『第59回日本レコード大賞』新人賞はバーニング周防郁雄社長のお気に入り? トイレの神様・植村花菜も…

年末恒例となっている音楽の賞レース『日本レコード大賞』（略称：レコ大）開催まであと3ヶ月以上ありますが、すでに今年の新人賞受賞者が内定したという噂があるとニュースサイト『サイゾーウーマン』が報じています。

記事によると、内定が噂されているアーティストは、宮崎県出身のシンガーソングライター・NOBUさん（旧名＝N.O.B.U!!! 29歳）だといい、NOBUさんが新人賞の受賞者に内定した背景には、レコ大に深く関わっている大手芸能事務所『バーニングプロダクション』の猛プッシュがあるようです。

＜↓の画像が、NOBUさんの写真＞

NOBUさんは小学生の頃からバンドでドラムを担当するなど、子供の頃から音楽活動を行い、2005年にはヤマハ主催のオーディションの九州大会で優勝を果たし、2007年からソロ活動を開始しました。

2008年には自主制作シングルをリリースし、同年夏には10代アーティスト出演のロックフェス「閃光ライオット」（SCHOOL OF LOCK!、TOKYO FM、Sony Music、au主催）に出演。

その後もソロ活動を続け、2012年8月に『ユニバーサルミュージック』内のレーベルからメジャーデビューを果たしました。

• NOBU『いま、太陽に向かって咲く花』公式MV（YouTube）

しかし、その後一度レーベルから契約を切られてしまったのですが、今年7月に『ユニバーサルミュージック』から再びメジャーデビューしており、音楽業界関係者はNOBUさんについて、「彼の場合は実力や人気うんぬんでなく、業界の超大物から熱烈な支援を受けていることで、一般層というより、業界内でその評判が徐々に広まりつつあります」と語っています。

この超大物業界人というのが、“芸能界のドン”といった異名を持つ『バーニングプロダクション』の周防郁雄社長だといい、スポーツ紙のデスクはNOBUさんについて、「現在、周防社長から、新人では考えられないほどの好待遇を受けています。各地でのプロモーション活動は、全て周防社長が支援している状況のため、スポーツ紙の音楽担当記者は、NOBUの出身地の宮崎など、どこへでも取材に飛ばされています。そして、読者のことはお構いなしで、スポーツ紙に何度も彼の記事が掲載されているわけです。」と証言。

周防郁雄社長は過去にも新人アーティストを猛プッシュし、業界内を騒がせたことがあったそうで、2010年に『トイレの神様』が大ヒットしたシンガーソングライター・植村花菜さん(34)は、周防社長から気に入られて猛プッシュされていたといいます。

植村花菜さんはその年の『第43回日本有線大賞』で有線音楽優秀賞、『ベストヒット歌謡祭2010』でゴールドアーティスト賞を受賞し、『NHK紅白歌合戦』にも初出場を果たしているのですが、これは周防郁雄社長のプッシュがあったからのようです。

＜↓の画像は、2010年に紅白初出場した植村花菜さんの写真＞

そして、今年のレコ大で新人賞内定と噂のNOBUさんについては特に力を入れている様子で、レコ大の新人賞だけでなく、『NHK紅白歌合戦』への出場を狙っているという話も出ているとのことです。

レコ大については、昨年10月に週刊誌『週刊文春』が買収疑惑をスクープしており、『バーニングプロダクション』側が2015年のレコ大で大賞を受賞した三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBEが所属する『LDH』に対して、“年末のプロモーション業務委託費”として1億円を請求していたと報じました。

この件に関わっているとされる各事務所（バーニングプロダクション、LDH、エイベックス）、後援のTBSは買収疑惑に対して否定コメントすら出さずに完全スルーし、黒い疑惑が浮上し物議を醸す中で、予定通りレコ大は開催されました。

レコ大は以前から“出来レース”などと言われていたのですが、1億円で買収したという黒い疑惑の浮上によってレコ大の信用はさらに落ち、終了させるべきといった声が多く上がっています。

それにも関わらず、そこまで売れていない新人に新人賞を与えるのか、それとも今年は本当に活躍したアーティストに受賞させるのか、引き続き今後の動向に注目していきたいところですね。