24日に今年の大晦日に放送される『第67回NHK紅白歌合戦』(19時15分~23時45分)の出場者が発表され、これまでに大トリ6回、トリ6回、紅組の司会を3回務めた歌手・和田アキ子さん(66)が、通算40回目の出場とはならず落選したことが判明し大きな話題になっています。
紅白の制作統括を務める矢島良チーフプロデューサーは、和田さんの落選理由について、「これまでに39回出場していただき、その中では、紅組のリーダーとしてまとめていただいたり、紅組司会もしていただきました。我々としては感謝でいっぱいですが、今年の選考にあたっては総合的(今年の活躍が顕著、世論の支持、番組の企画・演出に合致していることの3点)に判断して、選出いたしませんでした。」とコメント。
また、和田さんは所属事務所『ホリプロ』を通じてコメントを発表し、「今回、この様な形になり、とても残念に思っております。40回という節目でもありましたので、正直悔しい気持ちもあります。」と悔しさを滲ませつつ、「ただ、今までトリも務めさせて頂き、司会も務めさせて頂き、紅白歌合戦には色々と勉強させてもらいました。感謝の気持ちでいっぱいです。」と感謝。
続けて、「これも、これからの歌手人生のための1つの通過点と思っております。和田アキ子は、これからも、歌い続けていきます!!! いくつになっても、声が出る限り、誰かの心のオンリーワンの歌手になれる様に、今後も精進していきます!」と、歌手活動の継続を宣言していました。
そんな和田さんは26日、ラジオ番組『ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回』(ニッポン放送 土曜午前11時00分)に出演し、紅白落選について言及しており、番組冒頭のフリートークでアシスタントを務める同局の垣花正アナウンサー(44)から「アッコさんの歌が見られないのは残念ですね」と話題を振られると、「まぁ、結果ですからね」と答えていました。
その後、TOKIO・国分太一さんと真矢ミキさん、坂上忍さん、薬丸裕英さん、石田純一さん、ナインティナインの岡村隆史さんらが和田さんの不出場を惜しんでたという声が紹介されると、「出川(哲朗)と松村邦洋からメールが来たけど『歌手・和田アキ子様』で来た」と明かし、「正直な気持ちを言えば、言いたいこともいっぱいあります。」としつつも、「もう落ち着いて、極端に言うと、こんなに人が優しいと感じられる私に戻してくれたことにある意味、感謝しなくちゃいけないなと思いました」といい、「葛藤はあるけど、会社から『大人になれ!』と言われた。『大人ですよ』と言ったけど、そのときに出したコメントが本当の気持ちです」として、24日に事務所を通じて発表したコメントを読み上げました。
読み上げた後には、時折声を震わせながら「毎日泣いたけど、早くほっといて欲しい。本心を言う気はないです、もう通過点ですから…。」といい、冗談めかしながら「でも今回は(紅白を)見たくないわね。とっとと日本を後にしたい。NHKはスクランブルをかけて欲しい」と語り、最後には「和田アキ子は不滅ですっ!フッ、フッ」と照れながら宣言してたのですが、これに対してネット上では、
- 去年まで口では選ばれて感謝とか言ってたけど、本心は選ばれて当たり前と思ってたでしょ
- 落選は当然の結果でしょう。今まで連続出場してたことが不思議ですよ。今年も出場出来ると本人が思ってたことに正直ビックリしました。
- 歌手活動中心に頑張っている人を差し置いて、バラエティばっか出てる人が常連だった事がおかしな話
- 全てが偉そうで不快そのもの
- ヒット曲もないので落選は当然
- 自分の評価を客観的にできない人は、他の芸能人のことをあれこれ批判、評価できませんよね。
- 紅白に選ばれる要素が、世間の思いや一般の感覚からは遠いところにあるというのが良くわかる話。本人は残念がっているけど、大多数の一般人は『そうだよね』と思っているということ
- そんなんでアッコにおまかせとかできるのかな?今まで強気で人にも厳しく言ってきたのだから、毅然としてないと
などのコメントが寄せられています。
ラジオ番組でも悔しさを滲ませていたようですが、和田さんはしばらくヒット曲が無いにも関わらず紅白に出演し続け同じ曲を何度も歌唱しており、紅白出場については以前から危ぶまれていたと噂されています。
そのため、昨年の紅白では後輩の女優・綾瀬はるかさんが紅組の司会に起用されたことから、“バーター”での出演が決定したと言われているのですが、今年についてもホリプロはバーター出演を狙っていたようで、紅組の司会候補として名前が挙がっていた女優・高畑充希さんが司会に起用されていれば、和田さんは再びバーター出演できたものの、今年は有村架純さんが起用されたためバーター出演が出来ず、落選になったと囁かれています。
しかし、ホリプロ側は俳優・鈴木亮平さんが2018年放送のNHK大河ドラマ『西郷どん』で主演を務めることから、この繋がりにすがっているとも週刊誌『週刊文春』は報じており、和田さんが紅白卒業を宣言していないところを見ると、紅白に復帰する可能性はありそうなのですが、NHKは2019年に迎える節目の第70回に向け「4ヶ年計画」というものを掲げており、矢島チーフプロデューサーは「今までの紅白がダメ、悪いではない。時代に即したものを作る、その一歩」と語っており、今後もヒット曲が生まれなければ紅白に出場することは出来ないのかもしれません。
ちなみにですが、12月7・14日に放送される音楽特番『2016 FNS歌謡祭』(フジテレビ系)には今年も出演することが決定しており、紅白以外の音楽番組には今後も出演し続けるようです。
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あの鐘はいいよもう
和田が出る紅白自体を観たくもない。紅白見なくなって10年余り、もし出たら絶対に見ない!芸能界に和田はもう要らないやっかい者。