タレント・ベッキーさん(32)は今年1月、不倫が発覚したことによって多くの仕事を失うことになったものの、あれから10ヶ月で徐々に仕事が増えてきています。
そんなベッキーさんが年末年始の特番に出演するのかどうかに注目が集まっており、テレビ各局からバラエティ番組の出演オファーが殺到するのではないかとも言われていたのですが、制約が多いことから各局は敬遠している状態にあるといいます。
ニュースサイト『デイリーニュースオンライン』が報じている記事によれば、テレビ朝日の『しくじり先生 俺みたいになるな!!』から出演オファーが来たものの、ベッキーさん側が拒否したようだといい、その理由についてはベッキーさんのプライドが許さなかったなどといった噂も囁かれているものの、結局は所属する『サンミュージックプロダクション』がベッキーさんのイメージを壊したくないと考え、このオファーは拒否したようです。
このように報じられている一方で、ベッキーさんがテレビ東京で放送の人気シリーズ『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』を足がかりに、地上波番組に本格復帰するのではないかという情報が出ていることを『東京スポーツ』(東スポ)は報じていました。
同番組は、漫画家・タレントの蛭子能収さんと俳優・タレントの太川陽介さんの2人が、マドンナとなる女優やタレントを1人加えた3人で、路線バスを使用して決められた日程内に目的地を目指すという内容となっており、2007年から年1~3回(2013年以降は年3回)不定期に放送されている人気特番。
同番組は、自由奔放で空気を全く読まない蛭子さん、しっかりとした性格でリーダーとして引っ張っていく太川さんのコンビが視聴者からウケ、好視聴率を獲得しているのですが、太川さんはベッキーさんと同じくサンミュージックに所属している先輩であり、ベッキーさんも安心して出演できるのではないかとのことでした。
<テレ東の人気番組『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』>
ベッキーさんが『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』に出演するのではないかという話は以前から出ており、ベッキーさんが不倫によって芸能活動を休止してから数週間が経った2月下旬に、ニュースサイト『日刊サイゾー』がテレ東がベッキーさんの復帰に一役買うとし、その候補として『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』が挙がっているとのことでした。
しかし、テレ東サイドがベッキーさんに激怒していると週刊誌『週刊女性』が5月に報じており、その原因はベッキーさんが5月13日放送の『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)に出演することを報じたスポーツ紙が、金スマを選んだ理由について「初めてレギュラーに引き上げた番組だから」と書かれていたものの、ベッキーさんの初めてのレギュラー番組はテレ東の『おはスタ』でした。
<『おはスタ』におはガールとして出演していた頃のベッキーさんの写真>
ベッキーさんはおはガールを卒業後も曜日レギュラーとして出演し、これによってブレークしたのは間違いないことから、『おはスタ』が黒歴史扱いされていることに対して同番組のスタッフを始め、テレ東内にはベッキーさんに対して激怒している社員は多いといいます。
さらに、番組がスタートした1997年10月より司会を務めていた声優・タレントの“山ちゃん”こと山寺宏一さんが、今年4月1日をもって司会を卒業することになった時には、この時はまだ謹慎中だったため、出演できなかったのはしょうがないものの、番組スタッフ宛にメッセージも何も無かったため、「デビュー当時にお世話になった山寺さんに失礼ではないか?」と怒っているスタッフが多いそうです。
このような話も出ているため、ベッキーさんが今後テレ東の路線バスの旅に出演出来るのか、出演しようとしているのか不明です。
また、テレ東以外の局についてもベッキーさんのレギュラー復帰について聞かれるも、関西テレビ(カンテレ)は「うちとプロダクションとの、あの時点とほとんど状況は変わっていません。それ以上の進展はなく、止まった状態です」と回答し、復帰の打診なども行っていないそうです。
ベッキーさんがレギュラーを務めていた『世界の果てまでイッテQ!』と『天才!志村どうぶつ園』を放送中の日本テレビは、「状況は変わっていません。検討していません」と回答していました。
その他のテレビ局についても復帰に向けて動いておらず、地上波の本格復帰についてはどういうタイミングで、どの番組に出演するのか全く分からないのですが、10月9日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)にゲスト出演するなどしており、年内もしくは来年早々にも地上波のテレビ番組に本格復帰する可能性は十分あるので、引き続き注目をしたいですね。