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松ちゃんと東野幸治が吉本興業の対応に怒り、事務所辞める覚悟も…明石家さんまも退社辞さず宮迫博之やロンブー亮に救いの手

ワイドナショー生放送で松本人志が宮迫博之&ロンブー亮の会見語る。吉本興業の対応に不信感、岡本昭彦社長に会見迫り実施へ

闇営業問題で吉本興業から契約解消された雨上がり決死隊・宮迫博之さん、ロンドンブーツ1号2号・田村亮さんの謝罪会見が20日に行われたことを受け、21日の情報ワイドショー番組『ワイドナショー』(フジテレビ系 日曜午前10時)は急遽予定を変更し生放送となり、2人の先輩であるダウンタウン・松本人志さん、東野幸治さんが会見内容に対するそれぞれの思いなどを打ち明けました。

<↓の画像は、20日に会見した宮迫博之さんとロンブー亮さんの写真>

松本人志さんは20日、大阪での仕事の合間に2人の会見映像を観たそうなのですが、「思っていたより中々ハードどいうか。無視できないな」と感じたことを明かしました。

<↓の画像が、『ワイドナショー』に生出演したダウンタウン松本人志さん、東野幸治さんの写真>

また、「断片的でしたが、僕の知らなかった事実があまりに多すぎて。これは『俺もダマされてた』みたいな気になって。このままじゃ吉本は絶対良くない。この会見を見たからと言って急に手の平を反すように宮迫と亮のやったことを、急に悪から善にとは思ってないですよ。発端は彼らかもしれないけど、ここまで追い込んだ、信頼関係が無くなってしまった会社に対しては絶対に良くないし、吉本興業がこのままじゃ壊れていく、潰れていくんじゃないかという危機感は持ちましたね」「(事務所側が芸人に要求した会見について)吉本が作った台本の中でしかできない。時代を読み間違えた会社かな」と率直な思いを打ち明けています。

<↓の画像は、2人の会見や吉本興業の対応について語る松本人志さんの写真>

そんなダウンタウン松本人志さんは帰京後、東野幸治さんと共に吉本興業へ向かい、大崎洋会長や岡本昭彦社長と会談しており、「芸人ファーストじゃないと何にもならない」と訴えたといい、芸人等に対して圧力をかけ、希望するような会見をさせないことや、契約解消か芸能界引退のどちらかを選べと詰め寄ったとされる岡本社長には、今後会見するようにと強く要求したそうで、「会見は絶対にやらないとダメだ。じゃないとこの会社はダメだということは言いました」「芸人のギャラの問題もありますし。会社が変わらないといけないというような話もしました。」と語っていました。

それによって、『ワイドナショー』の取材に応じた岡本昭彦社長がVTRで登場し、一連の問題を謝罪した上で、22日に岡本社長が会見することを発表し、会見の時間は22日14時からと正式決定しました。

<↓の画像は、会見することを発表した吉本興業の岡本昭彦社長の写真>

20日深夜の会談では、今後また宮迫博之さん、ロンブー亮さん、岡本昭彦社長らで話す機会を設けてほしいと伝えたところ、それを約束してくれたといい、「もしやりずらかったら俺も行くし。仲裁というかやるので。僕の希望は近いうちに、岡本社長と宮迫が乳首相撲をすることが。これで全て解決」とボケを挟みつつ両者の話し合いについて言及していました。

ダウンタウン松本人志さんは吉本興業側が、芸人たちが金銭授受を認めて会見を望んでいるにも関わらず、「静観で行く」という対応を取ったとこを知った際には、「『だったら吉本おれないかもしれないわ』って言った。考えさして下さい、この吉本興業にはいたくないです、と言いました。こんな会社では絶対ダメと思うから」と、吉本興業を辞める覚悟もしていたことを激白しています。

他にも、「吉本興業内にもう1個、『松本興業』じゃないけど僕の部署を作ってくれと。そこでやらかした子たちとかイエローカードの子たちを俺が引き取るから。お笑いを愛する人間を自分から辞めならともかく、上から言われてクビっていうのは絶対に違うと思うから。会社はそれは受け入れてくれたので」と明かした上で、「聞いたら(明石家)さんまさんも同じことをおっしゃってくれてるみたいなので。だったら僕が、さんまさんのところに行ってもいいのかなって」とボケながら今後の展望について語っています。

