大晦日に放送される『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』(日本テレビ系)の年越し特番『絶対に笑ってはいけない大貧民GoToラスベガス24時』で、アンジャッシュ・渡部建さん(48)がテレビ復帰を果たすとして注目を集めていましたが、出演部分をカットし、お蔵入りする方向で調整していることが判明しました。
これは『スポーツニッポン』(スポニチ)が7日に報じたもので、6月から芸能活動を自粛しているアンジャッシュ渡部建さんは、11月18日に番組の収録に参加していたことを複数のメディアに報じられ、ネット上などで多くの批判の声が上がっていたことを受けて、12月3日に不倫スキャンダルに対する謝罪会見を行いました。
しかし、仕事復帰後に会見という流れに対してバッシングの嵐となっており、番組や日本テレビに対しても多くの批判が寄せられる事態になっていることを受けて、日本テレビはアンジャッシュ渡部建さんの番組出演を中止、収録したシーンはカットしお蔵入りの方向で調整しているといいます。
アンジャッシュ渡部建さんの電撃テレビ復帰を計画したのは、「渡部がレギュラー出演していた同局の人気番組『行列のできる法律相談所』の中心スタッフだった。今回の年末特番にも参加しており、渡部側と出演交渉して先月18日に収録を行った。」
とスポニチは伝えています。
また、日本テレビ関係者は、「温情から渡部さんの復帰を考え、サプライズ出演を計画したが世間の空気が分かっていなかった。渡部さんの参加は出演者も知らなかっただけに、そこにも多大な迷惑をかけてしまった」
と語ったとしています。
アンジャッシュ渡部建さんサイドもこれまで、活動自粛期間は年内いっぱいと考えていたものの、テレビ復帰を巡る炎上騒動によって再度話し合いが必要な状況となり、渡部さん本人も3日の会見で復帰は「白紙」だと語っていました。
そして、ついに『絶対に笑ってはいけない大貧民GoToラスベガス24時』の出演シーンカット、お蔵入りがほぼ確実となったことに対してネット上では、
- どこかの大手スポンサーがNGだしたんだろうな
- 今回の黒幕日テレ クソだな会見までやらせて
- まずは相方の大島に対する上からな態度改めて、単独ライブくらいから始めないと
- 収録はしてたわけか 中途半端に濁してたから気持ち悪いしかえって印象悪くなった 日テレも会見すべきだな
- 日テレの処置は当然だが、その前に説明責任を果たす前に撮影事態おかしい!視聴者をなめすぎ!
- 反省期間も短過ぎる、それ以上に観たくもない。妻がチャンスを与えるのは勝手だけど、世に見せるものは訳が違う。
業界人たちもそこは勘違いしないこと。番組は自己満で良いわけがない、誰がGO出したんだか… - 半年待てば勝手に沈静化するという見込みも甘いし、世間の顔色うかがっての謝罪会見という名の復帰会見も甘い
記者の質問攻めに矛先を向けようと仕向けたのも甘いし、感染対策も名ばかりで無意味だった。すべてにおいて甘い - 日テレスタッフは世間知らずで却って復帰のチャンスを潰したようだ。
テレビ局にいるとテレビ局の価値観や判断基準が一般社会からズレていることに気づかないようだ。 - やらかしのタイプは違うけど、叩かれ具合はベッキーを思い出した。成功したやっかみもあるし一生叩かれると思う。
芸能人にこだわらず別の世界も考えた方が良い - 渡部ひとりの責任ではなく、出演させればウケると思った番組スタッフ側も問題だよ。
出演させる以上は、今の状況で出して視聴者に喜ばれるか考えないと。渡部のせいでお蔵入りという姿勢はやめて欲しい。 - 初動がマズかった。早いところ会見して釈明しておけば…。半年経って会見しても意味ないよな。同じ会見するなら早い方が良かったよ。
とにかくこの半年で、とてもプライドが高く、自分に甘い人だということが分かった - 渡部を弄んでるよね、日テレ。オファー出して撮影して世間の反応を見る為にリークしてうわあかんぽいなと謝罪会見させて挙げ句お蔵入り。
結局渡部は復帰から大きく遠退き、奥さんも殴られ損
などの声が上がっています。
『笑ってはいけない』に出演のダウンタウン・松本人志さんは3日の会見前に、自身のツイッター上で「オレと渡部の共演は当分無いと思うよ~」とつぶやきました。
それに続いて6日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)では、番組の内容について詳細は明かせないと言いつつも、「今年の年末の『笑ってはいけない』は、お子さまからおじいちゃん、おばあちゃんまでお年寄りまで楽しめる番組に仕上がってると思うので是非ご覧ください」と語っており、お蔵入りが決定したのは間違いないとみられます。
ただ、『笑ってはいけない』は年末の本編に入り切らなかった未公開シーンを含めた完全版を、年明けの特番でオンエアするというのが恒例となっているので、アンジャッシュ渡部建さんの登場シーンは完全版でオンエア、もしくは毎年11~12月に発売されるDVD・Blu-rayの方に収録される形になるのではとも予想されています。
しかし、スポニチによればお蔵入りの方向で調整しているとのことから、出演していたこと自体無かったことにされる可能性もありそうで、もしそうなったとしたら3日の謝罪会見も完全なやり損となりますが、これも全て自業自得でしょうかね。