番組スタートから低視聴率を連発していたお昼の番組『ポップUP!』(フジテレビ系 月~金曜午前11時45分)が、年内をもって打ち切り終了すると週刊誌『週刊女性』のWeb版『週刊女性PRIME』が報じています。
『ポップUP!』は、坂上忍さんが司会を務めていた『バイキングMORE』の後番組として4月からスタートした情報バラエティ番組で、話題の芸能・エンタメニュース、最新のグルメやファッション、美容ダイエット情報などを取り上げ、視聴者が見たい、聞きたい、知りたいと思うものを掘り下げていくという番組となっています。
番組の進行役は佐野瑞樹アナウンサーと山崎夕貴アナウンサーが務め、曜日パーソナリティは月曜が俳優・小泉孝太郎さん、火曜は三浦翔平さん、水曜は『おぎやはぎ』、木曜は高嶋政宏さん、金曜は『平成ノブシコブシ』の吉村崇さんが務めています。
<↓の画像は、『ポップUP!』レギュラーメンバーの写真>
番組の初回平均世帯視聴率は3.2%、個人視聴率は1.6%と、『バイキングMORE』を下回る数字でのスタートになっており、4回目の放送で早くも世帯視聴率が1%台、個人視聴率は1%を切っていました。
週刊女性PRIMEによれば、平日の帯番組は視聴習慣がつくまである程度の時間がかかるため、数字が低くとも最低2年は続けるそうなのですが、年内で終了することが決定したとし、その理由について広告代理店関係者は、「スピード打ち切りが決まった背景には、6月に就任した港浩一社長の強い意向があったと聞いています」
と語っています。
フジテレビ関係者も『ポップUP!』の打ち切りについて、「放送開始後も『ポップUP!』はスポンサーが集まらず苦戦しており、営業局から“どうにかしてほしい!”と大幅リニューアルや打ち切りを求める要請があったんです。笑えない実情を知った港社長は“今秋の改編で打ち切り”と就任直後から提案してきたのですが、さすがに数か月で帯の新番組の準備は無理。とはいえ、春の改編までは待っていられないということで、異例の年末打ち切りになりました」
と明かしています。
気になる『ポップUP!』の後番組は、『笑っていいとも!』のようなバラエティ番組になる予定といい、「新番組のMC候補も最近になってようやく港社長に提案したばかりで正式には決まっていない状況。社長肝入りのプロジェクトのため、MCはビッグネームにお願いしたいところですが、平日の帯のスケジュールを押さえられるMC候補は限られていますからね……。同じく1年半で打ち切りになったTBS系『グッとラック!』の後番組『ラヴィット!』が好評なので、配信での展開も見据えた『笑っていいとも!』のようなお昼のバラエティー番組を想定しているようです」
と、フジテレビ関係者が明かしています。
週刊女性PRIMEはこのように、『ポップUP!』の年内打ち切り終了を報じているのですが、これに対してネット上では、
- 一回も見たことない
- たまに見るけど面白くないもん。納得
- バイキングの方が面白かった
- 出演者が微妙すぎる。全然興味ない人ばっかだから見てて面白くない。世間の話題に乗っかろうとして議論しあってるけど、出演者自体がその話題に興味ないのか、表面的なやり取りしてるのがめっちゃ伝わってくる
化もなく不可もない番組作ろうとしてるからだろうな - 時間帯からいって主な視聴者は主婦や高齢者だろうに、その層に好感度高い人がほとんど出てないもんね
- ごきげんようの復活でいいよ
- 昔のドラマとか再放送してくれたらいいのに
- 時間的にも長いんじゃない?30分ドラマ復活すればいいのに
- また下手こいてタレントにギャラ無駄遣いするより、おとなしくドラマ再放送して
などの声が上がっています。
『ポップUP!』は放送開始からすでに4ヶ月が経ったものの、固定視聴者が増えずに世帯視聴率は1%台後半、個人視聴率は1%前後と見事な爆死となっていて、注目を集めそうなゲストが登場しても全く数字が伸びず、ネット上でもあまり話題にならないという状況が続いています。
それに加えて6月には『週刊文春』によって、番組のアシスタントプロデューサー(AP)がチーフプロデューサー(CP)からのパワハラを苦に、2度にわたって自殺未遂を図っていたことなどが報じられ、この問題でCPは制作現場から外れ、代わりに情報企画開発部長がCPの代行を務めることになるというトラブルがありました。
『ポップUP!』がスタートする直前にも、番組制作スタッフを巡る同様のトラブルを週刊文春に報じられており、それによって番組のイメージも悪化していて、番組の打ち切りは時間の問題と見られていました。
そして、『ポップUP!』の後番組はまさかの『笑っていいとも!』的な番組を想定しているそうですが、新番組への期待度も低く、ネット上では過去のドラマを再放送してくれた方がいいとの声も多く上がっていますが、新たに誰をメインMCに起用し、裏番組に対抗していくのか注目したいですね。