作家・タレントの乙武洋匡さん(おとたけ・ひろただ 42歳)が、18日放送の情報・ワイドショー番組『ワイドナショー』(フジテレビ系 日曜午前10時)に出演し、義足を装着して歩行する姿を披露することが明らかになりました。
乙武洋匡さんは生まれつき両腕と両足がない先天性四肢切断という障害を抱えており、これまでは移動時などには電動車イスを使用していましたが、13日に更新したインスタグラムでは「乙武、再始動。」と綴り、義足を装着して仁王立ちする姿を披露したことで大きな話題になりました。
<↓の画像が、乙武洋匡さんがインスタグラムで公開の仁王立ち写真>
同日に東京・渋谷で開催されたイベント『2020年、渋谷。超福祉の日常を体験しよう展』のシンポジウム『JST CREST xDiversity』では、乙武洋匡さんが1年以上にわたって義足を装着し歩行訓練を行い、『ソニーコンピュータサイエンス研究所』が開発のロボット技術を駆使した義足を装着した上で、約7メートル歩行する姿が映像で公開されました。
そして、18日放送の『ワイドナショー』でも乙武洋匡さんが幼少期以来約40年ぶりに義足を装着し、トレーニングを積む姿をVTRで紹介するそうで、乙武さんは太ももの付け根付近からの義足になるため、ヒザ部分にはモーターが付いた特殊な義足が作られ、1年以上前から歩行訓練を行って徐々に足の長さを伸ばしていく様子や、義足の重さは片足だけで10キロにもなることなどを紹介するといいます。
<↓の画像は、乙武洋匡さんが装着の義足の写真>
スタジオでこのVTRを視聴した司会の東野幸治さん、レギュラーコメンテーターのダウンタウン・松本人志さんらは「すごいこと」だと感激し、乙武洋匡さんは「松本さんと肩を組みたかった」と言って、義足を装着した上で松本さんと肩を組む姿を披露しているといいます。
<↓の画像が、義足を装着して歩行する姿をテレビ初披露した乙武洋匡さんの写真>
そんな乙武洋匡さんに対してネット上では、
- 義足をきっかけに、また新たに違った自分らしい人生の一歩を歩んで、視聴者に体験談を話してほしい
- いろいろありましたけど、どん底の時に救ってくれた松ちゃんと肩を組みたいという願い、義足に挑戦など、そこは応援したい
- 人柄は別として素晴らしい事だと思う。生まれてから歩いたことのない人が歩けるようになった感動なんて一般人には想像すらつかない。
- 色々あっただろうけど…十分制裁は受けたんじゃないかな?これからは、障害があっても明るく頑張ってる姿を見せ前向きに頑張って欲しいです。
- 乙武氏いろいろ波紋がある方だが、これは希望が持てるいい光景。何とか自由になる義手もあればいいですね。
などのコメントが寄せられています。
乙武洋匡さんと言えば2年前の2016年3月に、複数の女性との不倫スキャンダルを週刊誌『週刊新潮』にスクープされ、それから半年後の同9月には、大学時代から交際して結婚した妻・仁美さんと離婚したことによって、世間からは猛バッシングを受けることになりました。
さらに、今年3月には『スポーツ報知』に20代の美人女子大生との真剣交際がスクープされ、この報道に対しても色々と批判が寄せられる事態となっていましたが、今回の義足を装着して歩行に挑戦する姿には応援コメントが多く寄せられています。
乙武洋匡さんは膝から下ではなく、足の付根付近から義足になることもあり、歩行訓練は相当大変だと思いますし、日常的に使用出来るようになるまでにはかなり時間がかかるものとみられますが、いつか電動車イスを使用しなくても外出できるレベルにまでなることに期待したいですね。
また、義足だけでなく義手の技術も今後さらに発展していき、自分の腕として様々な動作が可能にればいいなと思います。