お笑いタレント・YouTuberのフワちゃん(本名=不破遥香 30歳)が11日、ピン芸人・やす子さん(本名=安井かのん 25歳)に対する誹謗中傷問題で芸能活動休止を発表したのですが、炎上から1週間後にこの決断を下した裏側、その理由をスポーツ紙が伝えています。
フワちゃんは4日にX(旧ツイッター)で突然、やす子さんの投稿を引用して「おまえは偉くないので、死んでくださーい 予選敗退でーす」と暴言を吐き、これに対してやす子さんが「とっても悲しい」と反応したことで、慌てて謝罪コメントを投稿しました。
<↓の画像が、4日のフワちゃんとやす子さんのX投稿写真>
その後、2022年からフワちゃんをスマートフォン『Google Pixel』のCMイメージキャラクターに起用していたGoogleが、公式サイトやYouTubeチャンネルからCM動画を消し、さらにレギュラー番組『行列のできる相談所』(日本テレビ系)は公式サイトの出演者からフワちゃんを削除しました。
ただ、この時点でフワちゃんは今後も活動を継続していくとしていたのですが、11日にXを更新し、「責任の重さを考え、一つの区切りとして、しばらくの間、芸能活動をお休みさせていただくことにしました」
と、一転して芸能活動休止を発表しました。
フワちゃんは同日放送の『行列のできる相談所』(日本テレビ系)に出演しましたが、発言シーンは全カットという対応が取られており、来週の予告映像にもフワちゃんの姿があり、今年の『24時間テレビ』でチャリティーマラソンランナーを務めるやす子さんがゲスト出演することも発表されました。
日本テレビはスポーツ紙の取材に今後の対応について、「当社の番組基準や人権方針に基づき、既に収録済みのものについては適切に対応します。今後の出演については予定しておりません」
とコメントし、騒動前に収録された18日放送分をもって番組を降板することが濃厚とみられています。
『スポーツ報知』は、フワちゃんが芸能活動休止を決定した裏側、理由を報じており、フワちゃんは8日に出した謝罪コメントでは今後の活動については言及しておらず、この時点では「本人は継続可能と思っていたのではと甘い考えが透ける」と指摘しています。
また、フワちゃんはラジオ番組『フワちゃんのオールナイトニッポン0(ゼロ)』(ニッポン放送)で、生謝罪することを希望していたといいます。
しかし、ニッポン放送は5日に「不適切な投稿が確認できた」として番組の放送中止を決定しており、その理由についてスポーツ報知は「ニッポン放送は『誰に向けて謝るのかを理解していない』とNOを突きつけた」とし、9日には番組からの降板が発表されました。
ニッポン放送のこうした対応が“降板ドミノ”のきっかけになったといい、芸能活動再開にあたっては「会見などの誠意ある対応が求められる」「何らかのみそぎを済ませなければ再び表舞台に戻るのは難しい」としています。
スポーツ紙はこのように報じているのですが、フワちゃん自身は今後言動を改めていくつもりはないようです。
現在ネット上では、フワちゃんが謝罪コメントを発表後に、Xのサブスク会員限定公開の投稿で「心配かけるからここのみんなにだけ言っておきます! フワは、誹謗中傷マジ余裕タイプの芸能人!」などと堂々と宣言していたとの情報が飛び交っており、炎上しています。
<↓の画像が、フワちゃんのサブスク限定公開のX投稿写真>
そんなフワちゃんは5年前に、『朝日新聞』のWeb連載「フワちゃんの反省文~怒られマネジメントのススメ~」で“怒られのプロ”を自称し、子供のころから親や学校の先生に度々怒られ続け、現在までに反省文は通算300枚以上は書いてきたと明かしていました。
それによって反省文の書き方には慣れていると語り、「いかに効率よく怒られて、効率よく反省を伝えるかがこの場合肝となってきます。カツオは波平に「バカモーン!」って怒られたあと走って逃げるのではなく、さっさと嘘泣きして反省文を書けばいいのです。」
として、反省文の書き方をレクチャーしていました。
過去にこのように語っていたフワちゃんは、やす子さんの誹謗中傷問題に関しても反省しているように見せて、実際には反省していないことはXの投稿からも明らかですし、今後またやらかす可能性が高いだけに、芸能界には復帰せずにYouTuberとして活動していった方がいいかと思います。