ロンドンブーツ1号2号がMCの“ロンハー”こと『金曜★ロンドンハーツ』(テレビ朝日系 金曜21時)が、4月から火曜23時20分のネオバラエティ枠へ移動することが25日放送の番組内で発表されました。
『金曜★ロンドンハーツ』は1999年4月に『イナズマ!ロンドンハーツ』としてスタートし、2001年9月まで日曜20時台に放送されていました。
2001年10月からは番組名が『ロンドンハーツ』となり、放送枠も火曜21時台へ移動し、2016年4月に現在の金曜21時台へ移動すると共に、番組名は『金曜★ロンドンハーツ』に変更されました。
ロンハーではこれまでに、「格付けしあう女たち」「奇跡の一枚」「見た目ビューティカップ」などの人気企画が生まれ、芸人等に仕掛ける壮大なドッキリ企画も名物となっていました。
そうした企画によって多くの視聴者から支持され、これまで20年にわたってゴールデン帯で放送を続けていたのですが、25日放送の番組最後に緊急発表として、「4月から火曜午後11時20分に!! ※一部地域除く」「『ロンハー』が4月から火曜のネオバラ枠にお引越し。深夜ならではの攻めた企画を毎週お届け。ご期待下さい」
と、ゴールデンから深夜枠へ移動となったことが発表されました。
そして、この発表を受けてネット上では、
- 金曜日に移動してから面白さが減ってしまったもんなー。深い時間になって、攻めた企画をしてほしい!期待します!
- 最近は格付けもやらないし、有吉先生の進路相談もやらなくなったなぁ。9時台でも攻めた企画だったと思うけど。金曜になってからほとんど見てなかった。
- 一時のキレから比べれば、ドッキリばっかりの最近の失速ぶりは惨たらしかったからな。遅い枠でちょっとは緩くなるだろうから、以前程ではないにせよ上向きになるのを期待しています。
などのコメントが寄せられており、深夜枠への移動を残念がる声よりも、今後の変化に期待する声が多く見受けられます。
ロンハーもスタートしてから早20年となり、時代の変化もあって過激な企画、話題になるような企画が減ったように感じられ、マンネリ化もしていたことから、深夜枠への移動で多少制限が減ることによって、新たな面白い企画が生まれることを望む視聴者が多い様子です。
ロンハーは以前から番組存続の危機にあるという噂は出ており、金曜日に枠移動する前の2015年時点で視聴率が1ケタを連発し、枠移動後も視聴率は8%前後で推移しており、昨年4月にニュースサイト『日刊サイゾー』が報じた記事によれば、『めちゃ×2イケてるッ!』『とんねるずのみなさんのおかげでした』(共にフジテレビ系)に次いで終了するのは、ロンハーなのではないかと関係者等の間では囁かれていると伝えていました。
そうした中で、ついにゴールデン帯から深夜帯へ降格となり、これでもし数字が伸び悩んだ場合には、打ち切り終了という可能性が高まるとみられますが、深夜枠への移動と共にどのようなテコ入れが行われ、どれほどの数字を取れるのか注目していきたいですね。