2016年に所属事務所を移籍し、再スタートを切った女優・井上真央さん(いのうえ・まお 31歳)が主演のスペシャルドラマが、お蔵入りの危機にあることを3日発売の週刊誌『女性自身』が報じています。
記事によると、そのドラマは昨年夏に撮影が終了し、年末年始か3月末までに放送を予定していたものの、現在も放送時期が決まっていない状態にあるといいます。
井上真央さんは2016年8月にそれまで所属していた事務所を退社し、同12月までに俳優の岸部一徳さんが代表を務める『アン・ヌフ』へ移籍していたことが明らかになりました。
移籍後は女優業を再開させ、昨年10月期放送の『明日の約束』(フジテレビ系)で主演を務めたほか、来年6月公開の映画『焼肉ドラゴン』(鄭義信監督)に出演し、今年3月からはキリンビール『本麒麟』のCMにも出演中です。
そんな井上真央さんが主演のスペシャルドラマがお蔵入りの危機を迎えているという話が浮上しており、テレビ局関係者がその理由を明かしています。
そのドラマは井上真央さんと妻夫木聡さんのW主演で、2人は夫婦役を演じているといい、井上さんは事故で子供を亡くし半狂乱になってしまう妻を熱演しており、制作を手掛けたのは某地方局で、東京のキー局(日本テレビ、TBS、フジテレビ、テレビ朝日、テレビ東京)で全国放送されるはずだったそうです。
しかし、キー局内で派閥争いが勃発してしまったことから、放送日が決まらない状況にあるとのことです。
別のテレビ局関係者によると、そのキー局の編成部門トップが昨年交代し、入れ替わった2人はもともとライバル意識が強く、前任のトップが進めていたドラマをオンエアすることに対して待ったをかけたことによって、放送日がなかなか決まらないという状態に陥ってしまっているそうです。
そのため、多額の制作費をかけて制作したにも関わらず、ドラマの制作発表すら行われていない状態で、今後もし放送されるとしても今年の夏か年末年始になるだろうとみられているのですが、現時点では特に制作発表に向けた動きも見られないとのことです。
そして、この報道に対してネット上では、
- 内輪もめに役者を巻き込まないで欲しい
- 真央ちゃんがかわいそう 何その派閥争いって どんな思いでドラマを作ってきたかそれに関わる人みんながかわいそう
- ヒドイ話だな。堅実に努力してる彼女みたいな人がこんな苦労してるかと思えば、不倫しても清純派枠でシレ~っと大女優ぶってる人もいるんだから理不尽だわ。
- 一局員の私怨でお蔵入りとなったら堪ったもんじゃない。これでは井上を始めとするキャストがあまりにも哀れだ。
- マジでこんな下らない理由でお蔵入りとかにさせないでくださいよ。ファンにとっちゃ社内の派閥争いなんてまったく関係ない話だし。素晴らしいキャストが揃ってるのにこれでお蔵入りにさせたら本当にアホだな。
などのコメントが寄せられています。
井上真央さんと妻夫木聡さんが共演するという話は昨年7月にも『女性自身』が報じており、その時点では年末年始に放送予定だとしていました。
そのドラマはベストセラー小説が原作のサスペンスで、妻夫木聡さんは新聞記者の役を演じており、その妻役を演じる井上真央さんは、長男を殺した犯人に復讐を誓い逆上するシリアスな演技を披露しているとのことでした。
井上真央さんは2年ぶりの主演ドラマとなった『明日の約束』でも見事な演技を披露しており、ドラマの内容が暗かったこともあり全10話の期間平均視聴率が5.7%と伸び悩んだものの、ドラマ自体の評価はかなり高く、井上さんら出演者の演技も絶賛されていました。
それだけに妻夫木聡さんとのW主演ドラマにもかなり期待で、放送を待ち望んでいる方が多いため、是非とも今年中には放送してほしいものですが、果たして今後どうなるでしょうか…。