ロックバンド『ゲスの極み乙女。』のボーカル＆ギター・川谷絵音さん(27)との不倫騒動によって、1月末より芸能活動を休止していたタレント・ベッキーさん(32)が13日、休業前までレギュラー出演していた『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)で104日ぶりにテレビ復帰し、番組の平均視聴率が24.0％（関東地区）と番組歴代最高の高視聴率を記録していたことが16日明らかとなりました。
瞬間最高視聴率は、番組終了直前の21時58分に記録した26.6％で、エンドロールが流れている場面でした。
前回の4月29日放送分の平均視聴率は15.6％で、8.4％も数字が上昇しており、2007年9月21日放送分で記録した歴代最高視聴率22.8％を1.2％上回り、歴代最高記録を更新しています。
ベッキーさんと川谷さんの不倫スキャンダルは、今年1月7日発売の週刊誌『週刊文春』によってスクープされ、その後も2人のLINE上での会話などが流出、さらに川谷さんの妻だった一般女性の独占インタビュー記事なども同誌によって報じられ、ベッキーさんは契約していた10本のCMが打ち切られるなど、2人の不倫スキャンダルは大きな騒動に発展。
その後ベッキーさんは1月末より活動を休止していましたが、ついに真相が『金スマ』で明らかにされるとのことから注目を集めていました。
13日放送の番組では、人気コーナー「ひとり農業」のロケ収録に参加したベッキーさんが、番組MCのSMAP・中居正広さんの質問に答える形で川谷さんとの交際について赤裸々に語り、1月6日の会見では川谷さんとは友人関係だと語っていたものの、今回は「奥さまがいる人を好きになってしまった」などと不倫を認め、涙ながらに謝罪。
さらに、「報道出た後も好きな気持ちもあった。報道が落ち着いたら、恋が始まるかなという気持ちも正直ありました」と、川谷さんのことが好きで、報道後も川谷さんとの関係が戻ることを期待していたことなども告白。
しかし、『週刊文春』に掲載された川谷さんの元妻の独占インタビュー記事を読み、「（記事を読む前まで）夫婦関係は破綻していると思っていた。奥様の気持ちを初めて知った。自分の罪の大きさを知った。間違った行為だった」と語り、1月中旬からは川谷さんとは全く連絡を取っておらず、「今は好きじゃない」と言い切っていました。
さらに事実上の謹慎生活中には「料理の勉強と読書していた。」といい、「こんなに太陽を浴びるの3ヶ月ぶり」とも語っていました。
この日の番組収録は4月30日に行われ、それから2日後の5月2日に川谷さんの元妻と1対1で会い、直接の謝罪が済んだことから放送が実現したことが番組では明らかにされました。
そして、番組が歴代最高の高視聴率を獲得したことに対し、ネット上で反応を見てみると、
- これで人気があると思ったら大間違い。
- どのくらいスポンサーにクレームいったかも気になる
- 視聴率の為なら何でも放送する感じ。。。
- 局としてはおいしいが、失ったものも大きいね
- 視聴率を意識した編集だった。謝罪を受け入れたってそこに辿り着くまで元奥さんの気持ちより、ベッキーさん側が復帰させる為に動いていた感じがする。謝罪したんだから復帰なんて考えはおかしいと思う。
- 今回は見るでしょ！どんなツラさげて出て来て、何を言うか気になった人が多いはず！でも、次回からは見ない！
などの厳しいコメントが多数寄せられています。
ベッキーさんが『金スマ』でテレビ復帰することは、他局のワイドショー番組等でも報道しており、相当大きな話題になっていたことから20％以上の数字を記録するのは当然でしょうね。
しかし、今回の番組出演によって失ったものも大きく、ベッキーさんと番組に対する不信感はさらに募る結果になっており、まだまだ多くの批判が寄せられている段階での番組出演は間違った判断だったとみられます。
一部では7月の完全復帰は絶望的な状況だといったことが報じられるなど、各テレビ局がベッキーさんの番組出演に対して慎重な姿勢を見せており、今回高視聴率を記録したものの、この結果が良い影響を与える可能性は限りなく低いでしょうね。