かつて“癒し系”モデルとして人気を博した女優・井川遥さん(いがわ・はるか 48歳)が、阿部寛さん主演映画『ショウタイムセブン』(来年2月7日公開)の撮影でNGを連発し、現場を困惑させていたことや、木村拓哉さんとの“共演NG”トラブルを週刊誌『女性自身』が伝えています。
『ショウタイムセブン』は、国民的報道番組を降板させられた元人気キャスターの主人公が、テレビ局への爆破テロ予告をきっかけに犯人から交渉役に指名され、生放送中に命懸けで交渉に挑むキャスターの姿をリアルタイムで描いた作品で、井川遥さんは阿部寛さん演じる主人公とかつてバディを組んでいた報道記者を演じます。
阿部寛さんと井川遥さんの共演は、2016年放送の連続ドラマ『スニッファー 嗅覚捜査官』(NHK)以来となるのですが、女性自身によると井川さんが撮影現場でNGを連発し、スタッフたちは困惑状態になっていたそうです。
記事では映画関係者が、「『ショウタイムセブン』は2時間生放送の報道番組を舞台にしており、放送と事件とが同時並行で進められています。予想外のアクシデントに巻き込まれる緊迫感を表現するために、撮影では芝居を止めずに長回しを重視したといいます。実際、10分ぐらいの長いテイクも多かったそうです。そんななか、井川さんはセリフ覚えが不十分なまま撮影に訪れていたそうなのです。主演の阿部さんが完璧にセリフを覚えてきていたのとは対照的でした。井川さんは本番で20回ほどNGを繰り返し、長回しのシーンも何度も撮り直さなくてはならず、現場は困惑状態だったとか。ロケ現場に来てからは、真剣に台本を読んでいたようなのですが…」
と明かしています。
そんな井川遥さんの演技を巡っては、過去に木村拓哉さんとの因縁が報じられているとし、「2004年の月9ドラマ『空から降る一億の星』(フジテレビ系)で共演した木村拓哉さんから、“共演NG”に指定されてしまったことがあるというのは有名な話」
だとテレビ誌記者が明かしています。
<↓の画像は、『空から降る一億の星』で共演当時の井川遥さん、木村拓哉さんの写真>
井川遥さんは1999年に、東洋紡水着サマーキャンペーンガールとして芸能界デビューし、その後はグラビア活動などを経て、“癒し系”のモデル・女優として活躍の場を広げていき、『空から降る一億の星』に出演当時は引っ張りだこ状態でした。
しかし、演技経験が少なかったことで木村拓哉さんからの評価はあまり良くなかったといい、「それに加え、多忙のために変則的なスケジュールの井川さんに撮影の段取りが左右されるという状況も、木村さんにとっては面白くなかったそうです。それ以降、二人は共演していません」
としています。
それから20年経ち、井川遥さんは2006年11月22日に結婚した14歳年上のファッションデザイナー・松本与(まつもと・あとう 62歳)との間に、現在中学3年生の長女(15)と中学1年生の長男(12)をもうけて2児の母となり、2017年にはファッションブランド『loin.(ロワン)』を立ち上げるなどしていて、現在も多忙な日々を送っているといいます。
昨年には『突然ですが占ってもいいですか?』(フジテレビ系)で、仕事と家庭の両立に対する悩みを明かし、「撮影現場に来てると、日常生活の方が圧倒的にバタバタしてて、現場に来るのに一生懸命な感じがするんですよ。そのバランスが自分の中であまりにも取れていない。仕事と育児両立できるのかな、これでいいのかなって」
と語っていました。
そうした中で映画の撮影に臨み、NGを連発していたとのことでネット上では、
- 20回ものNGはふざけすぎ、共演者に失礼
- そう言う人は俳優に向かないと思う。周りに迷惑かけるし。CMだけにしとけばいいのに。
- やる気無いなら出なけりゃいいのに どの層に需要があるのか
- 昔からフワフワしたイメージだけのタレントですから
- 仕事舐めてるでしょ。育児と仕事の両立がとか。。。ただの言い訳。わがまま。
やれないなら引き受けるな。迷惑するのは本人でなく周り。自己中はマジ勘弁 - 井川遥好きだったんだけど、この記事が本当ならちょっとガッカリかも。だって、セリフ覚えてないと周りに迷惑かけるの分かってて、覚えないで来るんでしょ?
いくら子育て中とは言え、それはちょっとどうかと思うわ。
などの声が上がっています。
『ショウタイムセブン』には阿部寛さん、井川遥さんの他に、竜星涼さん、“めるる”こと生見愛瑠さん、吉田鋼太郎さんといった売れっ子俳優らが出演しており、限られたスケジュールや予算で製作を進める中で、セリフすらちゃんと覚えてこずに20回もNGを出されたらスタッフたちが困惑するのも当然で、これによって共演NGを出す出演者が出てもおかしくないのではと思います。
<↓の画像は、映画『ショウタイムセブン』メインキャストの写真>
女性自身によれば、セリフ覚えが不十分だった背景には多忙なことがあるのではないかと推測していますが、井川遥さんは2児の母親であり、ファッションブランドのディレクター業にも力を注いでおり、2022・2023年はそれぞれ連ドラ2本に出演していたものの、今年は女優業をセーブしていたようで、ドラマや映画には出演していませんでした。
そんな井川遥さんは2年前のインタビューで、ドラマや映画の出演オファーを受ける度に「その役は私に担えるだろうかと、要素を考えていくと毎回慎重になります」と語っていたのですが、慎重に考えてオファーを受けたにも関わらずNGを連発していたとのことで、子育てなどがある程度落ち着くまでは、しばらく女優業をセーブした方がいいのかもしれないですね。