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世界一受けたい授業の最終回は来年春、コア視聴率伸び悩みが原因? 番組終了にネットの反応は…

世界一受けたい授業が来年3月終了、理由は視聴率以外にも? SHOWチャンネルも打ち切りで日テレ土曜ゴールデンが変化

2004年10月から放送の教育バラエティ番組『世界一受けたい授業』(日本テレビ系 土曜19時56分)が、来年3月をもって終了することが明らかになりました。

『世界一受けたい授業』の終了は、『スポーツニッポン』や『日刊スポーツ』が伝えており、番組には堺正章さんとくりぃむしちゅーがレギュラー出演し、各界の著名人を先生として招いて使える学問を伝授する内容で、今年5月には岸田文雄首相、9月には小池百合子・東京都知事が特別講師として初出演しました。

<↓の画像は、岸田文雄首相がゲスト出演時の写真>

『日本PTA全国協議会』による子供とメディアに関する意識調査では、2006~2011年度にかけて「親が子どもに見せたい番組」で6年連続1位を獲得するほど高い評価を受けていました。

また、番組の視聴率も高く、激戦区の土曜ゴールデン帯(19~22時)でスタート当初から平均世帯視聴率は10%以上の数字を記録していました。

その後、2015年4月からジャーナリスト・池上彰さんの冠番組『池上彰のニュースそうだったのか!!』(テレビ朝日系)が土曜20時台に放送され、『世界一受けたい授業』の平均世帯視聴率が7~8%台まで減少していました。

ただ、この数字について日本テレビ関係者は「決して悪くない数字。視聴率だけを理由に打ち切るレベルにはない」とした上で、番組終了の理由は「総合的な判断」と説明しています。

別の番組関係者は、「レギュラー番組としての役目は果たした。長年にわたり様々なジャンルの専門家に出演してもらい、老若男女が楽しめる番組を展開できた」と語り、レギュラー放送は来年3月で終了するものの、今後も定期的に特番としての放送を予定しているとのことです。

『世界一受けたい授業』の終了報道を受けてネット上では、

などの声が上がっています。

日本テレビはついに土曜ゴールデン帯にメスを入れるようで、来年3月には『世界一受けたい授業』だけでなく、21時台に放送の嵐・櫻井翔さん司会の『1億3000万人のSHOWチャンネル』も終了するとスポニチが先月報じていました。

日本テレビは以前まで土日のゴールデン帯の視聴率が非常に高く、トップを独走状態にあったのですが、時代の変化や土曜19時台に放送の『天才!志村どうぶつ園』が2020年に終了するなどし、ゴールデン帯の視聴率は徐々に下がり、いま各テレビ局が重要視しているコア視聴率(13~49歳男女の個人視聴率)は3%台で推移し、裏番組『ジョブチューン アノ職業のヒミツぶっちゃけます!』(TBS系)と変わらない数字となっていました。

日によってはコア視聴率が、フジテレビで19時台に放送の『芸能人が本気で考えた!ドッキリGP』のスペシャルや、20時台に放送の『新しいカギ』に負けることもあり、約20年にわたり放送の『世界一受けたい授業』は、これ以上数字を伸ばすのは難しいとの判断で終了が決定したのかもしれません。

気になる後番組については現時点では未定とされ、『1億3000万人のSHOWチャンネル』の後番組もまだ明らかになっていません。

週刊誌『フライデー』のWeb版が1日報道の記事では、日本テレビ関係者がSHOWチャンネルの後番組について、「テコ入れするだけで新番組が用意されることになるでしょう」と語っているのですが、来年春から土曜ゴールデンで新たにどういった番組がスタートするのか続報に注目したいですね。

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