女優・沢尻エリカ容疑者と恋人のファッションデザイナー・横川直樹容疑者が麻薬取締法違反容疑で11月に逮捕されるなど、芸能界の薬物汚染に大きな注目が集まる中で、また新たに紅白出場歌手や超人気バンドマン、トップモデルたちの薬物使用疑惑をニュースサイト『日刊大衆』が報じています。
記事では芸能プロダクション関係者が、沢尻エリカ容疑者が逮捕される少し前に、東京・青山にあるクラブXで貸切パーティーが行われていたことを明かし、このパーティーに参加した女性の話では、「クラブ『X』には若者に超人気のバンドのボーカルA」の姿があり、“相当キマっていた”様子だったとし、パーティーには「ミュージシャン、モデル、タレント、役者」など様々な芸能人が揃っていたそうです。
このパーティー現場は異様な雰囲気が漂っていて、アルコールの摂取では絶対にそうはならないような「何らかの薬物でラリッているような参加者が多数いた」とのことです。
さらに、このクラブパーティーに参加した面々については、「今年の『NHK紅白歌合戦』にも出場する人気バンドのボーカルB」「ファッション誌で表紙も飾り、バラエティ番組などでも活躍する20代後半の女性タレントC」「演技力が海外でも評価されつつある俳優D」「ファッションモデルとしてデビューし、最近ではドラマや映画で主演を務めることもある20代前半の女優E」としています。
この他に、芸能関係者の女性やあまり売れていないモデルなども参加していたそうで、「参加した女性いわく、店全体が異様なテンションで、店内には甘い匂いが立ち込めていて、マトモじゃない、いわゆる完全にキマったやつが何人もいたと。その危ない雰囲気に恐怖を感じて、何人かの女性は帰ってしまったそうです。パーティは夜から朝までの貸し切りだったそうですが……」
と芸能プロ関係者が明かしています。
薬物事件に詳しいフリーライターは、沢尻エリカ容疑者が所持していた合成麻薬・MDMAについて、「一見、普通の薬とみまごうようなものなんです。だから、クラブなど人が入り乱れるところで手渡しされていても、周囲もまったく分からない。」
とした上で、「MDMAのようなドラッグは、そうしたクラブのような場で複数人で使用されたり、友人間で共有されることがあるため、誰が売人で誰が客なのか、といったことも分かりづらい。そのため、捜査当局の摘発も難しいといいます。」
と説明しています。
そして、この報道に対してネット上では、
- 憶測記事はいいから早くどんどん捕まえて
- 芸能人の半分くらい居なくなりそう
- 今年の紅白は史上最低だから中止でも全然おk
- ピエールに薬売ってたおばちゃん、きんぐぬーの追っかけやってたよね
- 今年紅白に出るバンドはキングヌー、髭男、RADWIMPSくらいかな。髭男だったら意外性あるけど
- ヌーとか髭男はまだ駆け出しだし、超一流芸能人には当てはまらない気がする
- RADの野田は女性スキャンダル多かったり交友関係がチャラい人が多い。キングヌーは見た目が不気味で芸大出身でアーティスティックだし、髭男はあんな好青年の見た目と喋り方でやってたら意外性あるわ
- 髭男はついこの間結婚の発表したばっか。長い間連れ添ってきたパートナーらしいし薬に逃げる感じはしない
- ミュージシャンなら大麻くらいならやったことあるかもだけど、他のドラッグやりそうにないけどな
- よーじろーはしない 浅田真央ちゃんのアイスショーみにいくぐらいだし
- イニシャルA、B、C、D、Eとか…って以前は思ってたけど、実話ナックルズはイニシャルで瀧と新井を逮捕される半年くらいから誌面で数回載せてたから、このイニシャルトークも案外バカにできんようになってきた…
- ナックルズなら多少は信憑性考えてもいいけど大衆じゃね…
などのコメントが寄せられています。
『日刊大衆』が挙げている薬物使用疑惑の人物の中では、特に「今年の『NHK紅白歌合戦』にも出場する人気バンドのボーカルB」が誰なのか注目を集めているようで、すでに出場が決定している3バンドの名前が挙げられています。
現時点で紅白出場が発表されているバンドは、『Official髭男dism(オフィシャルヒゲダンディズム)』、『King Gnu(キングヌー)』、『RADWIMPS(ラッドウィンプス)』の3組で、NHK連続テレビ小説『なつぞら』の主題歌を手掛けた『スピッツ』が出場する可能性が噂されているものの、現時点では出場するか否かは明らかになっていません。
<↓の画像は、『Official髭男dism』のメンバー写真>
<↓の画像は、『King Gnu』のメンバー写真>
<↓の画像は、『RADWIMPS』のメンバー写真>
果たして、この3組の中に本当にクラブのパーティーで薬物を使用していた人物はいるのかどうかは分かりませんが、もし今後逮捕者が出た場合にはNHKはさらに大きなダメージを受けることになります。
NHKは今年3月、NHK大河ドラマ『いだてん』に出演中の電気グルーヴ・ピエール瀧さんが逮捕されたことによって、すでに撮影済みだった回の撮り直しを行いました。
同じく『いだてん』に出演のチュートリアル・徳井義実さんは10月に、登場回の直前に億単位の所得隠し、申告漏れが表沙汰となり、これを受けて極力出演シーンをカットするという対応に追われました。
そして、11月には来年放送の大河ドラマ『麒麟がくる』の準ヒロインを演じるはずだった沢尻エリカ容疑者が逮捕され、これによって10話分程度の撮り直しを決めるなど、様々な被害を被っています。
NHKの木田幸紀放送総局長は11月20日の定例総局長会見で、NHKの番組出演者に対しては事前に身辺調査を行っていることを明かしながら、「こういうことが起こると、さらに対応を検討していくことが必要」と対策の強化を図る考えを示していたのですが、芸能人の薬物事件が近年頻発していることから、今後はNHKに関わる人物全員に薬物検査を実施するなど、徹底的にやっていった方がいいのかもしれないですね…。