菅田将暉から高橋一生に主演交代? ブラック・ジャックの実写ドラマをテレビ朝日で放送、ネットで期待の声上がる

手塚治虫さんの代表作『ブラック・ジャック』をテレビ朝日が実写ドラマ化し、俳優・高橋一生さん（たかはし・いっせい 43歳）が主演を務めることが正式発表されました。

1973～1983年にかけて『週刊少年チャンピオン』で連載され、医療漫画の金字塔と言われる『ブラック・ジャック』は、法外な治療費と引き換えに、どのような手術でも成功させる無免許の天才外科医ブラック・ジャック（間黒男）の活躍を描いた作品となっています。

テレビ朝日は1981年に加山雄三さん主演で初めて実写ドラマ化し、今回の高橋一生さん主演の『ブラック・ジャック』は、原作から厳選した有名エピソードを凝縮し、原作へのリスペクトを軸としながら、「現代を生きる人たちへ“時代を超えた真摯なメッセージ”を投げかける。」とし、ドラマは来年に放送されます。

ブラック・ジャックの助手・ピノコ役は後日発表され、テレビ朝日はキャストについて「確かな腕をもつ俳優陣が集結」するとしています。

高橋一生さん版『ブラック・ジャック』の脚本は、ドラマ『世界の中心で、愛をさけぶ』『白夜行』『JIN－仁－』『ごちそうさん』『おんな城主 直虎』『義母と娘のブルース』など数多くのヒット作を手掛け、高橋さんも出演の『天国と地獄～サイコな2人～』の脚本も手掛けた森下佳子さん、演出は映画監督・脚本家の城定秀夫さんが担当します。

＜↓の画像は、高橋一生さん主演の実写ドラマ『ブラック・ジャック』ビジュアル写真＞

主演に抜擢された高橋一生さんはオファーが来た時の心境について、「正直なところお話をいただいた時は、自分にできるのかと思いました。」「それでもお受けさせていただいたのは『おんな城主 直虎』等でご一緒させていただいた脚本家の森下佳子さん、『民王』でプロデューサーをされていた飯田サヤカさんがお声掛けくださったこと。それが何よりも大きな決定打でした。」としています。

その上で視聴者に対しては、「『ブラック・ジャック』の世界や、手塚治虫さんの漫画がとても好きな方々に“うん、アリだわ”と言っていただかないと、失敗だと思っています。僕も自分自身が納得し許せる瞬間を求め、常に厳しい視線でお芝居を模索しているので、視聴者の皆さんにも厳しく観ていただきたいです。」と呼び掛けています。

飯田サヤカプロデューサーは高橋一生さんを起用した理由について、「『ブラック・ジャック』は多くの人の心の深い所にいる存在で、尊敬やある種崇拝の気持ちまで乗ったキャラクター。」「高橋さんは徹底して真摯な態度で作品作りに挑む方で、今回のような難題への回答をきっと生み出してくれる方だと思いました。一見冷徹で恐くもある奥に、深い人間愛があふれるブラック・ジャックを彼と一緒に作りたいと思い、オファーしました」と説明しています。

そして、高橋一生さん主演で『ブラック・ジャック』が実写ドラマ化されることに対してネット上では、

• 実写請負人になりつつある高橋一生 でもこの人の面白いから期待しちゃうんだよな
• 岸辺露伴が良すぎてブラックジャックに思えるか不安なとこもある　でも楽しみにしてるよ！
• 演じきれるだろうね　ブラックジャックの人相って、闇と優しさが共存してるから合ってると思う
• 高橋一生って目がビー玉みたいで笑っててもすごい不気味なので（いい意味）、合ってると思う。あとはピノコ次第だな。
• 写真見る限り、ピノコを10代後半のゴリ押し女優とかにしてないのは評価するわ
• ピノコ役最近良く出てる子役だったら笑う。ブラッシュアップライフとかR-1のCMとか
• ピノコはチビ安藤サクラか？

などの声が上がっています。

ブラック・ジャックが高橋一生さん主演で実写ドラマ化との情報は、先週に週刊誌『女性セブン』がスクープし、当初は主演に菅田将暉さんがキャスティングされていたものの、菅田さん自身が持つ医師像とギャップを感じ、ブラック・ジャックの価値観に対して疑問を抱えたまま役に入り込むことは難しいと考え、最終的には“降板”したようです。

これによって当初は昨年秋に撮影予定だったものの延期となり、改めて高橋一生さんを主演に起用して撮影をスタートさせ、今月には京都で撮影が行われていたと伝えています。

そして、ブラック・ジャックの実写ドラマ化が正式に発表され、ネット上では高橋一生さんのファン以外からも期待の声が多く上がっています。

高橋一生さんは、NHKドラマ『岸辺露伴は動かない』シリーズと今年公開の映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』で、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズの人気キャラ・岸辺露伴を演じ、原作のファンからも高い評価を受けており、これまでに様々な作品でミステリアスなキャラも演じてきた方なので、ブラック・ジャックにも期待が持てますし、どういった演技を見せてくれるのか楽しみですね。

ブラック・ジャックの相棒であるピノコ役は誰が演じるのかにも大きな注目が集まっており、ネット上では予想も盛り上がっていて、中でも安藤サクラさん主演ドラマ『ブラッシュアップライフ』（日本テレビ系）で主人公の幼少期時代を演じ、現在放送中の『P&G JOY』や『明治 R-1』などのCMに出演中の人気子役・永尾柚乃さん（ながお・ゆの 7歳）が役に合いそうとの声が多くみられます。

＜↓の画像が、子役・永尾柚乃さんとピノコの写真＞

今日公開されたビジュアル写真を見ると、後ろ姿ながら髪型や背格好が永尾柚乃さんと似ていますし、永尾さんはまだ7歳ながらしっかりとした演技が出来る子役なので、実際に永尾さんが起用されている可能性は十分ありそうですが、今後の追加キャスト発表にも注目したいところです。