日本テレビの年越し特別番組『笑って年越し!THE 笑晦日(わらみそか)』(16時15分~26時)で、かつて日常生活に役立つ裏技などを紹介する内容で人気を博し、高視聴率を連発していたバラエティ番組『伊東家の食卓』(1997~2007年放送)が一夜限りで復活し、俳優・タレントの伊東四朗さん(86)ら伊東家のメンバーが再集結することが15日に発表され注目を集めています。
しかし、16日発売の週刊誌『女性セブン』は、伊東家で母親役を演じていた歌手・女優の五月みどりさん(本名=面高フサ子 84歳)の近況を伝え、現在は仕事をすることが困難な状態で、芸能界引退説も浮上しているとしています。
<↓の画像は、『伊東家の食卓』出演者の写真>
五月みどりさんは2019年11月放送の『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に出演し、元歌手の長女・千愛さん(ちえ 旧芸名=水沢絵里 56歳)と共演しており、番組では今年2月にひ孫が誕生したことなど、家族とのエピソードなどを明るく元気に語り、2019年4月から1年間放送のドラマ『やすらぎの刻〜道』(同)に出演していたのですが、それ以降は公の場に姿を見せていないそうです。
<↓の画像は、4年前に『徹子の部屋』出演時の五月みどりさん、長女・千愛さんの写真>
芸能関係者は五月みどりさんの近況について、「3度目の離婚後は元マネジャーさんと長く事実婚状態で、悠々自適な生活を送っていると聞いています。でも、仕事は昨年の夏からすべて断っているとか」「(今年芸能生活65周年を迎え)イベントなどを行うかと思っていたのですが、それもなく、業界内では重病説や引退説まで流れているほどです。日テレ局内でも『五月さんは出演困難だろう』と諦めモードだとか」「いま、局内では五月さんの“不在”をどう処理するのか議論されているようです。亡くなったという設定で、“相続問題の裏ワザを”なんて、冗談でもできませんしね……。このままだと大幅な企画変更の可能性もあります」
と明かしています。
また、伊東四朗さんも体調不良が懸念されているそうで、「最近、伊東さんは足の調子が悪いらしく、立ったままでの撮影が難しい。本作の主演を務める北大路欣也さん(80才)は“死ぬまでやりたい”と意気込んでいますが、幼なじみ役の伊東さんのシーンは年々減っています」
とテレビ局関係者が語っています。
五月みどりさんの芸能界引退説は今年2月にも『女性自身』が報じており、五月さんは2018年に『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)に出演した際、受け答えがあやふやだったことで認知症を疑う声が関係者の間で上がり、その前からドラマのセリフが覚えられなくなるなど異変が見られたとしています。
五月みどりさんは、神奈川・湯河原の自宅近くや熱海でギフトショップを経営しているのですが、以前までは頻繁に店に顔を出してファンと交流していたものの、最近は店にも顔を出すことがほとんど無くなり、自宅に引きこもり状態にあるとのことでした。
ただ、五月みどりさんの所属事務所は女性自身の取材に対して、「83歳ですから、物忘れは当然ありますよ。ただ、食欲もありますし至って元気です」
と重病説を否定していました。
表舞台から姿を消した理由については、「実は五月は、新型コロナウイルスのワクチンを一度も接種していないのです。不整脈で病院に行った時以来、注射を怖がるようになってしまい……。医者からも『怖がるなら無理に接種しなくてもいいのでは』と言われたこともあり、今でも打たずにいるのです。とはいえ、コロナに感染したら年齢的にも重症化のリスクがあります。そうした不安もあって、五月は今は人前に出るのを怖がっているのです」
と説明していました。
同様の理由で、女優・タレントのあき竹城さん(享年75)も2020年をもってレギュラー番組『炎の体育会TV』(TBS系)などを降板し、表舞台から完全に姿を消したのですが、昨年12月に個人事務所が訃報を伝えた際に、約2年前から大腸ガンで闘病していたことも明らかにしています。
また、五月みどりさんと同い年の中村玉緒さんも表舞台から姿を消し、昨年に深夜徘徊で警察沙汰になっていたことを女性セブンに報じられ、本人や所属事務所は認知症疑惑を否定していたのですが、今年に入って介護施設に入居していたことが明らかになっています。
五月みどりさんもすでに4年も事実上の芸能活動休止状態にあり、認知症を疑われる言動もみられたとのことから、年末の特番に登場する可能性はかなり低そうですが、番組レギュラーだった五月さんのほか、伊東四朗さん、布施博さん(65)、RIKACOさん(57)、元V6・三宅健さん(44)、山口美沙さん(39)が久しぶりに顔を揃えるのかどうかにも注目したいですね。