日本テレビのエース・水卜麻美アナウンサー(36)との結婚を3月に電撃発表し、大きな話題になった俳優・中村倫也さん(なかむら・ともや 36歳)の主演映画『宇宙人のあいつ』が19日から公開がスタートし、興行収入が大コケしそうだと『日刊ゲンダイ』が報じています。
日刊ゲンダイによると、『宇宙人のあいつ』の上映館数は約140館と中規模公開ながら、水卜麻美アナとの結婚により「“結婚ご祝儀”の意味も込めてスマッシュヒットは間違いなし」とみられていたそうです。
しかし、初週の興行成績は公開3日間の観客動員数が3万3,493人、興行収入は4,600万円強で、最終興行収入は2億円に届かない可能性もあるとし、「公開週の週間ランキングも辛うじて第10位に滑り込んだものの、期待外れ感がハンパじゃない。」
と指摘しています。
『宇宙人のあいつ』が大コケしている理由として、水卜麻美アナと結婚後の“おのろけ”を挙げ、中村倫也さんは結婚発表から2日後に、水卜アナが司会を務める情報番組『ZIP!』(日本テレビ系)にサプライズ生出演し、水卜アナの好きなところを聞かれた際に「この絶妙に短い腕が…」と体型をイジり、これに対して水卜アナは「何だよ、それ。もっといいこと言いなさいよ。朝の番組で。初めてのケンカだよ」とツッコんでいました。
<↓の画像が、中村倫也さんと水卜麻美アナが『ZIP!』で共演時の写真>
こうした2人のやり取りに対して好意的な反応が多く上がった一方、中村倫也さんのファン等の間で物議を醸し、「公開イチャイチャはちょっと引いた」「全く祝福できません!ファンを辞めさせてもらいます」などと否定的な反応も多く、ファンを辞めるといった声も上がっており、結婚後のファン離れ加速が懸念されていました。
そして、結婚後初の主演映画『宇宙人のあいつ』が今月から公開され、期待を下回る数字でスタートし、芸能プロダクション関係者はこの結果や中村倫也さんの今後について、「興行的失敗について、『出演している役者うんぬんより作品自体の問題』と指摘する映画関係者や、『中村は映画よりテレビ向き』とみる関係者もいます。ただ、中村が2年前に北川景子と共演した映画『ファーストラヴ』の興収が6億を超えたことを踏まえると、中村はまだまだ伸びしろのある役者だと思えます。それだけに私生活をさらけ出してしまったのは残念だった……というのが正直な感想です。あれだけ水卜アナとの幸せそうな様子を見せてしまったことで近々のラブストーリーも無理だと思います」
と語っています。
日刊ゲンダイはこのように報じているのですが、これに対してネット上では、
- 見に行きたい映画なんだけど、やってるところが少ないよ
- 宇宙人て題材の映画がそもそもつまらなさそうで観たいってならない
- そもそも脚本とかがつまんなかったんじゃないの?全部が全部結婚のせいじゃないでしょ
- 結婚発表なくても大コケだったってことはないのかな…こういう映画やってるのも知らなかった
- イチャイチャ関係なくそもそも数字を持っていたのかどうか
- ミステリアスで個性的だと思っていたイケメンがあんなデレデレ見せたらそりゃ冷めるよ
- 私もドン引きした。交際期間2年の間は、全くマスコミにも感ずかれる事なく過ごしてきたのに、結婚発表した途端にTVでイチャイチャして、何なん?って感じ。
自分達は幸せの絶頂だろうけど、ファンの気持ちも少しは考えてほしかった - 一気に手のひら返しにあった印象。何だかすごく勿体ない。もっとファンの気持ちを考えた結婚報告できなかったかな?
- あまりにもイメージ違うことされると演技見てもチラついて集中できない。なんか、新婚ハイで調子乗りすぎてるイメージついちゃった
- 後先考えずに出演番組を私物化して自滅したパターンだね
などの声が上がっています。
『宇宙人のあいつ』がコケた理由は、作品に原因があるのではないかとの声も多いのですが、映画のレビューサイト『Filmarks』『映画.com』『Yahoo!映画』で作品の評価を見ると、平均レビュー点数は3.5~3.6点(5点満点中)で、出演者の演技や脚本・演出が好評価されており、笑って泣ける良い作品といったコメントが寄せられていますね。
そのため興行成績が伸び悩んでいる要因として、公開規模の問題だけでなく、水卜麻美アナと結婚後のファン離れも関係している可能性はありそうですが、中村倫也さんが結婚前に出演した映画やドラマの数字を見ると、元々そこまで数字を持っていたわけではないのかもしれません。
2021年公開の『ファーストラヴ』は最終興行収入が約6.1億円でしたが、この作品は上映館数が約330館の大規模公開で、ヒットと言える数字ではありませんでした。
また、2番手で出演した昨年公開の『ウェディング・ハイ』や『ハケンアニメ!』も大規模公開ながら、『ウェディング・ハイ』は最終興行収入が約4億円、『ハケンアニメ!』は公開約1ヶ月で興行収入が2億円弱。
2020年4月期放送の主演ドラマ『美食探偵 明智五郎』(日本テレビ系)は全話の平均世帯視聴率が8.6%、昨年7月期放送の『石子と羽男-そんなコトで訴えます?-』(TBS系)は同7.3%となっており、ブレーク後に様々な作品に出演していますが、大ヒットと言える数字は取っていないですね。
そんな中村倫也さんは7月期に、『半沢直樹』『下町ロケット』等で知られる人気作家・池井戸潤さんの同名小説が原作のドラマ『ハヤブサ消防団』(テレビ朝日系 木曜21時)で主演します。
テレビ朝日の看板ドラマ枠で初主演を務め、ヒロイン役には川口春奈さんが起用されており、主演映画は微妙な結果となっていますが、結婚後初の主演ドラマではどれほどの数字を獲得できるのかに注目したいですね。