19年間放送のバラエティ番組『ウチくる!?』(フジテレビ系 日曜正午)が、3月25日の放送をもって終了することが11日放送の番組内で正式発表され、番組の視聴者たちからは終了を惜しむ声が多く上がっています。
そうした中でニュースサイト『リアルライブ』は、『ウチくる!?』の3代目MCを務めているタレントの“しょこたん”こと中川翔子さん(本名=中川しようこ 32歳)が番組終了によってピンチを迎え、心配の声が上がっていると報じています。
中川翔子さんは2002年から『ワタナベエンターテインメント』に所属して本格的に芸能活動をスタートさせ、2004年から公式ブログの更新を開始し、2005年からは『考えるヒトコマ』(フジテレビ系)、『王様のブランチ』(TBS系)などの番組にレギュラー出演しました。
<↓の画像は、『王様のブランチ』に出演していた頃の中川翔子さんの写真>
可愛らしいルックスやアニメやゲームが大好きなオタクタレント・アイドルとして注目を集め、2007年リリースの3枚目シングル『空色デイズ』は、オリコンの週間シングルCDランキングで初登場3位、累計約7万枚の売り上げを記録し、同年の『NHK紅白歌合戦』に初出場したほか、大手検索エンジン『Yahoo!』と『Google』の2007年度検索ランキング・著名人部門で1位を獲得するほどのブレークを果たしました。
中川翔子さんはタレント・歌手以外にも、声優、女優としても活動しており、現在でも幅広いジャンルで活躍しているのですが、『リアルライブ』によれば、近年の活動は以前と比べるとパッとせず、テレビのレギュラー番組についても2011年9月から出演の『ウチくる!?』が終了後、『ポケモンの家あつまる?』(テレビ東京系 日曜午前8時)とネット番組『Abema Game 9 アゲナイッ!』(AbemaTV)だけになるとのことです。
そして、かつては力を入れていた歌手活動も2015年以降に激減しており、最後に単独でシングルをリリースしてから3年が経っています。
このような状況にあるため『ウチくる!?』の終了は、中川翔子さんに大きなダメージを与えるとみられているようです。
『リアルライブ』の記事では放送作家が現在の中川翔子さんについて、「最近のキャスティング会議ではほとんど名前は出てないですね。中川さんのオタク知識に需要があったのは10年も前で、今の時代だと既に時代遅れです。年齢的にもアイドルとしては呼べないし、中堅のタレントとしてもトークは全くできないので、ナベプロからよほどのプッシュがないと、こちらからは声はかけないですね」
と語っており、業界内では“オワコン”扱いされている様子なのですが、これに対してネット上では、
- 10年来のファンです。確かにテレビの露出は減りましたが、舞台もここ最近続けて出演してるし、アニメ主題歌や声優も続けてるし、いろんなことができるからそこまで心配してないです。
- しょこたん、好きだけど、だからってあの番組観ないし、そんなファン他にもいると思うし、CSとか深夜でツボついた番組で面白いのやってくれりゃあいいかな。
- 最近だと東京オリンピックのマスコットキャラクターの選考委員の仕事されましたからね。彼女の特技を生かせばテレビ以外でも通用すると思われますが。
- むしろこのキャラでよくここまで生き残ってるよ。こんな特異なキャラ、言わば一発屋芸人みたいなもん。それを10年以上活動できてるんだから大したもんだよ。
- 絵が上手いサブカルチャーに詳しい歌も歌えるならアイドル需要がなくても行けると思うけど。演技も下手な若手女優より上手いですし。
- 明らかにやっていないドラクエの話をして、やっていないのがバレたり、オタク感が薄れ過ぎている。オタク需要がないのではなく、この人がオタクではなくなってしまっただけ。
- 女優でもMCでも何でもいいけど、タレントの中で年齢に合った明確なポジションが無いと起用しにくいだろうね。
などのコメントが寄せられています。
中川翔子さんのテレビ出演数が減少しているのは確かで、最近では話題に上がることも減っているなとは感じられるのですが、現在もタレント、女優、声優、歌手として様々な活動をしており、今年1月~2月にかけてはミュージカル『戯伝写楽2018』でヒロインを務め、3月には東日本大震災の復興支援ライブ、4月には『フレンズ・オブ・ディズニー・コンサート 2018』に出演予定となっています。
<↓の画像は、ミュージカル『戯伝写楽2018』出演の中川翔子さんの写真>
また、中川翔子さんはゲーム、アニメ、漫画などのオタクだと自称していることによって、度々ネット上では中川さんのオタクとしての知識に疑問の声が上がっており、批判的な声も少なくないのですが、そこまで好感度が低いとは感じられないですし、大手のナベプロに所属していることから、今後もコンスタントに仕事が入るのではないかと思います。
しかし、中川翔子さんも今年5月で33歳となり、今後同じ系統の若手タレントが出てきた場合には、テレビの仕事はさらに減少する可能性もあり、今後路線変更していく必要が出てくるのかもしれないですね。