モデル・女優の新木優子さん(あらき・ゆうこ 25歳)と俳優・高良健吾さん(こうら・けんご 31歳)のW主演ドラマ『モトカレマニア』(フジテレビ系 木曜22時)が10月からスタートし、新木さんが地上波連ドラで初主演ということでも注目を集めていたのですが、視聴率が見事に大コケしており、早期打ち切りの可能性が早くも浮上しています。
『モトカレマニア』は、2017年から女性向け漫画雑誌『Kiss』で連載中の同名漫画の実写化で、元カレの存在が忘れられずに“モトカレマニア(MKM)”となった27歳独身OL・難波ユリカが、大好きだった元カレと勤務先で5年ぶりの再会を果たし、混乱、暴走、試行錯誤を繰り返す姿を描いたラブコメディ作品となっています。
W主演の新木優子さんと高良健吾さんの他に、山口紗弥加さん、小手伸也さん、森田甘路さん、加藤虎ノ介さん、大地さん、大倉空人さん、井上翔太さん、趣里さん、元TBSでフリーの田中みな実アナウンサー、お笑いコンビ『ガンバレルーヤ』のよしこさん、ミュージシャン・俳優の浜野謙太さん、『GENERATIONS from EXILE TRIBE』と『EXILE』のメンバー・関口メンディーさんなどが出演しています。
<↓の画像は、『モトカレマニア』主要キャストの写真>
そして、10月17日に放送の初回平均視聴率は5.6%(関東地区)と深夜ドラマ並の数字でスタートし、第2話も5.2%と更に数字がダウン、最新の第3話は自己最低となる4.1%まで数字を落としています。
これは今期民放(テレビ東京を除く)のゴールデン・プライム帯(19~23時)に放送されたドラマの中では最下位の数字で、ネット上の反応を見てみると、
- どこまで視聴率落ちるかな?
- 題材といいキャストといいフジがやる気なさすぎだとは思う…新木さんは綺麗で目の保養にはなるけどね。
- モトカレマニアとかタイトルがもう見る気なくす!普通に痛い女の話かと思ってしまうんだよね!
男も女も沢山いるのに固執してるとか哀れすぎる! - 話の内容もキャスト陣も深夜ドラマ級だからなぁ。
新木さんを主役級女優に育てたいんだろうけど、もう少し準主役級で2~3本やってからで良かったんじゃないの? - 今期のドラマの中で、一番つまらない。何やっているのか理解出来ない。
前作が面白かったから、余計にキツい。早く終わって欲しい。 - 新木優子も高良健吾も演技が全然ダメだから、視聴率が低い。それだけ。もう打ち切りでいい。
- 新木優子推しすぎ演出がなぁ。女優としてはまだまだ駆け出しみたいな新木優子でそんなに数字取れるわけがない。
まー、そもそも話がしょーもない。ということで新木優子は決して悪くない。 - 録画して見てるけど、主演が弱いっていうのもあるのかな?
あと裏番組にも恵まれてなくて、ドクターXが2週連続で延長したかと思ったら、昨日は嵐の特番があったりで… - 演者のインパクトが無い。とにかく無い。3%台もありえるぞこれ。
などと冷めた反応が目立ち、打ち切りもあり得るのではとの声が早くも上がっています。
フジテレビは現在、民放の中でも特に視聴率の合格ラインが低く設定されていると言われており、週刊誌『週刊新潮』が1月に報じた記事によると、テレビ離れやリアルタイム視聴の減少によって、民放各局の合格ラインとなる視聴率は10%になっているといいます。
その一方で、フジテレビは低視聴率番組が多いことから、8%以上は「ハイシングル」、7.9%以下は「ローシングル」と言われるそうです。
このようにフジテレビは他局に比べると視聴率の合格ラインは低いというものの、打ち切りラインは他局と同様にゴールデン・プライム帯の番組であれば、3%台に突入すると打ち切りとなる可能性が高くなり、フジテレビで過去に放送の『OUR HOUSE』『HEAT』『セシルのもくろみ』などは、いずれも3%台に突入後に1話分以上カットされ、打ち切り終了を迎えています。
そのため、『モトカレマニア』はすでに崖っぷち状態で、第4話以降に3%台に突入すれば予定よりも早く終了となるとみられます。
ちなみに、『モトカレマニア』を放送の木曜劇場枠(木曜22時)は、今年1期放送の竹内結子さん主演『スキャンダル専門弁護士 QUEEN』が全10話の期間平均視聴率が6.8%、4月期放送の二階堂ふみさんとKAT-TUN・亀梨和也さんW主演『ストロベリーナイト・サーガ』が同6.6%、7月期放送の深田恭子さん主演『ルパンの娘』が同7.1%と、いずれも2ケタに届いていません。
『ルパンの娘』については、タイムシフト視聴率(録画視聴率)がリアルタイム視聴率よりも高かったほか、見逃し配信の再生回数も非常に高く、視聴者からは高い評価を受けていました。
一方の『モトカレマニア』は、リアルタイムだけでなくタイムシフト視聴率なども低いようで、ネット上でもあまり話題になっていないことから、このまま数字が低迷して今年初、令和初の打ち切りドラマとなるかもしれないですね…。
【追記 11/8 13時5分】
『モトカレマニア』の第4話が8日に放送され、平均視聴率が自己最低の3.0%(関東地区)だったことが明らかになりました。
この日は『ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)』の生中継が延長し、放送開始時間が30分遅れとなっており、その影響を受けたとみられます。
なお、21時11分~22時24分にかけて放送のボクシング中継は平均視聴率15.2%(前4週の平均視聴率7.6%)、瞬間最高視聴率20.5%と高い数字を記録していました。