今年のキングオブコント2025決勝の結果。ロングコートダディ優勝に納得の声相次ぐ
コント日本一決定戦『キングオブコント(KOC)2025』の決勝戦が11日に行われ、『ロングコートダディ』が18代目王者となり、賞金1,000万円を獲得しました。
今年のキングオブコントは史上最多の3,449組がエントリーし、決勝進出したのは『しずる』(決勝進出は9年ぶり5回目)、『ロングコートダディ』(2年連続4回目)、『うるとらブギーズ』(4年ぶり4回目)、『や団』(4年連続4回目)、『ファイヤーサンダー』(3年連続3回目)、『青色1号』(初)、『ベルナルド』(初)、『元祖いちごちゃん』(初)、『レインボー』(初)、『トム・ブラウン』(初)の10組でした。
審査員は昨年に引き続き、『東京03』の飯塚悟志さん、『バイきんぐ』の小峠英二さん、『ロバート』の秋山竜次さん、『かまいたち』の山内健司さん、『シソンヌ』のじろうさんが務め、各審査員の持ち点は100点(500点満点)で審査し、上位3組がファイナルステージ進出のルールとなっています。
ファーストステージを突破したのは、ロングコートダディ(474点)、『や団』(473点)、『レインボー』(464点)の3組でした。
そして、ファイナルステージの得点は、ロングコートダディが471点、や団が464点、レインボーが454点で、ロングコートダディが合計945点で初優勝を飾りました。
- 1位:ロングコートダディ(吉本興業)945点
- 2位:や団(SMA NEET Project)937点
- 3位:レインボー(吉本興業)918点
- 4位:青色1号(太田プロダクション)458点
- 5位:しずる(吉本興業)457点
- 5位:ファイヤーサンダー(ワタナベエンターテインメント)457点
- 7位:トム・ブラウン(ケイダッシュステージ)451点
- 8位:うるとらブギーズ(吉本興業)448点
- 9位:元祖いちごちゃん(浅井企画)447点
- 10位:ベルナルド(マセキ芸能社)445点
今年のキングオブコントの結果発表を受けてネット上では、
- 納得の優勝でした。本当に面白かった。ここまでも何度も出場しては負けてしまってたけど、何回も笑わせてもらった。最高でした。おめでとうございます。
- 今年は上位3組とそれ以外の差がハッキリしてたかな
- 最後の最後でやっと例年通りの面白いネタが出て来たって感じでした。ロングコートダディまでコケたら凄いレベルの低い大会だったと思う。
- 最も安定したコントを見せてくれました。オチも裏切らないし、ネタ全体のテンポもすごく良い。そして二人とも特異なキャラを演じる力が凄い。
- 飯塚さんのロングコートダディはずっと面白かったという最後のコメントが全てですよね。毎年毎年、よくこれだけ安定して高いレベルで面白いネタをつくれるなと思います。
優勝まであと少しということが多かったですが、ようやく優勝できて良かった
などの声が上がっています。
ロングコートダディは2009年からキングオブコントに挑戦し、初めて決勝進出を果たした2020年と2度目の2022年は7位、そして3度目の昨年は準優勝で、1位の『ラブレターズ』とはわずか1点差で惜しくも優勝を逃しました。
ロングコートダディは芸人たちからもネタが高く評価されており、コントだけでなく漫才のクオリティも高く、『M-1グランプリ』では2021年に初めて決勝進出して4位、2022年は3位に入りました。
また、今年初めて日本テレビ&読売テレビが開催したコント・漫才の2刀流No.1決定戦『ダブルインパクト』では、1位の『ニッポンの社長』とはわずか2点差でした。
そして、今年のキングオブコントでも優勝の最有力候補として名前が挙げられていた中で、ついに優勝を果たしましたが、安定感のあるネタで優勝にも納得です。
ロングコートダディは元々メディア露出が多く、2年前から『ラヴィット!』(TBS系)の水曜隔週レギュラーなどを務めていますが、ついにキングオブコントの王者となったことで大ブレイクとなる可能性は十分ありそうで、今後のさらなる活躍に期待したいですね。
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大会増えすぎて何か新鮮味がなくなってきた。寧ろさんまさんと太田の漫才の方が特別感あって嬉しさがあったわ
ロングコートぐらいの実力ならそりゃ優勝するのも時間の問題だよな