自身の不倫スキャンダルによって、1月末より芸能活動を休止していたタレントのベッキーさん(32)が、今月末にも芸能活動を再開させることを10日付の『スポーツニッポン』(スポニチ)が報道し、復帰一発目の番組は“金スマ”こと『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)で調整しているとの事だったのですが、11日付の各スポーツ紙が4月末にベッキーさんが番組のロケ収録に参加し、極秘裏に仕事復帰していたことを報じています。
関係者によれば、番組側が慎重に時期を見てオファーを出したところ、ベッキーさん側が了承して実現したといい、復帰の舞台となるのは前編ロケで構成されている企画「ひとり農業」とのこと。
この企画では、番組の担当ディレクターだった奄美大島出身の渡辺ヘルムート直道さんが単身で茨城県常陸大宮市に移住し、自給自足で田舎暮らしをするという人気企画となっており、そこにベッキーさんが出向き、後を追って現地に駆けつけた番組MCのSMAP・中居正広さんとトークを展開。
ベッキーさんが休業に入る約1週間前の1月23日の番組収録では、当時まだSMAPの分裂・解散危機騒動の渦中にあった中居さんが「お前も大変だな。俺たち頑張っていこうな」とベッキーさんを気遣い、そうした言葉をかけてくれた中居さんを相手に、あの謝罪会見で否定していた不倫交際についての真相を告白し、現在の心境を真摯に語っていたといいます。
さらに、交際が報じられた『ゲスの極み乙女。』のボーカル&ギター・川谷絵音さん(27)とはすでに破局している事を明かし、川谷さんと離婚した元妻に対してもカメラを通じて謝罪したとみられるそうで、『デイリースポーツ』によれば、このロケが放送されるのは13日が有力視されているとのこと。
しかし、状況を見ながらの決断になるといい、放送しない場合との両構えで対応するそうで、ベッキーさんの事務所関係者も「復帰の時期は未定。テレビ局、番組のスポンサーがOKと判断して初めて出演できる」とし、TBS側も「現状は何も決まっていない」としているといい、まだどうなるかは分からない様子。
このようにいつ復帰するのかは定かではないものの、他のレギュラー番組に関しても早ければ今月中に収録に参加する方向になるといい、『スポーツ報知』によると、オードリーの若林正恭さんとともにMCを務めていた深夜バラエティ番組『人生のパイセンTV』(フジテレビ系)でも復帰プランが進行中で、早ければ今月中に収録を行うとのこと。
ただ、川谷さんが9日に自身のブログで離婚を電撃発表し、これはベッキーさんサイドには寝耳に水で「離婚成立に関しては向こうの話であって、何も聞いていなかった」と語り、「改めて世間の反応を見極める時間が必要になった」と語る関係者もいるといいます。
ちなみに、生放送の情報バラエティ番組『にじいろジーン』(フジテレビ系)を制作の関西テレビは番組復帰時期について、「現段階では未定。タイミングや番組を取り巻く環境を考慮して検討したいと考えております」と答えています。
なお、事務所によると現時点で会見を行う予定はないとのことですが、スポニチが報じている記事によれば、川谷さんの元妻に直接謝罪する場が近く設けられる方向で話がまとまっているとのことです。
そして、これに対してネット上では、
- 復帰というふざけた出来レース・・・放送されても見るつもりはない。
- 今考えるとなぜテレビにずっと出れていたのか…不思議だ。突出したものがあるわけではないし、唯一の売りの元気は虚像だったし
- 事務所的には何がなんでも復帰させたいんだね…見たくないから見ないけど、いつも視聴者は置いてきぼり…。テレビって見る人が楽しむものだと思ってたけど、芸能界人が好き勝手に楽しむものだと最近気がついた…
- 出来レースだったね。業界は視聴者の声より、ベッキーという人を選んだってことだね。だから、みんなテレビを見なくなったんだよ。また見る番組無くなるわ~
- 金スマは中居くんの存在で成り立っている番組だと思うが、ベッキーはもう不要だと思うのだけど。
- ベッキーが出るなら、今後金スマ見ません!
- ゴリ押しでとにかく復活する気か。そんなことをして世間がどう反応するか、見ものですね
などのコメントが寄せられています。
また、爆笑問題の太田光さんは10日深夜放送のラジオ番組『TBSの爆笑問題カーボーイ』(TBSラジオ)でベッキーさんの復帰について言及し、金スマでの復帰する予定との報道に対して、「金スマじゃ当たり前すぎる。どうせ感動に持っていくんだろう。やっぱり笑ってあげないと」と指摘し、「(SMAP・中居正広とベッキーは)1月に日本の話題をかっさらった二人なんだから、(視聴率が)30パーセントいくな」などと語っていました。
太田さんも指摘しているように、金スマでの復帰ということはお涙頂戴的な演出にし、批判を少しでも減らせるようにもっていくのだろうと思われますが、世間の反応を見る限りどのような策を講じても無意味で、番組やスポンサーへのクレームは相当なものになるとみられ、このタイミングでの復帰は避けて、もう少し騒動が落ち着いてきた頃の方がいい気がします。
それでも少しでも早くに復帰したいというのであれば、好きにすればいいかと思いますが、番組への影響、誤ったタイミングでの復帰は今後の活動に大きな影響を与えることになるとみられるので、よく検討したいいかと思いますね。