今年大晦日放送の『第71回NHK紅白歌合戦』に出場する歌手の曲目が21日に発表されました。
年内をもって活動休止する嵐は、「嵐×紅白 2020スペシャルメドレー」を披露するほか、『NHK2020ソング』に起用されたシンガーソングライター・米津玄師さん作詞・作曲の58枚目シングル『カイト』も歌唱することが決定しており、紅白の公式サイトでは22日18時まで、同曲のサビ部分を歌唱する動画を募集しており、番組ではファンとのコラボ演出が行われるとみられています。
今年紅白初出場となる『NiziU(ニジュー)』は、大ヒットしたプレデビュー曲『Make you happy』、“ベビメタ”こと『BABYMETAL』は2013年リリースの『イジメ、ダメ、ゼッタイ』、『SixTONES』はデビュー曲『Imitation Rain』、『Snow Man』もデビュー曲の『D.D.』を披露します。
2連続2度目の出場となるLiSAさんは、大ヒットアニメ『鬼滅の刃』の紅白スペシャルメドレーを披露するとしています。
この他、24年ぶり3度目の出場となる鈴木雅之さんは、自身がリーダーを務めていた『ラッツ&スター』が1996年にリリースしたラストシングル『夢で逢えたら』を歌唱。
12年ぶり2度目の出場の『Mr.Children』は、2日リリースの20枚目オリジナルアルバム『SOUNDTRACKS』の収録曲『Documentary film』を歌唱します。
■紅組
あいみょん(2):『裸の心』
石川さゆり(43):『天城越え』
坂本冬美(32):『ブッダのように私は死んだ』
櫻坂46(初):『Nobody’s fault』
JUJU(初):『やさしさで溢れるように』
Superfly(5):『愛をこめて花束を』
天童よしみ(25):『あんたの花道 ~腹筋太鼓乱れ打ちSP~』
東京事変(初):『うるうるうるう~能動的閏〆篇~』
NiziU(初):『Make you happy』
乃木坂46(6):『Route 246』
Perfume(13):『Perfume Medley 2020』
日向坂46(2):『アザトカワイイ』
Foorin(2):『パプリカ』
BABYMETAL(初):『イジメ、ダメ、ゼッタイ』
松田聖子(24):『瑠璃色の地球 2020』
MISIA(5):『アイノカタチ』
水森かおり(18):『瀬戸内 小豆島 ~2020映えSP~』
milet(初):『inside you』
LiSA(2):『アニメ『鬼滅の刃』紅白SPメドレー』
Little Glee Monster(4):『足跡』
■白組
嵐(12):『嵐×紅白 2020スペシャルメドレー』
五木ひろし(50):『山河』
瑛人(初):『香水』
Official髭男dism (2):『I LOVE…』
関ジャニ∞(9):『みんなで踊ろう!前向きスクリーム!』
Kis-My-Ft2 (2):『We never give up!』
King & Prince (3):『I promise』
郷ひろみ(33):『筒美京平 トリビュートメドレー』
GENERATIONS(2):『You & I』
純烈(3):『愛をください ~Don’t you cry~』
鈴木雅之(3):『夢で逢えたら』
SixTONES(初):『Imitation Rain』
Snow Man(初):『D.D.』
氷川きよし(21):『限界突破×サバイバー』
福山雅治(13):『家族になろうよ』
Hey! Say! JUMP(4):『紅白SPメドレー ~みんなでエール2020~』
星野源(6):『うちで踊ろう(大晦日)』
Mr.Children(2):『Documentary film』
三山ひろし(6):『北のおんな町 ~第4回 けん玉世界記録への道~』
山内恵介(6):『恋する街角』
ゆず(11):『雨のち晴レルヤ ~歓喜の歌 紅白SP~』
そして、出場歌手の曲目発表を受けてネット上では、
- メドレーとか、過去の曲2020とかやめようよ。その年の代表曲が揃うのが紅白でしょ。
- ここ数年やたら曲タイトルの後に2020とか年数入れたメドレーとかが目立つけど、実際に聴いてみると大した変化がなく、大したメドレーでもなくガッカリする。こういう思わせぶりはやめてほしい。
- もう本当に酷い。全然ワクワクしない。レコード大賞、紅白。なんかいつもの音楽番組と何が違うのか分からない。
- 嵐のノリの悪いメドレー、さゆりのいつもの天城越え、ひろしの誰も知らない新曲、もう誰も止められないきよし。最近の紅白はオカシイ
- 紅白歌合戦はかつて今年のヒット曲を歌うのがメインだったけど、今は話題を配信するのがメインになってる。
石川さゆりは天城越えと津軽海峡冬景色がメインだし…。 - 氷川きよしも坂本冬美も今回は演歌じゃないんだから、石川さゆりも天城越えと津軽海峡冬景色以外を歌わせようよ。
- 毎年メドレーばっかり。どうせ歌うなら1曲丸々歌って欲しい。メドレーなんか聴かされてもなぁ~!
出場者の基準も曖昧やし、紅白の視聴率が年々下がるのも分かる気がする。
それでも視聴率を50%近く取るのは凄いとは思うけど、ここ数年まともに観てない。 - 福山雅治の『家族になろうよ』はがっかり…コロナ禍にあって家族以外の人と会えなくて寂しかったからもっと他の歌が良かった。『最愛』とか『道標』とか
- ベビメタのイジメ、ダメ、ゼッタイはなんじゃこりゃ!?!ってお茶の間はなりそう!
これでベビメタ聴いてみようとなるか、拒否反応が出るか(笑)個人的にはかなり楽しみです!
Superflyはヒット曲がないと愛を込めて〜ばっかりなのが…Beautifulとかパワフルで本当にいい曲なので、たまには別の曲で出してあげて欲しい
などの声が上がっています。
紅白常連の人気歌手らが、メドレーや過去のヒット曲を披露するのは今に始まったことではありませんが、年々ヒット曲が減っているせいもあってか、過去曲を披露する歌手が増えているように感じますね。
全く聞いたことも無い新曲を歌われるよりも、聴いたことがあるヒット曲を披露してくれた方がと思う一方で、特に石川さゆりさんは2007年以降、『津軽海峡・冬景色』か『天城越え』を歌唱し、2年ぶりに歌う『天城越え』は今年で通算12回目の歌唱ということもあり、そろそろ別の曲を…という声もあります。
今年の紅白のテーマは「今こそ歌おう みんなでエール」となっており、コロナ禍にアーティストの思いがこもった歌でみんなにエールを送りたい、コロナによって傷つき、疲弊している人々の心を癒やし、少しでも明るい気持ちで新年を迎えて欲しいとの思いが込められているそうで、あえて過去のヒット曲を選曲したアーティストも少なくないのかもしれません。
今年はコロナで音楽業界も大ダメージを受け、例年以上にヒット曲が生まれにくかった面もあり、年の瀬にはコロナの第3波襲来によって再び世の中全体に閉塞感が漂っていますが、例年とは違った形でのパフォーマンスや演出などによって、より多くの人に元気を与えるような内容となることに期待したいですね。