女優・モデルの飯豊まりえさん(25)と元乃木坂46で女優・西野七瀬さん(28)が、『マクドナルド』の新CMで期間限定デュオ『アジアのジューシー』を結成し、1月31日から放送のCMでパフィー(PUFFY)のデビュー曲『アジアの純真』(作詞・井上陽水さん 作曲・奥田民生さん)の替え歌を披露し反響を呼んでいます。
このCMを巡ってSNS上では肯定的な反応だけでなく、「最悪のパターン」「中途半端」などと否定的な声も上がり、物議を醸していると週刊誌『女性自身』のWeb版が伝えています。
マクドナルド初のアジアンフェアのCMでは、飯豊まりえさんと西野七瀬さん、お笑いコンビ『笑い飯』がそれぞれ『アジアの純真』の替え歌を披露しており、飯豊さんと西野さんのデュオによる曲『アジアのジューシー』は、1月26日からYouTubeでミュージックビデオ等の公開がスタートし、公開から2週間で再生回数が50万回を突破しています。
ミュージックビデオはオリジナルに似せた作りになっており、飯豊まりえさんと西野七瀬さんによる『アジアのジューシー』に対してネット上では、「2人のコンビ好き」「楽しそうに歌って踊る様子は、ただただ和む」「このデュオは奇跡 キャスティングしてくれた人…本当にありがとう」などと絶賛の声が上がっており、2人でCDデビューや音楽番組に出演してほしいとの声もあります。
その一方で女性自身は、「似ているのは“表面的”」「飯豊と西野に非がないのはもちろんだが、カメラアングルや演出、衣装面でのオマージュとしてのクオリティを疑問視する声が上がっている」
とした上で、実際にネット上では、
- あのCMは作ってる側は好意的なつもりだけど、実質的にはバカにしてるっていう最悪のパターン あれは失礼だ
- PUFFYオマージュCM、ぜんぜんオマージュになってなくてただ可愛い2人にTシャツとデニム着せて可愛く歌わせてる(ここが最大に違う)のが表層~~って感じ
- PUFFYへのオマージュなんだろうけど、90年代カルチャーの完成度と成熟度の高さと現在の落差に悲しくなって商品買う気にもなれないから、中途半端なオマージュはしないで欲しい
などと、手厳しい声が上がっていると伝えています。
女性自身はこのように『アジアのジューシー』を巡り物議を醸しているとしているのですが、この報道に対して疑問の声も多く、
- クレーム側のイラつきが分からん
- そんなこと思ってるのごく一部でしょ PUFFY自体がライトでゆるゆるだったじゃん
- そんなに酷いか?懐かしい感じと2人のいい雰囲気が伝わって悪くないと思うけど
- がっちりPUFFYを知ってる世代ですが特に違和感は無いですけどね。逆にハンバーガーのCMやのに、ファッションとかそんなことを気にする人がいることに驚いた。
などの声が上がっています。
最近では、同じくパフィーの6枚目シングル『愛のしるし』を女優・歌手の森七菜さんがカバーし、YouTubeで公開のミュージックビデオは240万回近く再生されるなど大きな反響を呼びましたが、歌が下手だとして批判の声もありました。
これに続いてパフィーをオマージュした『アジアのジューシー』も物議を醸しているようですが、最初CMで見た時には何とも言えない違和感を抱いたものの、徐々にこれはこれで良いと感じるようになっていき、気付けば何度もミュージックビデオを再生していましたね。
そこから久しぶりにパフィーの『アジアの純真』を聴き、韻を踏んだ意味不明な歌詞やメロディーに心地よさを感じ、この曲の良さを再認識しました。
ちなみに、パフィーは2021年にデビュー25周年を迎え、YouTubeチャンネル『blackboard』で『アジアの純真』を披露しているのですが、2人の歌唱力に磨きがかかっており、デビュー当時とはまた違った魅力を感じます。
パフィーのオマージュを巡っては様々な声が上がっていますが、笑い飯が出演のCMも含めてネット上では大きな反響を呼んでいて、プロモーション的には成功なのではと感じますし、今後も新たな試みを行っていってほしいですね。