女優の二階堂ふみさん(22)が念願だったという初の教師役を演じたスペシャルドラマ『がっぱ先生!』(日本テレビ系)が23日に放送され、平均視聴率が7.2%(関東地区)と2ケタに届かず、この結果を受けてネット上では二階堂さんに対して「ドラマの主役はまだ無理」という声が上がっているようです。
二階堂さんがこのドラマで24歳の新米教師・村本愛子を演じ、初めて担任することになったクラスの児童たちやその親、教師たちと向き合いながら、持ち前の明るさや頑張りで空回りしながらも、奮闘して成長していくという物語。
二階堂さんの他に、坂口健太郎さん、田畑智子さん、阿部サダヲさん、岸本加世子さんらが出演していました。
<二階堂さんの初主演ドラマ『がっぱ先生!』>
二階堂さんは2007年に、TOKIOの山口達也さんが主演の連続ドラマ『受験の神様』(日本テレビ系)で女優デビューし、2011年には『劇場版 神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴り止まないっ』で映画初主演を果たして様々な映画賞を受賞。
2012年には『ヒミズ』や『悪の教典』などの作品に出演し、第36回日本アカデミー賞で新人俳優賞を受賞するなどしました。
2013年には『脳男』、『地獄でなぜ悪い』、『四十九日のレシピ』に出演し、第56回ブルーリボン賞の最優秀助演女優賞を受賞し、2014年に『私の男』で主演を務めて第38回日本アカデミー賞で優秀主演女優賞。
演技力が高く評価されて数々の映画賞を受賞し、まだ20代前半であるものの、演技派女優とも言われている二階堂さんなのですが、映画への出演が多い一方でテレビドラマへの出演が少ないこともあり、これといったドラマの代表作もなく、名前は聞いたことがあるものの、顔が出てこない、どのような女優なのかよく知らないという方も少なくなく、広く知られるようになったのはここ1、2年といったところです。
そうしたこともあり、今年7月期に放送された藤原竜也さん主演の『そして、誰もいなくなった』(日本テレビ系 日曜22時)で、民放の連続ドラマで初のヒロイン役を務めたものの、あまり注目を集めることが出来ず、それも影響してか全9話の期間平均視聴率は8.3%と、微妙な結果となっていました。
そして、『がっぱ先生!』でテレビドラマ初主演を務めたものの、平均視聴率は7.2%と2ケタに届きませんでした。
ちなみに、同時間帯にテレビ朝日系で放送の『明石家さんまのコンプレッくすっ杯 貧乏王者・風間vs最強モンスター学者SP 』が10.1%、TBS系で放送の『謝りたい人がいます。~芸能人が初めて明かす、人生最大の後悔SP~』、テレビ東京系で放送の『所さんのそこんトコロ【驚きっぱなし!初公開だらけ映像祭り2時間SP】』が10.2%、フジテレビ系で放送の『金曜プレミアム・誘拐ミステリー超傑作 法月綸太郎 一の悲劇』が7.2%となっており、フジテレビと並んで民放最下位でした。
これに対してネット上では、
- 顔も可愛いし、演技もうまいけど。好感度が低すぎる。出てきたら嫌いって思っちゃう。星野源とか菅田将暉とか、好きだったけど、このこと絡むと皆、魅力がなくなっちゃう。
- 好感度がない。サダヲのファンだから録画をしたけど二階堂が嫌いだからまだみてない
- 宮崎あおいに似てるんだけど、残念ながら宮崎あおいの方が可愛いし。芸能人同士で似てるって・・・個性が売りの芸能人にしてみたら、実は致命傷だよね。演技もまだ(?)下手だし、ずっと比べられるし、残念。
- 悪いけどこの子には先生役は向いてない。ただ、今人気だし〜で選ばれた感がある。まあ、最近のドラマとかってそんなもんだよねー
- 観たいと思わない。ゴチもさっさとクビになってほしい。
などのコメントが寄せられています。
二階堂さんは今年1月より、バラエティ番組『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)の人気コーナー「グルメチキンレース・ゴチになります!」にレギュラー出演し、その他にも様々なテレビ番組に出演するようになったこともあり、以前に比べて知名度が上がってきているのですが、これまでに新井浩文さん、菅田将暉さん、星野源さんらとの熱愛が報じられ、恋多き女優というイメージが付いてしまっており、好感度も高くないことから、ドラマで数字を獲るのは難しく、ゴールデン・プライム帯(19~23時)の連ドラで主演を務めるのはまだ無理かもしれませんね。
そんな二階堂さんなのですが、演技力の評価は高いこともあり、今年公開の映画5本に出演しており、10月1日に公開される福山さん主演の『SCOOP!』でヒロイン役を務め、同15日公開の佐藤健さん主演の『何者』にはメインキャストとして出演しています。
二階堂さんは今年で22歳とまだ若いことから、演技力をさらに磨いて女優としてステップアップし、ドラマでも数字を穫れるような女優に成長することに期待したいですね。