俳優・山田孝之さん(33)が出演するドキュメンタリー風ドラマ 『山田孝之のカンヌ映画祭』(テレビ東京系 金曜深夜24時52分)が6日深夜よりスタートし、天才子役として大ブレークした芦田愛菜さん(12)が出演していることで話題になっています。
このドラマは、フランス・カンヌで開催の世界で最も有名な国際映画祭『カンヌ国際映画祭』に出品する映画作品の製作を目指す山田さん、映画監督の山下敦弘さん(40)の取り組みに密着したドキュメンタリー風ドラマ。
ちなみに、ナレーションは女優・長澤まさみさん(29)が担当しています。
<『山田孝之のカンヌ映画祭』出演の山下敦弘監督、芦田愛菜さん、山田孝之さん>
山田さんらが製作するという映画では、アメリカの実在する連続殺人鬼のエドモンド・ケンパーを描くといい、その殺人鬼役を芦田さんが演じることが明らかとなっています。
『山田孝之のカンヌ映画祭』の撮影が開始したのは昨年夏で、昨年4月期放送の主演ドラマ『OUR HOUSE』(フジテレビ系 日曜21時)の撮影が終了したころから撮影が行われたものとみられるのですが、深夜枠の番組ということや番組内容から、以前の芦田さんでは出演オファーを受けなかったのではないかと囁かれています。
そして、ニュースサイト『サイゾーウーマン』が報じている記事では、テレビ東京の関係者が「芦田は、このところ仕事のオファーが激減しているそうで、事務所は背に腹はかえられぬと、この仕事を受けたといいます。」と語っています。
芦田さんは、2010年4月期放送の『Mother』(日本テレビ系)、2011年4月期放送の『マルモのおきて』(フジテレビ系)などへの出演で注目を浴びて大ブレークし、これまでに様々な賞を受賞するなどしています。
そんな芦田さんのことをバックアップしていたのは、大手芸能事務所『バーニングプロダクション』の周防郁雄社長だったと言われており、それもあって多くの仕事のオファーがあったものの、大ブレークしたことでギャラも高騰、加えて事務所側からの要求も増えていったそうで、それによって「いつしか使いにくい大女優のような存在になってしまいました」と芸能プロダクション関係者が明かしています。
芦田さんは大ブレークを果たした2011年には8本のドラマに出演したものの、2012年は3本、2013年は1本、2014年は3本、2015、2016年は1本ずつと明らかに仕事量が減少しており、今年は現時点で『山田孝之のカンヌ映画祭』のみ。
芦田さんは、主に子役が所属する芸能事務所『ジョビィキッズプロダクション』に所属しており、現在は同事務所所属の鈴木梨央さん(11)、寺田心くん(8)の方が多くの仕事をこなしており、同年代では『オスカープロモーション』所属の本田望結さん(12)の方がメディアへの露出量、注目度が高く、芦田さんをテレビで見る機会は以前と比べて減少しています。
<↓の画像左から鈴木梨央さん、寺田心くん、本田望結さん>
仕事の減少している原因は、ギャラの高騰や年齢的なことはもちろんのこと、シャーロット・ケイト・フォックスさんとW主演を務めた『OUR HOUSE』が大コケしたこともあるとみられ、このドラマは初回平均視聴率が4.8%、最終回で3.3%を記録し、全9話の期間平均視聴率は4.5%と散々な結果となっていました。
芦田さんは現在小学校6年生で今年3月には小学校卒業となり、4月には中学生になるという年齢から、今後のことを見据えて『山田孝之のカンヌ映画祭』への出演オファーを受け、仕事の幅を拡げようとしているともみられます。
深夜枠の番組であるため、ゴールデン枠の番組に比べて話題性は低く、今後の仕事に繋がるような結果を得られるのかどうかは分かりませんが、初回放送からツイッターのトレンドワード入りするなどの反響を呼んでいるため、今後の展開に注目したいですね。