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深イイ話の最終回は来年3月か。行列のできる法律相談所は継続も…島田紳助が過去出演番組が消滅へ。

人生が変わる1分間の深イイ話が来年終了情報、理由は番組内容の変化? 視聴率問題無しもマンネリ化、月9も好調で…

2008年2月から放送のバラエティ番組『人生が変わる1分間の深イイ話』(日本テレビ系 月曜21時)が、来年春をもって終了することをニュースサイト『日刊大衆』が報じています。

『深イイ話』は2008年2月末からレギュラー放送がスタートし、元日本テレビでフリーの羽鳥慎一アナウンサーが司会、元お笑いタレント・島田紳助さんがスペシャルコメンテーターを務め、紳助さんが2011年8月に芸能界を引退後は、今田耕司さんが2代目を務めています。

番組の平均世帯視聴率は10%前後で推移し、11月29日放送回は世帯視聴率が9.9%、民放各局が指標としているコア層(13~49歳の男女)の視聴率も5.8%と、まずまずの視聴率を獲得しています。

それにも関わらず、『深イイ話』が来年春に終了する理由について芸能プロダクション関係者は、「日テレは今後の伸びしろや、今後も続けていく意味があるかを重視して、番組の存続を決める傾向があります。『深イイ話』は来年で15年目に入る長寿番組ですから、ここ数年はネタ切れ感も否めない。番組スタート時のコンセプトからもズレが出てきて、何の番組なのか分からなくなってきている」としています。

『深イイ話』は元々、「1分間の深イイ話」のVTRを見た後にパネラーたちが、深イイ話(感動話)か否かをレバーを使ってジャッジするという内容で、全員が深イイ話だと判定したらエピソード投稿者に賞金5万円が贈られ、話が採用されただけでも3万円の金券が贈られるものでした。

しかし、数年前から番組内容が変化していたと芸能プロ関係者は指摘し、「有名人の家族に密着したり、有名人の家族からその有名人が誰なのか推理するクイズ、羽鳥さんの住宅訪問など、もともとの“深イイ話を見る”というコンセプトからはだいぶズレてきていた」としており、番組制作費が高かったことも終了の要因として考えられるとしています。

それに加えて、裏番組であるフジテレビ系の月9ドラマが近年、視聴率を上げていることも要因として挙げられ、月9は一時期、平均世帯視聴率が10%を切るのが当たり前のような状態にあったものの、現在は安定して10%以上の数字を獲得し、コア視聴率も高いことなどから、『深イイ話』の存在感が薄れていたとのことです。

『日刊大衆』はこのように伝えているのですが、番組がスタートした当初から内容が大きく変化するというのはよくあることで、『深イイ話』と同じく島田紳助さんが出演していた『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系 日曜21時)も、様々な法律問題について弁護士集団とゲストがトークする内容だったものの、徐々に法律関連の話題は減少し、ただのトークバラエティ番組となりました。

その後も番組の平均世帯視聴率は10%以上をキープしていましたが、番組内容の変化に視聴者からは不満や疑問の声も上がっていました。

そして、放送20年目に突入した今年、番組名から「法律」を消して『行列のできる相談所』に改め、内容もリニューアルしました。

日本テレビは今年4・10月の改編について“生活者ファースト”を意識した改編になっていると説明し、コアターゲット戦略を基本としながら、「レギュラー番組の強化とリブランディング戦略を最大限に進めていく」としていました。

しかし、『深イイ話』は終了が決定したようですが、同番組も以前からマンネリ化が指摘されていて、前の方が面白かったとの声も少なくありませんでした。

また、日本テレビは2013年1月から不定期に『深イイ話』と『しゃべくり007』(月曜22時)の合体2時間スペシャルを放送していますが、ここ最近は視聴率が伸び悩み、9月放送回は平均世帯視聴率が7.4%、個人視聴率が4.0%となっており、こうした数字などから『深イイ話』の終了も仕方がなさそうです。

気になる『深イイ話』の後番組に関する情報は今のところ出ていませんが、好調な月9ドラマに対抗するために、どういった新番組をスタートさせるのか楽しみですね。

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