新型コロナウイルスの感染拡大により、『NHK紅白歌合戦』が史上初めて中止となるのではとも囁かれる中で、28日発売の週刊誌『フライデー』は、今年の紅白は無観客開催の可能性が高まっているとし、司会者候補として俳優・谷原章介さん(48)の名前が浮上しているとしています。
『フライデー』によれば、NHKは生放送の音楽番組『うたコン』(火曜19時57分)を6月から無観客で開催し、紅白での無観客開催に向けて、リモート放送での演出方法などを色々と試しているとのことです。
そして、『うたコン』の司会を務めている谷原章介さんが、今年の紅白で司会を務めるとの噂が流れているそうで、NHK関係者は谷原さんを司会に起用する理由について、「無観客やリモート放送に慣れているうえ、昨年は『天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典』でも司会を務めるなど、幅広い世代に知名度が高い。感染防止のため複数の会場を使う予定なので、メイン司会でなくてもどこかの会場で起用されるでしょう」
と明かしています。
<↓の画像は、『天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典』で司会を務めた谷原章介さん、元NHK・有働由美子アナウンサーの写真>
谷原章介さんは2004年に、深夜番組『カミングダウト』(日本テレビ系)でバラエティ番組の司会に初挑戦し、その後も2007~2017年にかけて情報ワイド番組『王様のブランチ』(TBS系)、2015年から『パネルクイズ アタック25』(テレビ朝日系)、2016年から『うたコン』の司会を務めるなど、俳優・司会者として大活躍しています。
谷原章介さんは美声で司会者として安定感があるだけでなく、スキャンダルとは無縁の私生活も高い評価を受けているそうで、広告代理店関係者は谷原さんについて、「6人の子供がいる大家族の父なのですが、多忙なスケジュールの合間を縫って、学校行事に積極的に参加しているそうです。料理や裁縫が趣味だと公言するなど、そのイクメンぶりが支持され、CMオファーも殺到しています」
と明かしています。
近隣住民からの評判も良いようで、「奥さんから谷原さんの愚痴らしきものは一切聞いたことがない」と近所の住民は証言し、「ママ友の間でも評判の旦那さんですよ。奥さんが持っているトートバッグは谷原さんのお手製なんだとか。近所のファミレスやスーパーでお子さんと一緒のところをよくお見かけするし、とても売れっ子芸能人とは思えないほど庶民的なんですよ」
とも語っています。
情報番組ディレクターによると、『王様のブランチ』で谷原章介さんの後任を務めていたアンジャッシュ・渡部建さんが、不倫スキャンダルをスクープされたことも追い風になっているそうで、「芸人の起用はリスクが大きいと考えるスポンサーが増えましたね。多少ギャラが高くとも安心な方がいい。実績豊富で安全な谷原を起用する動きが加速するでしょう」
としています。
また、『週刊朝日』は今年の紅白について新様式での開催になるとし、「いつも使っているNHKホールをメインにして、スタジオや各地の放送局などを活用してリモートで生中継をする。総合司会がNHKホールを使い、歌手がスタジオやロケ地から出演する形ですね。一部の歌手の方には観客席に、距離を取った形で待機してもらうという形も考えているようです」
とNHK関係者が語っています。
審査方法も変わるそうで、ゲスト審査員と会場の観客、視聴者投票によって白組・紅組の勝敗を決める形ではなく、今年は視聴者の投票のみで勝敗を決めるという案や、フィナーレの大合唱はリモート合唱になるとの話も出ているそうです。
司会者については、年内で活動を休止する嵐が白組司会の有力候補に挙がっている一方で、「嵐が今年の24時間テレビの司会をやらなかったのは、自分たちのイベントができない中で24時間テレビを優先できないという考えだったと聞いています。ファンのことを考えると、紅白の司会を断ることもあり得る。」
とジャニーズに詳しい芸能記者が語っています。
このように様々な情報が出ており、どういった形で開催するのか、誰が司会者を務めるのか大きな注目が集まっています。
5月時点では、ニュースサイト『リアルライブ』が総合司会者候補として、好感度抜群のお笑いコンビ『サンドウィッチマン』を挙げており、昨年まで3年連続でウッチャンナンチャン・内村光良さんが総合司会を務めていましたが、やはり幅広い年代層から支持されている芸能人が選ばれる可能性が高いとみられているようです。
そうなると谷原章介さんが選ばれる可能性は十分ありそうで、谷原さんは『うたコン』で司会を務めているだけでなく、NHK大河ドラマ『麒麟がくる』に出演したり、今年放送のドラマ『黒い画集~証言~』(NHK BSプレミアム)で主演するなど、NHKへの貢献度も高いですし、司会者として安定感は抜群なので、総合司会などに起用されるかもしれませんね。