元日本維新の会で無所属の丸山穂高・衆議院議員(まるやま・ほだか 35歳)が、自身の言動を非難した歌手・和田アキ子さん(69)や俳優・坂上忍さん(52)にツイッター上で噛み付き、ネットでは物議を醸しています。
丸山穂高議員は2012年の衆議院議員選挙で初当選、その後2014年、2017年の衆院選でも当選し現在は3期目の衆院議員で、今年5月には北方四島交流事業で国後島を訪問し、滞在先の日本人とロシア人の友好の家で泥酔、訪問団団長の記者取材中に割り込み、「戦争でこの島を取り返すのは賛成ですか、反対ですか」「戦争しないとどうしようもなくないですか」などと問題発言をしました。
さらに週刊誌『週刊文春』の報道では、「オレは女の胸を揉みたいんだ!」「女のいる店で飲ませろ」「女を買いたい」などの発言をしていたとされ、一方の『週刊新潮』は、ロシア人家族の5歳ぐらいの女の子に抱きつき、キスを繰り返していたと報じられています。
ちなみに、丸山穂高議員は2015年末にも飲酒後に一般人とケンカになるトラブルを起こしており、これを受けて禁酒誓約書を幹事長に提出し、「今後の議員在職中において公私一切酒を口に致しません。」と宣言していましたが、これを破ってトラブルを起こしています。
これらの言動が問題視され、元島民らから謝罪を求められる事態となったほか、日本維新の会代表で大阪市の松井一郎市長が厳重注意し、「戦争しないとどうしようもなくないですか」といった発言を撤回、謝罪するよう指示しましたが、丸山穂高議員は当初、「賛成か反対か聞いただけ」「別にそういう話があってもいい、何がダメなのか分からない」「真意を切り取られて心外」「言葉尻だけとらえられても困る」といった趣旨の反論を行い猛バッシングを浴び、最終的には問題発言を撤回、謝罪しました。
その後、衆院議院運営委員会が求めた理事会での聴取を欠席し、「適応障害のため、2ヶ月間の休養が必要」という内容の医師の診断書を提出、それから1ヶ月後の6月25日に国会に姿を現し、記者の取材に対しては「ぶれずにしっかり仕事をしていくことで任期を全うしたい」と話し、議員辞職しない考えを改めて強調しました。
この他にも、「ただちに自ら進退を判断するよう促す」という糾弾決議案が提出されたことについて、「北方領土を70年以上不法に占拠しているロシアに対して出すなら分かるが、私自身に出されることに対しては非常に遺憾だ」などと発言しています。
そんな丸山穂高議員に対して和田アキ子さんは6月29日放送のラジオ番組で、「丸山さんって私は変わった人だなあって」「勉強もされて私より賢い人なんでしょうけれど、あまりにもレベルが低すぎて。いろんな嫌なことがありますけど、私はこの人が出るとあんまり画面見ない。チャンネル変えますね」
などと非難し、「誰かちゃんと教えてあげる人がいないんじゃないかしら。分かっていないんじゃないでしょうか、自分がやっていることとか」
と指摘していました。
これに対して丸山穂高議員はツイッター上で、「偶然の一致というか私も見ていて和田さん出たらチャンネル変えてますね。一緒で光栄です。というか最近はほぼテレビで姿見ないし、紅白すら出てないようですが。」と応戦しました。
<↓の画像が、丸山穂高議員のツイート写真>
また、7月2日放送の『バイキング』(フジテレビ系)で丸山穂高議員の発言を取り上げ、司会の坂上忍さんは「ヒロミさん、やっちまいましたね」とタレント・ヒロミさんに話を振り、「この人はなんなんだろう。政治のことならまだしも、和田アキ子に噛みつくとは…」と呆れた様子を見せ、坂上さんも丸山議員の発言は「あまりにも品がない」と切り捨てていました。
ゲスト出演したエッセイスト・タレントの安藤和津さんも、「着実に50年以上キャリアを積み上げてきた大先輩のアッコさんに対してこういう物の言い方をするって、頭がいいことがこの世の中でどうってことないっていうの、よーく世の中のお母さん覚えておいて欲しい。一番大事なのは人間性。品性が無い。ツイートされてもいいけど、人として一番肝心なところを彼は失ってしまっている」
と厳しく批判していました。
そして、丸山穂高議員は『バイキング』での自身の特集を受けてツイッターを更新し、「フジTVのバイキング、公共電波使ってまたまた宣伝ありがとうございます。番組出てくれとかいうFAXをうちの事務所に頂いていたみたいですが、司会してる坂上忍さんの飲酒運転で器物破損逃亡劇の件をやるなら少しばかりは検討しますけど、、残念だな~。テレビで自分が映るのを見られるのは少し面白い。」とツイートし、新たな燃料を投下しています。
こうした丸山穂高議員の言動に対してネット上では、
- 本当に精神が幼稚
- あまりにも幼稚で愚かな発言
- 病気。関わっちゃいけない人間
- 余程暇なんですね、毎日TV三昧ですか??????それでも毎月歳費は出てるんだよね・・・・・
- 芸能人がコメントしたら過去の失敗や紅白で見ないけどと嫌味まで発言。イメージかなり変わっちゃったなぁ。もう変人で怖い人にしか思えない。
- ここまで来ると、一生病院に入っていて欲しい。と言うか、Twitterが出来る元気があるのだから、明らかに仮病
- 地方議員のリコール制度はあるのに国会議員に対してないってのおかしい
- 仮病で休んで、給料だけはしっかり貰って、国会議員のすべきことをしてください。テレビ見たり、ラジオ聞いたりしてる場合じゃないんだよ、丸山君。
- 仕事をしっかりやって空いた時間でやるのは自由だが長期間休んでいた人間やることじゃない。
精神崩壊してそうだし国会議員なんて無理じゃないの?給与も賞与も自主的に返還して下さい。早く辞めて欲しい。
などのコメントが寄せられており、物議を醸しています。
丸山穂高議員は東京大学経済学部卒業、経済産業省出身で、経歴だけ見ると素晴らしいのですが、自分が非難を浴びるとSNS上で相手を貶すなど、かなり幼稚な部分が垣間見えますし、人として大きな問題があることから、国会議員には相応しくないという声が上がるのは当然かと思います。
そんな丸山穂高議員にも先日、夏のボーナスとして約314万円が支給されたため、多くの国民から怒りの声が上がっており、元衆院議員・上西小百合さんのように世間から猛バッシングを浴びているのですが、現時点で議員辞職するつもりはないとしています。
丸山穂高議員の発言は今大きな注目を集めているので、今後も恐らくテレビなどで自身が批判される度に反論していくのだろうと思いますが、これまでの言動など議員とし相応しくないものばかりであるため、早急に議員辞職を決意してほしいものです。