映画『スウィングガールズ』で第28回(2004年度)日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、その後ドラマ『のだめカンタービレ』や『ラスト・フレンズ』(共にフジテレビ系)、NHK大河ドラマ『江～姫たちの戦国～』等々、これまでに数多くの作品に出演している女優の上野樹里さん(29)の姉で、シンガーソングライター・タレントの上野まなさん(32)が、22日深夜に放送されたバラエティ番組『タカアンドトシの道路バラエティ!? バスドラ』(テレビ朝日)に出演し、妹との格差について明かし話題になりました。
（↓の画像は、上野樹里さんの写真）
上野さんは番組スタートから「3年前に事務所に入って、妹の名前を使ってのタレント活動です」「妹が有名じゃなければ私なんか絶対テレビ出られないです」と自虐発言を連発。
その後、苦悩がかなりあると明かした上野さんは、樹里さんと容姿を比較されがちだといい、ネットで自身の名前を検索すると検索候補に「ブス」と出てくるそうで、「妹は美人だしかわいいし、親の顔のパーツのいいとこを全部持っていった。でも私はダメなパーツをもらった。鼻低いとか……」とネガティブ発言。
このように妹と比べて劣っていると感じている上野さんは、親戚にも「妹はあんなに成功しているのに…」と比べられているように見えるそうで、「妹が里帰りする時と私が里帰りする時、(親の接し方が)絶対違います。手料理を用意してくれるけど、（妹に対する時と）気持ちが違う」等と言い、これに対してダルビッシュ有投手の弟で俳優・KENTAさんは「(仕事で忙しい妹とは)やっぱり会えないですから。そこから生まれる違いかもしれない」とフォローをしていたものの、上野さんは「いや、妹は結構実家に帰ってますよ。私のほうが少ないかもしれない」と反論していました。
また、上野さんは事務所の方針で29歳の時にグラビアデビューをしているのですが、「仕事のチャンスだし、この歳でチャレンジできるならやってみよう!」と思い挑戦したものの、樹里さんのファン等からは「上野樹里の顔に泥を塗るようなことをして!」「なに勝手なことしてんの?」等の批判を受けた事を明かし、それに加えて、上野さんがグラビアに挑戦したことに対して「多分妹もあまりよく思ってない」と言い苦笑い。
更に、「妹は好きだけど上野まなは嫌だっていう人はいっぱいいると思う」とネガティブ発言が止まらない上野さんは、収入格差も大きいことを明かし、「活躍の差が大きすぎるということで、収入も全然違います」「(妹の家は自分が住んでいるワンルームの)広さも5倍、値段も5倍」と暴露していたのですが、こうした発言に対して案の定ネット上では、
- 一人でずっと愚痴っていたり、フォローを受け入れなかったりと、かなり空気を読めないことがわかって却って印象悪くなった。
- 要は打たれ弱いんでしょ…妹は確かに美人だし売れてるけどそれ故にアンチも多く、あなた以上に叩かれることもあると思うぞ。この姉妹に限らず有名人なんてそういうのにどれだけ耐性持てるかだろ
- 発言や振る舞いに品がない印象。妹も実は品がないところはあるんだけど、事務所（アミューズ）が上手く処理してるのか目立たない。最初にいばらの道を切り開いたのは妹なんだから格差が生じて当然
- 素直に負けを認めて、頑張って有名になった妹を応援してあげたらどうでしょうか。お姉さんなんだから。自分と比較する事自体間違ってる
- ろくに苦労もせずにテレビに出れただけでもありがたいと思えば？妹の名前でひょっこり出てきただけで扱いまで妹と同じにしてもらえると思ってるのがそもそも間違い。シンガーソングライターって肩書きなのにグラビアやったりとか活動にポリシーもなさそうだし、親や周りも呆れてるんでしょ。
などの批判コメントが多数寄せられていました。
上野さんは2006年よりアーティスト活動を開始しており、その後数多くのライブを開催したり、音源をリリースするなどして、2011年7月にメジャーデビューをしています。
しかし、そこまで有名だったわけでもなく、2012年1月に重盛さと美さんやクリス松村さん等が所属している芸能事務所「アヴィラ」と契約し、テレビ出演するようになってから樹里さんの姉だと多くの方に認識され、名前が広く知られるようになったわけですし、上野さんがテレビに出演し始めた頃に樹里さんは、女優としてのポジションをすでに築いており、知名度もかなり高かったことから比べられるのは当然のことで、妹の名前を利用しているといった批判を受けるのは致し方のないことかと思います。
ちなみに、上野さんは3姉妹で一番上のDJ SAORIさん(本名=上野早織 34歳)は、DJ・音楽プロデューサーとして活動しています。
（↓の画像が、3姉妹の長女・DJ SAORIさんの写真）
しかし、上野さんのように芸能活動をしていないことなどからこのような批判を受けておらず、もしもこうした批判に嫌気が差し、精神的にも辛いのであればシンガーソングライターとしての活動に専念し、タレントとして活動するのをやめた方がいいのではないでしょうかね。