢れており、特に今年は6月時点で記録的な猛暑となっていて、7月以降も全国的に平年よりも気温が高くなる見通しで、気象予報士・森朗さんは「今年の夏は、かつてないほどの超酷暑になる」と予想しています。
また、東京電力管内ではすでに電力需給のひっ迫注意報が出ていて、節電を呼びかけており、こうした状況もあって『24時間テレビ』の放送を巡って例年同様に物議を醸していますが、やるからには今年も大きなトラブルが発生しないように安全対策を徹底してほしいです。