11月25日から放送がスタートする女優・綾瀬はるかさん(32)が主演のNHK大河ファンタジー『精霊の守り人~最終章~』(NHK 土曜21時 全9話)で、モデル・タレントのマギーさん(本名=ギブ・奈月・マーガレット 25歳)が女優デビューすることが6日に発表され、ネット上では厳しい声が多く上がっています。
『精霊の守り人』は、作家・上橋菜穂子さんのファンタジー小説『守り人シリーズ』を原作としており、2016年3月から3シーズンに渡って3部作(全22回)放送のドラマとなっています。
<↓の画像は、『精霊の守り人』出演の東出昌大さん、綾瀬はるかさんの写真>
物語の舞台は人間と精霊が共に暮らす架空の世界で、短槍使いの凄腕女用心棒・バルサ(綾瀬はるかさん)と新ヨゴ国の皇太子・チャグム(板垣瑞生さん)による壮大な物語を描いており、マギーさんが演じるのは、新ヨゴ国のオッカ村に住み、ヨゴ国を狙うタルシュ帝国軍との戦いで傷ついた薬草師・タンダ(東出昌大さん)を守ろうとする村娘・ヨーナ役です。
<↓の画像が、『精霊の守り人~最終章~』で女優デビューするマギーさんの写真>
マギーさんを起用した理由について制作統括の内藤愼介さんは、「ルックスも含め、モデルとして一流で活躍しているマギーさんの強い個性が、この世とは違うファンタジーの世界観で生きると思った」と語り、すでに昨年12月には撮影が行われており、「負けん気と、本番での強さを感じました。度胸満点で演技が初めてとは思えなかった。ファッショナブルじゃない、これまでにないマギー像を見せています」と絶賛しています。
『精霊の守り人』で女優デビューを果たすマギーさんは、「出演オファーを頂いた時は率直に『挑戦したい!』と思いました。初めての演技ということもあり、手探り状態でのスタートだったので、ご迷惑をおかけしないかとても不安でしたが、今の自分にできることを最大限やろう!という気持ちで挑みました」「たくさんの人に愛されている、とても素敵な作品に携われてとても光栄です。是非ヨーナにも感情移入してもらえたらうれしいです」とコメントしています。
また、ハリウッド女優のキャメロン・ディアスさん、映画『冷たい熱帯魚』(園子温監督)の大ファンだというマギーさんは、今後も女優としての活動を希望しており、「変わった世界観が好き。バラエティーで見せる私とは違う、毒のある役をやりたい。今度はリアルな世界でサイコパスの役をやってみたいです。」「頂いたお仕事はきちんとお返しします。絶対に期待を超えたい」と女優業に意欲を見せています。
このように語っているマギーさんに対してネット上では、
- 不倫は大手悪徳事務所がもみ消した方が正解って事ですか?NHKさん
- え?NHKって不倫OKやったっけー?笑かすやん
- この子の不倫騒動は解決したの、不倫が問題で他のタレントは確か降板したのでは。それでこの子は問題ないとは差別もはなはだしい。
- 好きなドラマシリーズなのに見る気なくしたわ。クソNHK、何を考えてるんだ?
- 不倫するような人間をNHK起用するんですね。NHKに苦情出るんじゃないかな???
- 不倫してる演技したことない人を出すなら、演技できる斉藤由貴の方を出してあげて。
- あれ?不倫してたのなかったことにしてる?ベッキーはあんな非難されたのにこの人は良いの?芸能界のしくみよくわかんないね
- 斉藤由貴さんも大河もEテレも降板してるのに、不倫してる人を堂々キャスティングする理由が分からんわ。しかも役者でもない人を。これで演技が棒だったら笑うしかない。
- 事務所の力凄いね~無かったことでNHKに出れるんだ
などの批判コメントが相次いでいます。
マギーさんは今年1月に週刊誌『フライデー』によって、パンクロックバンド『Hi-STANDARD』(略称:ハイスタ)などで活動しているギタリスト・横山健さん(48)との不倫スキャンダルをスクープされており、ネット上では猛バッシングを受けていたのですが、なぜかテレビや主要スポーツ紙などの大手メディアはこの話題を取り上げず、当事者たちもこの件について一切触れないという対応を取りました。
<↓の画像が、横山健さんの写真>
これによって、仕事にダメージを受けること無く不倫スキャンダルを切り抜け、マギーさんはその後も昼の情報バラエティ番組『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)などにレギュラー出演しています。
<↓の画像が、『フライデー』掲載の写真>
その一方で、同じくハーフタレントのベッキーさんは昨年1月に、当時既婚者だった『ゲスの極み乙女。』の川谷絵音さんとの不倫が発覚し、世間やマスコミから猛バッシングを受けた結果、計10本のCMを降板しレギュラー番組出演も見合わせ、さらには芸能活動休止まで追い込まれており、マスコミの報道姿勢に差があり過ぎるとして批判の声が多く上がっていました。
そうした中で、不倫などのスキャンダルを最も嫌うと言われているNHKの『精霊の守り人』に、マギーさんが出演することが今回発表され多くの批判が寄せられています。
撮影は昨年12月に行われたとのことなので、横山健さんとの不倫スキャンダルをスクープされる前の話ではありますが、『精霊の守り人~最終章~』の放送がスタートするのは11月25日と約1年もの猶予があるため、あの不倫スキャンダルを無かったものとして、予定通り出演させるというのはどうなのかなと思いますね。
ニュースサイト『デイリーニュースオンライン』によれば、マギーさんが所属する芸能事務所『レプロエンタテインメント』には、人気女優の“ガッキー”こと新垣結衣さんらが所属しており、テレビ局側は新垣さんなどのタレントをキャスティングしたいがために、強くは出られず事務所側に従うしかないのではないかと推測しています。
真相は不明ですが、結局は所属事務所の力次第だとみられ、今年3月に不倫スキャンダルをスクープされた俳優・渡辺謙さんは、業界内でも力を持っていると言われている『ケイダッシュ』に所属しており、来年放送のNHK大河ドラマ『西郷(せご)どん』を降板することなく出演することが決定しています。
マギーさんも事務所の力によって同様の対応が今後も取られるのであれば、本人が希望する通り、『精霊の守り人』で女優デビューしたことをきっかけに、これから女優としての仕事が増えていくことになるのかもしれないですね…。