令和初となる『第70回NHK紅白歌合戦』の追加出場アーティストが25日に発表され、2016年に紅白初出場を果たしたロックバンド『RADWIMPS(ラッドウィンプス)』が白組で出場することが明らかになりました。
3年ぶり2回目の出場となるラッドウィンプスは、累計興行収入が139.8億円を突破し、今年最大のヒットとなったアニメ映画『天気の子』(新海誠監督)の音楽を手掛けており、紅白だけのスペシャルパフォーマンスを披露するとのことです。
今年の紅白出場歌手は14日に正式発表され、初出場が決定したアーティストは、俳優・歌手の菅田将暉さん、アニメソング歌手のLiSAさん、『Kis-My-Ft2(キスマイフットツー)』、『GENERATIONS from EXILE TRIBE(ジェネレーションズ)』、『Official髭男dism(オフィシャルヒゲダンディズム)』、『King Gnu(キングヌー)』、『日向坂46』、『Foorin(フーリン)』の計8組でした。
合計出場歌手は近年では最小の41組で、白組の出場歌手が紅組より1組少ないことで追加発表があると予想されており、番組のチーフプロデューサー・加藤英明さんはメディアの取材に対して、「今日時点で発表できるすべて。(今後)出演交渉させていただく可能性はある。(本番まで)1ヶ月半あるのであらゆる可能性を探りたい」
としています。
昨年初出場したシンガーソングライター・米津玄師さんへの交渉については、「皆さんの期待がより高まればあるかもしれない」と答えていました。
<↓の画像は、米津玄師さんの写真>
他にも、NHK連続テレビ小説(朝ドラ)100作目となった『なつぞら』の主題歌を担当の『スピッツ』についても、「あらゆる可能性を否定しない」と語っていました。
<↓の画像は、スピッツの写真>
その後、竹内まりやさんが特別枠で紅白に初出場することが発表され、過去に朝ドラの劇中歌として使用された楽曲『いのちの歌』をセルフカバーするとしています。
各週刊誌の報道によれば、昨年は平成最後、今年は令和初の紅白で、加えて70回目という節目の年でもあるため、昨年と同様のサプライズがある可能性は高いとみられています。
『週刊文春』によれば、やはり米津玄師さんが出場する可能性は高いと見られているようで、NHKは米津さんのために残している「米津枠」があるとの話があるとし、すでに水面下では接触を図っているとの話もあるそうです。
他にも、これまで一度も紅白に出場していないスピッツ、ラグビー日本代表応援ソングを手掛けたB’zを大穴として挙げており、夕刊紙『日刊ゲンダイ』では元SMAPで『新しい地図』として活動している稲垣吾郎さん、草彅剛さん、香取慎吾さんが出場する可能性もあるのではと予想しています。
一方で、今回発表されたラッドウィンプスの2度目の出場を予想しているメディアはほとんど無かったようですが、楽曲を手掛けた映画『天気の子』は大ヒットを記録し、サウンドトラックも各チャートで1位を獲得するなどヒットしていたので、2度目の出場は納得ですね。
現時点で発表されている歌手はまだ43組で、昨年は特別枠も含めて全49組が出演していたため、今後どのようなアーティストの出演が追加発表されるのか引き続き注目したいところです。