ちなみに、明石家さんまさんは会見前に収録されたとみられる20日放送のラジオ番組『ヤングタウン土曜日』(MBSラジオ)にて、「会社、芸人サイドそれぞれの立場はあるけど、何があっても我々は芸人サイドの味方。宮迫をフォローしたい」「フリーになったんなら、できればうちの事務所に欲しいなあ」「どこかの事務所も狙っているかも分からないけど、うちも声かけてみたいんですよ」「そんなことを言うなら会社を辞めてくれ、と言われても仕方がない。契約してないから」と語り、自身の個人事務所『オフィス事務所』に所属させる考えがあることを打ち明けていました。

このように吉本興業の重鎮芸人たちが吉本興業側のやり方に対して疑問を抱き、助け舟を出そうとしているのですが、こうした展開などを受けてネット上では、

などと様々な意見が飛び交っています。

そもそも宮迫博之さんが当初、問題の闇営業でギャラを受け取っていないと吉本興業に話していなければ、それを最初に公表した上で参加芸人たち全員に謹慎処分などが下されたとみられ、宮迫さんは芸人たち全員にギャラを受け取っていないと答えろと指示を出していたことなど、悪質な部分があることから擁護は出来ません。

しかし、報道の翌日には宮迫博之さんとロンブー亮さんら4人の芸人が吉本興業へ行き、ギャラを受け取っていたことを告白、これに対して吉本興業側が出した結論は「静観で行きましょう」というもので、これによって事態がさらに悪化する中で、宮迫さんとロンブー亮さんは何度か会見をした方がいいのではないか、やらせてほしいと訴えたものの覆らず、6月24日にようやく金銭の授受を認めたことが公表され、謹慎処分が発表されています。

この日は謹慎処分が下される芸人たちが事務所に召集され、ロンブー亮さんが「記者会見をやらせてください、全部自分たちの口で金額、経緯、事実を伝えさせてください」と伝えたところ、これに対して岡本昭彦社長は、「亮、ええよ。お前辞めて1人で会見したらええわ。やってもええけど、ほんなら全員連帯責任でクビにするからな。それでもええんやったら記者会見やれ。俺にはお前ら全員クビにする力があるんだからな」と言い放ったと宮迫博之さんは会見で明かしていました。

また、7月8日に宮迫博之さんが「僕が全責任を負い引退するので、引退会見でもいいので謝罪をさせてほしい」と岡本昭彦社長に訴えたところ、「引退はさせない。させるわけにはいかない。」「分かった、謝罪会見はさせてやる。その代わり期間はこちらで決定する。それがいつになるかは明言できない」という回答で、これでは会見がいつになるのか分からないと思い、弁護士をつけて話し合いをしたところ、10日後の18日に「2人の引退会見、もしくは2人との契約解除、どちらかを選んでください」といった内容の書面が届き困惑、岡本社長との話し合いを求めたものの、実現することなく事務所主導の会見を拒んだ宮迫さんは契約解消が決定しました。

なお、吉本興業側は現時点でロンブー亮さんとは契約解消していないと話しているものの、ロンブー亮さん自身はすでに契約解消だという認識だと会見で明かしています。

宮迫博之さんとロンブー亮さんの会見映像

こうした経緯が会見で明らかにされたことにより、吉本興業側の対応にも大きな問題があると感じている方が多く、吉本興業と芸人はファミリーだと言いながらも、芸人たちの主張は受け入れることなく力で抑えつけ、『フライデー』などの報道内容をきちんと確認することなく、突然の契約解消というのは第三者から見ても納得できないものがあります。

そのため、先輩芸人たちが吉本興業のトップに異議を唱えたり、反旗を翻すのも当然かと思いますし、22日に会見を行うという岡本昭彦社長には、なぜ芸人たちの訴えを聞き入れることなく静観という姿勢を貫いたのか、実際に芸人たちに向かって「俺にはお前ら全員クビにする力があるんだ」「在京・在阪5社のテレビ局は吉本の株主だから大丈夫やから」といった発言をしていたのかどうかなど、嘘偽りなく事の経緯や芸人たちとのやり取りなどを明らかにしてもらいたいです。

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