1年間の有線放送のリクエスト回数が多かった歌手やヒット曲を表彰する『第48回日本有線大賞』(主催:全国有線音楽放送協会)が14日、グランドプリンスホテル新高輪(東京都港区)で発表され、三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE(以下:三代目JSB)が今年の有線大賞を受賞しました。
三代目JSBが有線大賞を受賞するのは今回が初めてとなりますが、2008年にEXILEが有線大賞を受賞しています。
メンバーを代表してボーカルの登坂広臣さんは、「皆さんあってのこの賞だと思うので、皆さんに感謝して。また日々精進して、またこういった賞をいただけけるアーティストに成長していきたい」、今市隆二さんは「こんな素晴らしい賞をいただけて本当にうれしいです。デビューから支えてくれたすべての人に感謝したいです」とコメントしていました。
『日本有線大賞』は、1968年よりスタートした年末の音楽賞レースの1つで、協会加盟の有線放送局に寄せられたリクエストの回数を基準に表彰され、授賞式の模様は今年もTBS系で生放送され、今年は女優の吉田羊さんが司会に抜擢され、同局の山本匠晃アナと石井大裕アナが進行役を務めました。
今年の有線大賞では三代目JSBが大賞を初受賞しましたが、有線音楽優秀賞には、三代目JSBをはじめ、AKB48、大月みやこさん、西内まりやさん、西野カナさん、氷川きよしさん、水森かおりさん、三山ひろしさんの8組が選出されました。
新人賞には、全日本国民的美少女コンテスト出身の歌手・花岡なつみさん、元モーニング娘。の田中れいなさんがボーカルを務めるガールズバンド『LoVendoЯ(ラベンダー)』の2組。
有線話題賞はお笑いコンビ・クマムシの『あったかいんだからぁ♪』に贈られました。
そして、これに対してネット上では、
- こういう賞レースって本当に価値がなくなったな…
- このままレコード大賞までエグザイルグループが獲得しそうだな…
- レコ大と混同する。どっちみちEXILEトライブと48Gで争ってるイメージがある
- エイベックスとエグイサルの等が賞レースに関わると出来レースにしかみえない
などのコメントが寄せられていました。
有線ランキングを見てみると、三代目JSBの曲はTOP10内にランクインしているものの、氷川さんや西野さん、水森さん等のほうが上位にランクインしていることから、三代目JSBが有線大賞を受賞したことに対して違和感を抱いたのですが、これもレコード大賞のように事務所の力も関係しているのでしょうか…。
ネット上では、レコード大賞と同様に以前の様な賞の重み、価値が無くなっていることを指摘する声が相次いでいるのですが、果たしてこの番組もいつまで続くでしょうかね。