北川景子さんが主演の新ドラマ『リコカツ』(TBS系 金曜22時)が16日からスタートし、第1話の平均視聴率が発表されました。
発表によると、『リコカツ』の初回世帯平均視聴率は9.7%、個人平均視聴率は3.7%(共に関東地区)でした。
なお、今年1月期に同じ金曜ドラマ枠で放送の元TOKIO・長瀬智也さん主演『俺の家の話』は、初回の世帯平均視聴率が11.5%、個人平均視聴率は6.4%でした。
『リコカツ』は、ドラマ『安堂ロイド〜A.I. knows LOVE?〜』『IQ246〜華麗なる事件簿〜』『大恋愛〜僕を忘れる君と』など、様々な作品を手掛けた脚本家・泉澤陽子さんによるオリジナル脚本のドラマで、「離婚活動=リコカツ」をテーマとした“離婚するかもエンターテインメント”となっています。
主演の北川景子さんは、ファッション誌『marie claire mode』の編集部で働く編集者・水口咲役を演じ、夫で航空自衛隊・航空救難団のエース隊員・緒原紘一役を永山瑛太さんが演じています。
2人は運命的な出会いから“交際ゼロ日婚”し、新居で新婚生活をスタートさせるのですが、お互いのことをよく知らないまま勢いでスピード結婚したことによって、生活習慣や価値観のズレなどが露呈し、結婚から間もなく夫婦喧嘩が勃発し、新婚早々に離婚活動(リコカツ)を始めるという内容になっています。
出演者は北川景子さん、永山瑛太さんのほか、佐野史郎さん、三石琴乃さん、平岩紙さん、酒向芳さん、宮崎美子さん、武田玲奈さん、高橋光臣さん、白洲迅さん、大野いとさん、田辺桃子さん、中田クルミさん、中山麻聖さん等となっています。
<↓の画像が、ドラマ『リコカツ』登場人物相関図の写真>
16日放送の第1話のあらすじ内容は、結婚を視野に5年交際していた恋人・青山貴也(高橋光臣さん)と破局した咲が、雪山での遭難から救出してくれた紘一と恋に落ち、出会いからたった3ヶ月でスピード結婚しました。
しかし、結婚式の翌日から2人の生活習慣や価値観の違いが明らかとなり、厳格な家庭に育った堅物の紘一は早朝4時にラッパの音で起床、緒原家の家訓を咲に唱和させ、朝食の用意などを求め、休日に外食へ行った際には、ファッションや店選びのセンスの違いも明らかとなり、それに加えて紘一が昭和的な自分の考えを押し付けてくることで、咲が不満を爆発させます。
すると、紘一も咲に対する不満が爆発し、お互いに「思っていた結婚生活と違う」と言って大喧嘩となり、離婚を口にしたことで2人は離婚に向けて動き出します。
そして、2人は紘一の両親と食事した際に、離婚することを話そうとしたところ、紘一の母・薫(宮崎美子さん)と父・正(酒向芳さん)から先に「自分たちは離婚する」と切り出され、さらには咲の母・美土里(三石琴乃さん)と武史(佐野史郎さん)も、離婚を匂わせる不穏な空気が漂っており…といったストーリー展開となっていました。
そんな第1話の終了時点での視聴者の感想を見てみると、
- ドラマも面白かったし、何より北川景子さんがキレイ!!
- 視聴率以上に面白かった。北川さん・瑛太さん夫婦や両親の離婚。これからどうなっていくか楽しみ
- 瑛太が色々濃かった ちょっと苦手
- あの位で離婚考えたら 結婚しない方がいいと思う。ストーリーに入れなかった。
- 特に永山瑛太さんの演じたキャラが面白い。離婚がテーマだったが、思ったよりは予算も掛かっており、爽やかな内容のラブコメだった。
北川景子さんも等身大の女性を頑張って演じられていたと思う。 - テーマ等々はおもしろいと思うんだけど、瑛太の不自然なキャラが…ちょっと胸焼け。そこだけギャグ?みたいな。
極主夫道の玉木宏みたいで、毎週一時間見ると重そう。あれでは北川景子じゃなくてもついていけないよ。 - この先の展開が大体透けてみえて興味がもてない。北川景子の演技力が相も変わらずだし。
瑛太のキャラ作りの演技はいいが、あれがずっと続くかと思うとなかなかしんどい。
そして、米津玄師の主題歌はこの作品に合ってるのだろうか… - かなり番宣していた割に視聴率が低いね。でも瑛太のキャラがすごく面白くて良かった。
が、内容的にはあまり面白くないし、既視感ありの場面も多かったので、2話目以降はリアルタイムではみないかなぁ。 - 北川景子はチャーミングに描かれていたけど、永山瑛太のキャラが極端すぎて話しに馴染めなかった。
極端なキャラ設定を批判する気は毛頭ないけど、キャラと演者が噛み合っていないと見手の方はウザさや寒さを感じてしまうのでは?
などの声が上がっており、賛否両論となっています。
北川景子さんが連ドラで主演するのは、、2019年1月期放送の『家売るオンナの逆襲』(日本テレビ系)以来2年ぶりで、第1子出産後初の主演ドラマということで大きな注目を集めていたのですが、思っていたほど視聴率が伸びなかったですね。
永山瑛太さんは8年前の2013年1月期に、尾野真千子さんと共に夫婦の離婚を描いたドラマ『最高の離婚』(フジテレビ系)で主演し、この作品は評判が良く全話の期間平均視聴率が11.8%を記録、連ドラ終了から約1年後に放送のスペシャルドラマでは13.6%の好視聴率を記録していました。
一方で『リコカツ』の第1話終了時点では、永山瑛太さんが演じる堅物キャラに違和感があるとの指摘や、北川景子さんの演技もイマイチなど厳しい声も上がっています。
永山瑛太さんが演じるキャラ、喋り方などにまだ馴染めない部分があり、内容にも特に目新しさは感じられないのですが、初回からメインの2人だけでなく、お互いの両親も離婚に向けて動くようなストーリーとなっているので、今後どのような展開を迎えるのか楽しみですし、ストーリーの盛り上がりによって視聴率はどうなっていくのか、引き続き注目していきたいですね。