2013年に放送されたNHK連続テレビ小説『あまちゃん』で大ブレークし、昨年公開の『ホットロード』と『海月姫』と2本の映画に出演した女優の能年玲奈さん(22)は、事務所独立騒動によってメディアへの露出量が激減しており、10月1日には、2012年4月よりパーソナリティーを務めていたラジオ番組『SCHOOL OF LOCK!』(TOKYO FM)内のコーナー「GIRLS LOCKS!」から卒業となり、これでレギュラー出演している番組がゼロとなりました。
そんな能年さんの姿を見られるのは、現在放送されているかんぽ生命のCMとブログのみとなっており、芸能界から完全に消えてしまうのも時間の問題なのではないかと危惧する声が多く上がっていますが、NHKからは「能年待望論」が噴出しているといいます。
ニュースサイト『アサ芸プラス』が報じている記事によると、『あまちゃん』での演技が高く評価されており、能年さんを起用するドラマの企画が常々上がっているそうで、NHK東京本局に勤務する40代局員によると、単発のドラマだけではなく、NHK大河ドラマの主演に抜擢したいと熱心に説く人間が局内にはいるといい、現在放送されているバラエティ番組でもキャスティングのリストに名前が挙がっていたそうです。
民放局では能年さんの名前は全く挙がっていないと噂されており、NHKが能年さんを起用したいと思っているのであれば、まだ望みがありそうなのですが、能年さんと所属事務所・レプロエンタテインメントの契約は来年の6月までと言われています。
また、レプロから退社した後に新たな事務所を見つけるにしても、一度大手の芸能事務所を離れてしまうと別の事務所に所属するのは困難となりますし、もし今年1月に設立した個人事務所「株式会社三毛andカリントウ」が能年さんの仕事を請け負っていくとしても、各メディアはレプロの顔をうかがい、仕事のオファーはほとんど来ないのではないかと言われています。
そうしたことから、大河ドラマへの出演などの話は幻で終わってしまうのではないかと思われるのですが、能年さんは今年の七夕に「一生演技ができますように」と書いたり、4月に週刊誌『週刊文春』の直撃取材を受けた際には、「私は仕事をしてファンの皆さんに見てほしいです。私は仕事がしたいです」と答え、ブログやラジオでも「もっと仕事がしたい」と語っており、これからもその気持を持ち続け、いつかまた女優として活躍する姿を見せてほしいものですね。