ロンドンブーツ1号2号の田村淳さん(40)が、昨日25日に始まったNHKの2014年度予算案審議の衆院総務委員会にて、維新の会の中田宏議員が質疑を行い、NHKの番組「ケータイ大喜利」「コントの劇場」「7人のコント侍」を例に挙げ、「あまりにも民放のまねをしすぎ」などと民放の番組と同様に低俗化していると言った事に対して、「テレビを知らない証拠だ!」と自身のTwitterで反論し話題になっています。
この発言にネット上では
「時代劇や歌合戦が高尚でコントや大喜利が低俗っていう価値観は何なんだろう」
「ケータイ大喜利の面白いさを理解出来ないなんて…ほんと残念だわー。」
「ケータイ大喜利のあのスタイルのバラエティはNHKならでは,って気がするし,ユーモアがあると思うんだけどなんで難癖つけるのかな?」
などといった反対意見が多数あがった。
田村さんもこの件についてTwitterで、「今のNHKの幅の広いテレビプログラムは他の局が真似できない内容のもので、視聴者の気持ちを汲み取って、新しいNHKに変わろうとしてると僕は感じるけど」と自身の見解を示した上で、「NHKという公共放送の中で、バラエティ番組を作るのは本当に難しいと思う。他の局に比べて制約も多い…そんな難しい状況で番組作りをしてる人達に低俗だって言えるのは、テレビを知らない証拠だ!」と同議員を批判しました。
続けて、「少し譲って低俗でもいいや… 低俗なバラエティ番組と高尚なバラエティ番組両方ある事が、多種多様なモノを求められる時代の視聴者への歩み寄り方なのではないですか?」と持論を展開し、同議員の意見に反論した。
これにネットでは、
「バラエティ番組を見て低俗何て言うのはTV知らなさ過ぎだわ。低俗なもの見て低俗ってバカだろう」
「低俗。いい称号じゃないか。怒る意味が分からんwドリフだってひょうきん族だって言われてたぞ。誇れ誇れw」
「NHKに海外ドラマとバラエティーはいらないな」
「政治経済を知らないお笑いが大口を叩くのと同じレベルだな。お似合いだ」
「バカなバラエティーは嫌いじゃないが、NHKでやらなくてもいくらでも他局でやれる程度のものだから要らない。受信料のムダ。」
などのコメントがありました。
NHKで最近バラエティ番組が増えていることで、いつかはこのような批判的な意見が出てくると思いましたが、低俗というのは何とも酷い言い方ですね…。
確かに国民から受信料を徴収している以上、民放のようにバラエティ番組ばかりになってしまうのは公平性に欠くなどの問題があるとは思います。
しかしこのような番組はごく一部ですし、ここ数年で以前のお堅いイメージから柔軟なイメージに少しずつ変わり、注目される番組も増え、若者がNHKを観るきっかけにもなるため悪いことばかりではないのではないでしょうかね。