1996~2002年放送のバラエティ番組『ウッチャンナンチャンのウリナリ!!』(日本テレビ系)から誕生した、音楽ユニットの“ポケビ”こと『ポケットビスケッツ』と“ブラビ”こと『ブラックビスケッツ』が、今年の『第74回NHK紅白歌合戦』に特別企画で出演することが発表され、ネット上で大きな反響を呼んでいます。
ポケビとブラビが紅白に出演するのは1998年以来25年ぶりで、2組揃ってのテレビ出演は21年ぶりとなります。
<↓の画像は、ポケットビスケッツのメンバー写真>
<↓の画像は、ブラックビスケッツのメンバー写真>
発表によると、ポケビとブラビはテレビ放送70年を記念した特別企画『テレビが届けた名曲たち』に出演し、歌唱曲は後日発表となっており、同企画には現時点で俳優・歌手の寺尾聰さんの出演も発表されています。
ポケビは、ウッチャンナンチャン・内村光良さん、千秋さん、キャイ~ン・ウド鈴木さんの3人で1995年に結成し、『爆風スランプ』のパッパラー河合さんプロデュースで1996年4月にデビューシングル『Rapturous Blue』を発売し約30万枚を売り上げ、同9月発売の2枚目シングル『YELLOW YELLOW HAPPY』、1997年1月発売の3枚目シングル『Red Angel』、1998年7月発売の5枚目シングル『POWER』でミリオンセラーを達成し、『POWER』はオリコンチャート1位も獲得しましたが、2000年に活動を休止しました。
一方のブラビは、ポケビに対抗するユニットとしてウッチャンナンチャン・南原清隆さん、ビビアン・スーさん、キャイ~ン・天野ひろゆきさんの3人で結成し、同年末にデビューシングル『STAMINA(スタミナ)』を発売、オリコンチャートで2位を獲得し、1998年4月発売の2枚目シングル『Timing(タイミング)』は約148万枚の売り上げを記録、同年のシングル売上ランキングで4位にランクインし、同年末にポケビと揃って紅白初出場を果たしましたが、翌年発売のシングルが目標数に達しなかったことで1999年に活動休止となりました。
それから20年以上経ち、ポケビとブラビが再び紅白に出演することが発表されネット上では、
- え!!!これは嬉しい!!!
- 今の若い子は知らないだろ
- ウッチャン久しぶりに弾ける場所だな(笑)盛り上げて下さい!
- 懐メロに変更した方が、今の紅白のやり方より盛り上がりそうやな
- ジャニ枠がないから、もう必死だな。なんでもありだね。
- 裏の日テレのお笑い特番で復活すべきじゃない?
- 今年見なくていいと思ってたのに、ポケビブラビを出してくるなんて
- もう紅白にこだわらず年末音楽祭みたいなのにしてしまえばいいと思う 男女で分けるの時代に合ってないし勝敗にするのも変な話だし
- どの業界もそうだけど昔の栄光ばかり頼るよな。もう視聴率もとれんし、無理して紅白しなくてもいいんじゃないか。
- この頃の音楽番組は楽しかったな。ウリナリはもちろん、猿岩石とか、モー娘。とか、ジャニーズも黄金期だったし。
- 昔の紅白はその年の代表曲ばかりだったのに今は某民放局の年忘れ懐メロと変わらなくなった
- ビビアン離婚したから日本でまたひと稼ぎしようとしてるよね
などの声が上がっています。
ポケビは2018年の『24時間テレビ』(日本テレビ系)で限定復活し、千秋さんはその後も音楽番組などでポケビの曲を披露しています。
一方のブラビは、5人組バンド『Klang Ruler(クラングルーラー)』のカバーVerが昨年にTikTokで流行り、それがきっかけで昨年に音楽特番『ベストアーティスト2022』で限定復活を果たし、今年に入ってSNSで3ショットを披露するなどしていますが、ポケビと揃ってのテレビ出演はウリナリの最終回以来21年ぶりということで、ファンからは歓喜の声が上がっています。
その一方、あくまでも懐メロ特集企画での出演ながら、なぜ今さら紅白に?との声も多く賛否両論となっており物議を醸しています。
今年の紅白には、性加害問題が原因で旧ジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)のタレントは1組も出場しないことが決定し、加えて今年もこれといった大きな目玉もないことから、歴代ワースト2位の視聴率だった昨年よりもさらに数字が落ちる可能性は十分あり、NHKは話題作りに必死なのだろうと思います。
懐メロ特集企画などは民放の音楽特番でも毎年のように行っており、それを紅白でもやるのはどうなのかと正直思いますが、21年ぶりに2組が顔を揃え、どのようなパフォーマンスを披露するのか注目したいですね。