28日公開の窪田正孝さん主演映画『初恋』(三池崇史監督)に、現在第1子妊娠中のタレント・ベッキーさん(本名=レベッカ・英里・レイボーン 35歳)が出演しており、この作品ではヤクザの恋人を殺され、復讐の鬼と化した女を演じ注目を集めているようです。
『クローズZERO』シリーズ、『悪の教典』、『藁の楯』、『無限の住人』など、これまで様々な作品を手掛けてきた三池崇史監督がメガホンを取った『初恋』は、余命わずかの天才プロボクサーがヤクザから逃げる少女と偶然出会い、これがきっかけでヤクザ、チャイニーズマフィア、悪徳刑事らが絡むトラブルに巻き込まれていくストーリーとなっています。
この作品でベッキーさんは、三浦友和さんと山口百恵さんの次男で俳優・三浦貴大さん演じるヤクザの恋人・ジュリ役を演じ、恋人が暴力団の資金源である“ブツ”を巡って殺されたことで復讐の鬼と化すという役どころとなっており、劇中ではこれまでに見せたことがないような狂気に満ちた表情のほか、街中を裸足で疾走するシーンにも挑戦するなど、振り切った演技を披露しています。
<↓の画像が、『初恋』出演のベッキーさんの写真>
表情だけでなく激しいアクションシーンにも自ら望んで挑戦したそうで、「私もリアルを求める人間なので、画面に映る限りは、できるだけ自分でやりたい気持ちがあるんです。人を殴ったり叫んだり怒ったり、普段はできないことをやらせてもらえたので、ありがたいし楽しかったです」
と語り、三池崇史監督はベッキーさんの演技について、「ベッキーがやらなかったら、この役はあそこまで弾けなかった」と絶賛しています。
ベッキーさんは『初恋』のインタビュー記事で、ジュリ役を演じるにあたって三池崇史監督から受けたアドバイスは、「現場で生まれたものを大切にすること」「初恋の気持ちを大切にすること」の2点のみだったといい、「ただ怒り狂っている人にはしたくなかったので、恋人を思う切ない気持ちや時折見せる悲しい眼差しなど、エモーショナルな部分はすごくこだわりました」「演じているうちに、アドレナリンとか、何だかよくわからないカタカナの変なものがいっぱい出ていたかもしれませんね(笑)。途中、三池監督が心配して、楽しい世間話でクールダウンしてくれるときもあったくらいですから」
と、役にのめり込んでいたことを明かしています。
また、「大人になると、公の場であんなに怒ることって出来ないじゃないですか。だから私は、心の中で『ストレス貯金』をしているのですが、ジュリのような役に出会うと、知らず知らずのうちにそれを爆発させている……というのはあるかもしれませんね。」
とも語り、普段溜め込んでいるストレスなどを演技でぶち撒けているようです。
そんなベッキーさんに対してネット上では、
- 私の中では彼女は裏表が激しそうなので特に不思議ではないですね
- ベッキー復活に対する本人と事務所のものすごい執念を感じる
- まあ頑張ってるんだろうけど一つも応援する気になれない
- この人については目にしたくないし、話題も聞きたくもない。
- 不倫が暴かれたあのLINEも狂気だと思いましたけど
- いや、もういいから…狂気はもともとじゃん。狂気だからあの記者会見、LINEでしょ。
- 不倫騒動が許せないとかはないのですが見たくない。映画はわざわざ行かなければいいからよかったです
- いくら熱演だとしても見たいとは思わない。いくらイメージアップをはかろうとしても、この人の本質は「センテンススプリング」に全て現れてる。
- 優等生はあくまでもイメージであって、これが地に近いと思います。
結婚して子供も生まれるのに、嫌われてもここまでして芸能界にしがみついていたいんでしょうか? - なぜかベッキーの場合だけ、許す許さないのレベルではなく、何をやっても無理をしているように感じてしまう。
際立った好感度だけが彼女のタレント生命力だったのだなあ。 - 恋人を奪われた悲しみを憎悪に昇華させ、髪を振り乱し、敵意むき出しにバールを振り回す新境地?
彼女は、芝居が上手いのかな?間逆な事は、経験済みだけど相手側の気持ちなんか理解出来ない人だろうに。
などと厳しい声も多く上がっています。
あの不倫スキャンダル騒動から今年で早4年が経ち、芸能活動再開後はモデルや女優業にも力を入れ、昨年から今年にかけては多部未華子さん主演ドラマ『これは経費で落ちません!』(NHK)、要潤さん主演『悪魔の弁護人・御子柴礼司 ~贖罪の奏鳴曲~』(フジテレビ系)などの作品に出演し、演技はまずまずの好評価を受けています。
しかし、不倫スキャンダルがまだ尾を引いており、今もなおネット上では「ベッキーが出るなら見ない」「芸能界を引退して欲しい」などといった声が相次いでおり、そうした批判的な声を受けてか、ゴールデン・プライム帯(19~23時)のテレビ番組出演は単発のみで、レギュラー番組はゼロ本となっています。
そんなベッキーさんは今年春に第1子の出産を予定しているのですが、ニュースサイト『シネマトゥデイ』などの取材に対して、今後の活動については、「ライフスタイルも大きく変わるので、正直どうなるかわからない」とした上で、「まずは『生活を守ること』。これが一番のベースにあって、それを最優先しつつ、もし可能であるならば、お仕事は続けたいですね。とにかく現場が大好きだし、わたしを必要としてくれる方がいる限り、できるだけその声に応えたい。『来るものは拒まず』。ただし、お色気シーン以外でね(笑)」
と語り、引き続きジャンルを問わずオファーを受けた仕事に取り組んでいくとしています。
ベッキーさんと同様に、元モーニング娘。の矢口真里さんも不倫スキャンダルによって世間から猛バッシングを浴び、芸能活動をしばらく休止してから復帰を果たしたものの、その後もあまり仕事が増えずに2018年3月には元不倫相手の梅田賢三さんと再婚、昨年8月に第1子となる長男を出産し、現在もタレント活動をしていますが微妙な状態が続いています。
ベッキーさんもなかなかイメージが回復できず苦戦を強いられていますが、子供を出産後も様々な仕事に挑戦していき、活動の幅を拡げていけるよう頑張ってほしいですね。