落語家・立川志らくさん司会の情報番組『グッとラック!』が26日をもって終了し、後番組として29日からスタートした新番組『ラヴィット!』(TBS系 平日午前8時)の初回視聴率が発表されました。
発表によれば、麒麟・川島明さんが司会を務める『ラヴィット!』の初回世帯平均視聴率は2.7%、個人平均視聴率は1.3%(共に関東地区)で、『グッとラック!』の最終回は世帯平均視聴率が2.8%だったため、わずかに数字がダウンしています。
なお、月曜日・同時間帯の前4週間の世帯平均視聴率は3.5%となっています。
<↓の画像は、『ラヴィット!』司会の麒麟・川島明さんと田村真子アナウンサー、スタジオセットの写真>
一方、同時間帯に『情報プレゼンター とくダネ!』の後番組として、同日からスタートした『めざまし8(エイト)』(フジテレビ系)は、初回の世帯平均視聴率は6.2%、個人平均は3.2%でした。
『とくダネ!』の最終回は世帯平均視聴率が7.3%で、これと比較すると『めざまし8』は1%以上のダウンとなっています。
ただ、フジテレビの月曜日・同時間帯の前4週間の世帯平均視聴率は5.9%で、『めざまし8』の初回はこの数字を上回っています。
<↓の画像は、『めざまし8』司会の谷原章介さんと永島優美アナ、スタジオセットの写真>
同時間帯に放送の他番組の29日の平均視聴率は、『スッキリ』(日本テレビ系)が世帯平均視聴率8.8%(前4週平均7.8%)、『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)が10.6%(同10.2%)でした。
新番組がスタート後も、民放の同時間帯1位は『羽鳥慎一モーニングショー』、2位は『スッキリ』、3位は『めざまし8』、大きく差を付けられて4位に『ラヴィット!』という結果で、『ラヴィット!』のみ前4週平均よりも視聴率が下がっています。
そして、『ラヴィット!』など各番組の視聴率発表を受けてネット上では、
- TBSに麒麟はくるだろうか
- 半年で打ち切りかな
- 1年間ずっと視聴率が2~3%台で来年春には打ち切りだろうね
- 志らく師匠からは「ラヴィット!は短命だったら承知しないからね」と発破をかけられていたのに、ご祝儀相場でこの数字か
- 初日だから見たが、もう見なくて良い番組だと思った。途中でチャンネル変えたわ
- 仕事前の朝からお笑い芸人でガヤガヤしている番組を見る気にはなれない
- 映画かドラマの再放送したらいいよ。こんなつまらない番組よりマシ
- 無理やりそこそこ人気のタレントを集めてやってる感が否めない。MCに抜擢された川島が可哀そうだ
- TBSがマジで心配になった。はなまるマーケットが終わってから迷走してるなー。
- ラヴィットはゲスト陣が芸人ばかりで、朝の情報番組とは思えなかった
- なんか、加藤にあてつけた番組みたいだけど、吉本の芸人のつまらない話と、本当にどうしょうもないコメンテーターを並べてる。
まるっきり“ヒルナンデスの劣化コピー”。こんなもん朝から見たいやついるのか? - 単純に企画がつまらない。二番煎じどころじゃない。民放各局で飽きられるくらい散々やられてきたコンビニ商品のランキング企画をまさか初回の掴みでやるかね(呆)
更に輪を掛けるように出演者が酷いというか、MCの麒麟川島とぼる塾の杏里を除き、これでもかってくらい揃いも揃って平場でのトーク下手ばかりを集めてTBSはいったい何がしたいのか正直理解に苦しむ。 - 加藤潰しどころか加藤をアシストしているじゃん!吉本。
吉本としては吉本若手芸人をスッキリに出演しないようにラヴィットにレギュラーにさせたけど、別に芸人は吉本だけでない。
今日のクイズッスではワタナベエンターテインメントの芸人を紹介していた。
などの声が上がっています。
TBSは、2014年3月に生活情報番組『はなまるマーケット』を終了させて以降、他局と同様に情報ワイドショー番組を制作し、TOKIO・国分太一さんを司会に起用した『いっぷく!』、『白熱ライブ ビビット』を放送するも視聴率低迷が続き、2019年9月スタートの『グッとラック!』も数字が伸びなかったことで打ち切られました。
こうした状況を受けてTBSは、「ニュース・ワイドショーを一切扱わない」という情報バラエティ番組『ラヴィット!』をスタートさせ、番組の司会は仕切りが上手く好感度も高い川島明さんを起用、さらに曜日レギュラーはほぼ芸人で固め、他局とは違う路線で視聴率アップを目指していく形としています。
<↓の画像は、『ラヴィット!』レギュラー出演者の写真>
しかし、初回放送時点では視聴者から「ヒルナンデスみたい」「番組のタイトル『アサナンデス』の方がいいと思う」などの声が多く上がっており、事前に流れていた情報通り企画内容に目新しさがなく、他局で放送されている番組の二番煎じで、魅力が感じられないとして酷評されています。
そして、初回平均視聴率が『グッとラック!』からさらに落ち込み、世帯平均視聴率が2.7%だったことで、この番組も早々に終了するのではとの指摘も見受けられます。
ちなみに、『グッとラック!』の初回世帯平均視聴率は2.9%、前番組『ビビット』の初回は3.0%で、新番組を放送する毎に視聴率が下がっています。
ただ、『ラヴィット!』も視聴率低迷が続くようであれば、大きなテコ入れが行われ、それによって視聴率が上向く可能性もあるので、これから視聴率がどのように推移していくのか注目したいですね。