NHKが今年の『NHK紅白歌合戦』に、活動休止中の歌手・中森明菜さん(57)を出演させるプロジェクトを始動させたと8日発売の週刊誌『週刊現代』が報じています。
中森明菜さんは2010年10月に、帯状疱疹によって芸能活動を無期限休止し、2014年末の紅白に出場し活動を再開しましたが、2017年12月25日に開催したディナーショーを最後に再び活動を休止し、その後は一度も表舞台に姿を現していません。
<↓の画像は、中森明菜さんが2014年の紅白に出演時の写真>
『女性自身』が先日報じた記事によると、中森明菜さんは現在も体調は回復していないといい、「病気のため精神的な不調にも見舞われ、人前で歌うどころか会うのさえ限られた人のみ。自宅からほとんど出ない生活が続いているといいます」
と、音楽関係者が現状を明かしています。
そうした中で今年5月にはデビュー40周年を迎え、直前の4月にはNHK BSプレミアムで『中森明菜 スペシャル・ライブ1989 リマスター版』を放送、ファン等の間で大きな反響を呼んだことで7月9日16時半からNHKでも放送し、番組の世帯平均視聴率は4.6%、個人視聴率は2.3%と、普段よりも2%近く高い数字を記録していました。
貴重な過去のライブ映像が好数字を記録したこともあり、NHKは今年の紅白に中森明菜さんをスペシャルゲストとして出演させるため、水面下でプロジェクトを始動させたといいます。
週刊現代の記事では番組制作会社幹部が、「プロジェクトには、2009年に音楽番組『SONGS』で明菜の回を手掛け、その後は紅白の総合プロデューサーを務めた人物が参加しています。明菜に近そうな人にはフル稼働してもらっている。局としては出演するのであれば、録画であってもかまわないそうです。」
と明かしています。
『日刊ゲンダイ』の記事では芸能プロダクション関係者が、中森明菜さんの現在の状態について、「体調は徐々に回復しているようです。作詞作曲やボイストレーニングを始めたという噂もある。仮にNHKサイドが事前収録などの条件をのめば、紅白出演はあり得ると思います」
と証言しています。
現時点で中森明菜さんと繋がりがあるテレビ局はNHKだけといい、中森さんサイドがOKを出せば、8年ぶりに紅白出演となる可能性もあるそうですが、この報道に対してネット上では、
- 紅白歌合戦は暫く見てないが、明菜がでるのなら絶対に見る。
- 復活してほしい 中学からずっと聴いている!今聴いてもいい曲しかない…
- NHKは喉から手が出る程出演して欲しいやろなぁ…完璧主義の明菜さんだからなかなか難しいのでは!?
もし出るならNHKホールじゃなくてもいいから見たい - 多分もう声が変わっちゃって、昔のような歌は歌えないと思うよ
- 紅白より、小泉今日子の時のようにスペシャル番組を作って放送してほしい
- 明菜ちゃんがテレビに出るのは嬉しいけど、無理やり担ぎ出すのは止めて欲しいな。
彼女の意思で出来る範囲での復活なら喜ばしいけど視聴率の為に半ば強引に出すのは止めてくれ。
復活の切っ掛けは必要だけど本人の意思に沿って欲しいよな。 - 見せ物のように引っ張り出すなよ、本人が歌いたいテレビの前のファンの前でまた歌いたいんだって気持ちならいいが、言葉巧みに引っ張り出すような事はするな
- 無理しないでほしい。でも出てきてくれて元気な姿を見れたら本当に嬉しい。明菜が明菜らしく幸せでいてくれることを願うばかり。。
- 視聴率や金目当てならやめて頂けますか?もちろん興味本意なら尚更。
会いたい。それは本当。でもね、元気で居てくれるならそれでいいんです。
などの声が上がっており、賛否両論となっています。
女性自身は現在も体調は芳しくないとしている一方、日刊ゲンダイは体調が徐々に回復してきていると伝え、どっちが本当の話なのか具体的な情報が全く無いので真相は不明です。
中森明菜さんは現在も実の家族と絶縁状態で、所属事務所社長が所有するマンションで生活しているとされ、最近『週刊新潮』の取材に応じた明菜さんの兄は、「明菜のマネージャーは『(明菜が家族と)会いたくないと言っている』と、母が亡くなった二十数年前から一度も会えていません。互いにいい年になりましたし、本当に明菜に会いたいです」
と語っており、家族も現状を知らないそうです。
ただ、中森明菜さんは10年以上前から活動休止と再開を繰り返しながらも引退は明言せず、現在も活動再開に向けて歌詞を書きためているとの情報を女性自身は伝えています。
また、所属レコード会社にも音楽番組への出演オファーが相次いでいるといい、ファンからの活動再開を待ち望む声も本人に届いているでしょうし、紅白での歌唱は難しいかもしれませんが、どこかでまた元気な姿を見せてほしいと思いますね。