年末恒例となる『第57回日本レコード大賞』(主催:日本作曲家協会):の最終選考会が30日に行われ、三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBEの『Unfair World』がレコード大賞に輝きました。
今年の大賞候補作品は、三代目の『Unfair World』のほか、AKB48の『僕たちは戦わない』、西内まりやさんの『ありがとうForever…』、西野カナさんの『トリセツ』、きゃりーぱみゅぱみゅさんの『もんだいガール』。
ゲスの極み乙女。の『私以外私じゃないの』、AAAの『愛しているに、愛せない』、氷川きよしさんの『愛しのテキーロ』、三山ひろしさんの『お岩木山』、水森かおりさんの『大和路の恋』の10作品が選出されていました。
三代目JSBは昨年『R.Y.U.S.E.I.』でレコード大賞を初受賞して今回で2連覇を達成し、メンバーの今市隆二さんはステージ上で「本当に心からうれしいです。関わってくれた全ての人に感謝してます。メンバーにも感謝しています。もともと自分たちの武器はバラードでもあるので勝負出来て良かったです」とコメントしていました。
<↓の画像は、2連覇を達成した三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBEの写真>
2年連続受賞は史上7組目の快挙で、2013年にはEXILEがレコード大賞を受賞し、3年連続でEXILE TRIBEがレコード大賞に輝いています。
【過去10年のレコード大賞受賞者と受賞作】
第46回(2004年):Mr.Children『Sign』
第47回(2005年):倖田來未『Butterfly』
第48回(2006年):氷川きよし『一剣』
第49回(2007年):コブクロ『蕾(つぼみ)』
第50回(2008年):EXILE『Ti Amo』
第51回(2009年):EXILE『Someday』
第52回(2010年):EXILE『I Wish For You』
第53回(2011年):AKB48『フライングゲット』
第54回(2012年):AKB48『真夏のSounds good !』
第55回(2013年):EXILE『EXILE PRIDE~こんな世界を愛するため~』
第56回(2014年):三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE『R.Y.U.S.E.I.』
そして、これに対してネット上では、
- やっぱり、事務所の力としか思えない。来年もavexのアーティストでしょ
- 2年連続知らない曲がレコード大賞…もうレコ大もオワコンやね
- 日本EXILE大賞は今年で最後にするべき
- 見なくても結果が分かっていたよね。この現実が今の日本の音楽業界
- 毎年ここまで見え見えの出来レースだと、逆にすがすがしい。
などのコメントが寄せられていました。
AKB48の功労者で総監督を務めていた高橋みなみさんが来年3月に卒業する事や、今年で結成10周年を迎えたことからAKB48が大賞に輝くのではないかと囁かれていたため、三代目JSBが大賞を受賞したというのは少し意外だったのですが、三代目JSBが2年連続で受賞するというのは予め決まっていたのでしょうかね。
過去10年の大賞受賞者を見てみると、2008年からはAKB48とEXILEが独占しており、それほど高い人気を得ているということなのですが、これによって世間はレコ大への興味を失い、どうでもいい賞となってしまっており、来年こそはどちらのグループでもないアーティストに受賞をしてもらいたいものです。