今年3月と8月の深夜に、フジテレビ系の関西テレビ(カンテレ)で生放送された『全人類がリサーチャー! 特定せよ!』の第3弾が、10月8日22時30分~23時24分に全国ネット放送されることが22日に発表され、ネット上では批判的な声が噴出しています。
関西ローカルで2度放送された『全人類がリサーチャー! 特定せよ!』は、視聴者参加型の生放送番組で、番組の進行は引き続きタレント・ベッキーさんが務めます。
<↓の画像は、10月8日放送『全人類がリサーチャー! 特定せよ!』>
番組では、「この人物は誰?」「この写真に写っているのはどこ?」といった問題が出題され、写真に写ったわずかな情報を基に人物、場所などを視聴者が特定することを目指し、一番早く正解に辿り着いた視聴者には賞金3万円が贈られるというものとなっています。
この番組は「特定作業の能力=特定力を生放送で競い合う」ことをコンセプトとしており、3月25日深夜1時から生放送された第1弾は、平均視聴率4.0%、同時間帯の番組占拠率は24.7%と高い数字を記録していました。
また、過去2回の放送は関西ローカルながらツイッターのホットワードランキングで、「#特定せよ!」というハッシュタグが全国1位にランクインするほどの反響を呼んでいます。
こうした反響を受けて、第3弾はゴールデン・プライム帯(19~23時)に初進出するだけでなく、全国ネットで生放送されることが決定したそうです。
なお、ゴールデン・プライム帯の生放送番組でベッキーさんが1人でMCを務めるのは、芸能生活20年目で初とのことです。
この発表を受けてベッキーさんは、「びっっっくりしました。変な捉え方をしないでいただきたいのですが、全国ネットは私の中で目指してなかったので。目指してなかったというか、それはまた遠くにある、何段階も先の“おとぎ話”みたいなものだと思っていたので、3回目の放送が全国ネットだなんて、ただただ驚きです。スタッフさんの情熱が伝わったのだなぁと。それが嬉しいです」
とコメントしています。
そして、ベッキーさんMCで『特定せよ!』の第3弾が全国放送されることに対しネット上では、
- 1人の女性の人生をメチャクチャにしといても尚、復帰したいんだ…すげぇメンタル
- 今更ベッキーに需要があるとも思えないし、番組自体も視ることはないと思う。
- あの騒動で彼女がどんな人間性なのか知れ渡ったわけで、今更、以前と同じように“良い子”を演じられてもね。彼女が白々しく良い子を演じて見せるほど、視聴者は反感を持つだけじゃないかな?
- 若い人にバトンタッチすればいいのに。人気もない人に出番与え続けると高齢化とマンネリで終わっていくだけだと思うぞ。
- 絶対見ないようにして欲しい、見てしまうと視聴率が上がりモラルの崩壊した彼女をテレビで見る機会が増え気分が悪い
- 人の噂も七十五日、といったのは昔のこと。ネット社会の今では、過去の不祥事はいつまでもネット上に残り、その都度検索され、思い出されて、なかなか風化されにくい。ましてベッキーの場合、不倫だけではなく、あまりにも人間性が疑われる姿が暴露されてしまい、世間の悪意の目は今でも変わらないし、これからも変えられないと思う。
- 一度あんな事があってイメージが下がり、まだそのイメージが吹っ切れてないのが現状のような気が。結果は厳しいと思われる。もうそれほど需要もなさそうなのも現実に見えるし、本人は復帰に必死の様だけど早い所結婚して引退した方が良いと思う
などと批判的なコメントが数多く寄せられています。
ベッキーさんとゲスの極み乙女。の川谷絵音さんの不倫スキャンダルがスクープされたのは2016年1月のことで、あのゲス不倫騒動からすでに2年以上経過していることもあり、新たにテレビ番組やCMなどに出演する機会は着実に増えています。
一方の川谷絵音さんも新たに様々な活動を行っているのですが、やはり以前のような勢いは失っているというのが現状で、週刊誌『週刊女性』が先日報じていた記事によると、元妻との離婚による財産分与で川谷さんの資産は半分となり、金銭面も厳しい状況にあるそうです。
なお、川谷絵音さんの中では一連の問題は全て解決したと思っているようで、先日行われた音楽イベントで取材を受けた際には、笑顔で「時間が解決したのかなと思います」などと答えていました。
しかし、一連の報道などよって2人のイメージは崩壊してしまい、今もなおネット上では批判的な声で溢れており、ベッキーさんは単発で番組に出演することはあっても、かつてレギュラー出演していた『世界の果てまでイッテQ!』、『天才!志村どうぶつ園』(日本テレビ系)、『にじいろジーン』(フジテレビ系)、『ニンゲン観察バラエティ モニタリング』、『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』、『ライブB♪』(TBS系)、『ありえへん∞世界』(テレビ東京系)といった番組には復帰できていません。
ベッキーさんの所属事務所『サンミュージック』は、稼ぎ頭だったベッキーさんを再起させることに必死になっている様子で、テレビ番組やCMだけでなく、9月1日から20日までベッキーさん初の絵画アート展『空へと』を開催するなどし、多くの話題を振り撒いてはいるのですが、ベッキーさんは最も売りにしていた好感度を失ってしまったことから、「需要無し」という言葉がネット上では飛び交っています。
<↓の画像は、個展を開いたベッキーさんの写真>
ベッキーさんの前には、元モーニング娘。の矢口真里さんも不倫スキャンダルで猛バッシングを浴び、複数のレギュラー番組から降板するなどしており、一連の騒動からすでに5年が経過しているものの、民放でのレギュラー番組は現在もゼロ本という状態です。
ベッキーさんの場合は事務所からかなりゴリ押しされているようなので、民放のレギュラー番組復帰も時間の問題なのかもしれませんが、10月8日に放送される『特定せよ!』などの番組が大コケするなどした場合、地上波のレギュラー番組復帰は遠のく可能性もあるとみられ、番組初の全国放送でどれほどの数字を獲得出来るのかに注目したいところですね。