年末恒例となっている『第57回輝く!日本レコード大賞』(TBS系)の総合司会者と、各賞受賞者が20日に発表されました。
昨年に引き続き、同局の安住紳一郎アナウンサーと女優の仲間由紀恵さんが総合司会を務め、安住アナは4年連続4度目、仲間さんは2年連続2度目となります。
そして、各賞の受賞者についてですが、日本レコード大賞の候補作品となる優秀作品賞には、
AKB48の『僕たちは戦わない』
三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBEの『Unfair World』
西内まりやさんの『ありがとうForever…』
西野カナさんの『トリセツ』
きゃりーぱみゅぱみゅさんの『もんだいガール』
ゲスの極み乙女。の『私以外私じゃないの』
AAAの『愛しているに、愛せない』
氷川きよしさんの『愛しのテキーロ』
三山ひろしさんの『お岩木山』
水森かおりさんの『大和路の恋』
の10曲が選出されました。
最優秀新人賞の候補となる新人賞には、lol(エルオーエル)、こぶしファクトリー、花岡なつみさん、安田レイさんの4組が選ばれ、特別賞には『あったかいんだからぁ♪』のお笑いコンビ・クマムシ、福山雅治さん、最優秀アルバム賞はサザンオールスターズの『葡萄』、最優秀歌唱賞は松田聖子さんが受賞。
また、作曲賞はクミコさんの『うまれてきてくれて ありがとう』を手掛けたつんく♂さん、編曲賞はいきものがかりの『あなた』、大原櫻子さんの『瞳』を手掛けた亀田誠治さん、作詩賞は山内惠介さんの『スポットライト』、北川大介さんの『横濱の踊り子』を手掛けた喜多條忠さんが受賞。
日本レコード大賞、最優秀新人賞の発表の模様は、12月30日にTBS系で18時30分から生放送され、2年連続で司会を務める仲間さんは「2年連続で司会という大役を頂き、大変光栄に思っております。1年の日本の音楽シーンの集大成となる、華やかな音楽の祭典を盛り上げられるように精いっぱい頑張ります」、4年連続で司会を務める安住アナは「アナウンサーとして年末のこの式典の司会をすることは至上の興奮です。仲間さんとアイデアを出し合って歌の輝きを存分にお伝えして参ります」と意気込みを語っています。
そして、これに対してネット上では、
- 興味がなくなった。昔はもっとドキドキがあったのに…
- 今年はどこの事務所が一番金持ってるのかな?(笑) 出来レース過ぎてもう見なくなった
- レコード大賞ってみんなが大体知っている曲がなると思いますが、最近は全く知らない曲ばかりで訳が分かりません
- ここまで権威が落ちた賞もなかなかない。売れてもここにでないのが名誉って感じ
- もうレコード大賞は止めた方が良いと思う
- この中から今年の大賞選ぶんですか…?無理やり選ぶくらいなら、たまには『該当作品無し』な年があってもいいと思いますよ。
- これは、歴代で一番ダメなレコード大賞になりそう。ここまでひどいのは初めて見た。ダメだ~。日本の音楽界がどんどんダメになっていく。
などのコメントが寄せられていました。
レコード大賞にはかねてから出来レース疑惑があり、アーティストの所属事務所などによる投票券を持っているメディアへの過剰な接待、大手が持ち回りで大賞を受賞している等といった噂が囁かれていることから、今年も世間からは冷ややかな声が上がっています。
今年は例年以上にヒット曲が生まれておらず、大賞の候補に挙がった優秀作品賞10曲もあまりパッとしないことから特に注目度が低く、昨年は平均視聴率15.6%(関東地区)と好視聴率を記録したものの、今年は10%前後にまで落ちる可能性は十分にあるでしょう。
そして、今年は誰が大賞を受賞するかについてですが、結成10周年を迎えたAKB48が受賞するのではないかと昨年の時点で囁かれていました。
結成10年だけでなく、総監督である高橋みなみさんがまもなく卒業となることもあり、予想通りAKB48がレコード大賞を受賞する事になるかもしれないのですが、昨年大賞を受賞するのではないかと言われていた西野カナさんが今年大賞を受賞する可能性もあることから、果たして誰が大賞を受取するのかに注目したいですね。