(左がこぼんさん、右がおぼんさん)
3日放送の『水曜日のダウンタウン』(TBS系 水曜22時)で、プライベートでは8年も口を聞かず、“現役最強不仲コンビ”とも言われるベテランコンビ『おぼん・こぼん』が仲直りできるかの検証企画が行われ、視聴者等の間で反響を呼んでいます。
1965年にコンビを結成した『おぼん・こぼん』の2人は今年2月に、『水曜日のダウンタウン』で行われた検証企画「芸人解散ドッキリ、師匠クラスの方が切ない説」に出演し、プライベートでは8年も口を聞いていない中で、おぼんさん(本名=井上博一 70歳)がこぼんさん(本名=馬場添良一 70歳)に対して、謝るか謝らないかの2択を突き付け、ウソの解散を持ちかけるというドッキリをしました。
そして、このドッキリがきっかけで2人の間にあったわだかまりが一気に噴出し、感情のままに怒声をぶつけ合う展開となり、この模様を現場でモニタリングしていた『ナイツ』は「この番組のせいで本当に辞めちゃうよ…」と心配していると、最終的には『おぼん・こぼん』の2人がコンビ解散を決断してしまいました。
<↓の画像は、『おぼん・こぼん』解散ドッキリ企画のワンシーン>
『ナイツ』は慌ててネタバラシを行い、何とか収録後の話し合いによってコンビ解散危機を回避となりましたが、ドッキリを仕掛けられたこぼんさんは、「シャレになるドッキリとならへんドッキリがあるで」とブチギレ激怒していました。
この企画は大きな反響を呼び、3日放送の番組では「おぼん・こぼんでも催眠術さえあれば仲直りできる説」という企画が行われ、2人に「目の前の人が愛おしくなる」という催眠術をかけることで仲直りできるかを検証しました。
<↓の画像は、3日放送『おぼん・こぼん』仲直り企画の写真>
しかし、おぼんさんは催眠のかかりが悪く、こぼんさんと対面すると「気分悪っ」「何やねん、これ」と言って素の表情となり、一方のこぼんさんは催眠状態が続いていて笑顔のままだったのですが、間もなくこぼんさんも催眠状態から覚めて真顔となり、催眠術師がこぼんさんに「その一言を言って仲直りできるなら楽になりませんか」と話しかけましたが、「いや、無理やね」「なんかワケ分からないことばっかやってんなあ」と言って席を離れてしまいました。
『ナイツ』の2人はその後、こぼんさんにドッキリだとネタバラシをした上で謝罪しましたが、、こぼんさんは「もう、やめとけや。こらアカンで。まじでアカンで」とイライラしている様子を隠さず、そのまま帰ってしまいました。
一方のおぼんさんは、「何で素直になれへんのやろ。一言アイツが謝ればいいのに…。今まで迷惑掛けたなって。ホント腹立つねん。もうホントに…。クソー!」と言って号泣し、その後も「こんなコンビのためにね、みんなにやってもらってね。ホントに申し訳ない」と涙を流していました。
こうして仲直り企画に失敗した『おぼん・こぼん』の2人は、2日放送の『開運!なんでも鑑定団』(テレビ東京系 火曜20時54分)にゲスト出演した際にも、最初は並んでスタジオに登場したものの、おぼんさんはすぐに司会の今田耕司さんに「すいません、ちょっとこっち来ていただけますか」と言ってコンビの間に入れ、「これが一番の、ベストの立ち位置です。こうしてねえ、同じ空気吸うてんのが嫌なんです」と言い、一方のこぼんさんは「(仲は)悪くないですよ、口きかないだけですから」と不仲をネタにしていました。
そして、今回行われた『おぼん・こぼん』のコンビ仲直り企画に対してネット上では、
- このままで良いと思う。二人の間の問題は他人にはわからない。周りが仲直りさせる。大きなお世話だよ。
- おぼんさんは、こぼんさんがごめん。と言うたら水に流す気持ちがあるみたいだね。
二人に何があったのか?おぼんさんがカメラの前で理由を突き付けないのは、よっぽどの事があったのかな? - あんまり理由も分かってない側が面白可笑しく入っていっていいものなんか難しいね。
こぼんさんが「むしろどんどんダメになっていく…」みたいこと言ってたのも見てて切なかった。深いところでは、繋がってるのかもしれないけれど。 - 何だかんだありつつもテレビで流すのOK出してるのがさすが芸人。見てる側のナイツのメンタルの方がエライことになってそう笑。
- お互いすごい嫌いあってるし、自分なら仕事でも顔合わせたくないけど、仕事中は普通に漫才師してるのがプロだね。
- 謝れと言っていたが過去に何があったのか知らないからそこが気になる。
年取ると中々素直になれないんだよなぁ。ごめんの三文字、これが出ない。是非とも水ダウで仲直りする所を見たい。 - そもそも仲が悪い決定的な理由に触れてないから、なぜ、こぼん師匠が謝らなきゃいけないのかが分からない。
おぼん師匠のお前が謝れば許すも理解出来ないし、泣くぐらいな自分から歩み寄ればいいと思う - 見てる感じこぼんさんが原因の不仲なのだと思うけど、メディアは挟まずそこを明確にして、ひとつひとつほぐしてあげないと上っ面の企画で仲直りするのは不可能なんじゃないかなぁー。
- 水ダウで弄って以降、ステージでノリノリになってるので、おぼんこぼん側は本音では大分楽しんでおられるのではなかろうか
こうした方が面白いってのをある程度理解しておられる様に思う - 8年間私語なくても解散してないだから、不仲ではないと思う。
長年コンビ組んでいたら仕事は仕事、プライベートはプライベートとわけているグループとかコンビはたくさんいそうだけど。
などのコメントが寄せられています。
『おぼん・こぼん』の2人が不仲になった理由、プライベートで会話をしなくなった8年前に一体何があったのか気になるところですが、コンビ結成からすでに50年以上が経過しているので、原因は1つや2つでは無いのかもしれないですし、現在の2人の様子を見ると、そう簡単に仲直り出来るものではない気はします。
一方で、漫才はこれまでと変わらずに続けており、テレビで不仲をネタにしていますし、2度目のドッキリ企画も放送にOKを出しているので、現時点で仕事に影響が出ていないのであれば、番組で余計なことをせずに現状維持でもいいのではないかとも思いますね。
なお、『水曜日のダウンタウン』では今後また『おぼん・こぼん』の仲直り企画を実施する予定としているので、果たして次回はどういった展開を迎えるのか引き続き注目したいところです。