フジテレビ上層部が情報漏洩に激怒、弁護士入れ調査開始も…『酒のツマミになる話』打ち切り問題もリークの深刻状態

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酒のツマミになる話

バラエティ番組『酒のツマミになる話』(フジテレビ系 金曜21時58分)でトラブルが発生し、番組の打ち切り終了が決定したと30日に複数のスポーツ紙が報じ、その原因を巡ってネット上で物議を醸す中で、フジテレビ上層部は情報漏洩にブチギレ激怒していると週刊誌『女性自身』のWeb版が伝えています。

各報道によると、10月24日に放送予定だった『酒のツマミになる話』のハロウィン回でMCの千鳥・大悟さんが、昨年に引き続き元MCのダウンタウン・松本人志さんのコスプレをしていたことに対して、フジテレビ上層部やコンプライアンス部門が問題視し、オンエア当日になって急遽放送を中止して再放送に切り替えたそうです。

<↓の画像は、大悟さんが昨年披露した松本人志さんのコスプレ姿>
千鳥・大悟の松本人志コスプレ『酒のツマミになる話』

フジテレビの上層部が松本人志さんのコスプレを問題視した理由は、中居正広さんを巡る一連の騒動を経て、フジテレビがコンプライアンスの強化を図っているためで、フジテレビは中居さんの騒動がきっかけで深刻なスポンサー離れが起き、2024年度のCM放送収入が前年度から16%も減少、最終的な損益は328億円となっていました。

まだスポンサーは完全に戻っていない状態にあるため、性加害疑惑によって地上波から姿を消した松本人志さんのネタもアウトとなったようで、『酒のツマミになる話』のハロウィン回は、フジテレビ上層部などの判断で急遽お蔵入りが決定し、一方の大悟さんはフジテレビ側の対応に不満を抱き、番組降板の意思を伝えたことで打ち切り終了が決定したそうです。

最後の収録は10月28日に行われ、12月上旬にも番組は終了予定とも報じられています。

ハロウィン回の放送中止の裏側は24日に『NEWSポストセブン』(小学館)などが報じ、最後の収録が行われた28日には『週刊女性PRIME』(主婦の友社)が、番組の打ち切り終了がほぼ確定したことを報じました。

30日には主要スポーツ紙が一斉に打ち切り終了を報じ、フジテレビは番組終了を正式発表していませんが、同じくフジサンケイグループの『サンケイスポーツ』も打ち切り決定を伝えており、番組の終了は確定とみられます。

女性自身によると、フジテレビの上層部は番組に関する重要情報が、外部に漏れたことに対してブチギレ激怒しているそうで、「中居正広さんの騒動の後、フジテレビ内部の情報が次々に週刊誌やスポーツ紙により報じられ、上層部は問題視していたのです。疑惑の対象になったのは、いつ、どの時間帯にどの番組を放送するかというタイムテーブルを決定する役割を担う『番組編成局』でした。大手弁護士事務所に“内部調査”を依頼して、旧編成局メンバーを中心にまさに聞き取り調査を行っているのです。まさにその最中に、週刊誌に“人気番組の継続危機”という重要な情報をすっぱ抜かれたのですから、役員たちも怒り心頭だそうです」とフジテレビ関係者が明かしています。

犯人探しに躍起となっている上層部に対して、フジテレビ社員の反応は冷ややかといい、「大金を投入して、内部調査をしたとしても、『はい、私が週刊誌に話しました』なんて言う人間はいないでしょう。話す人間は、フジテレビのいまの体制に不満を感じているわけですから、体制の改革を行わなければ、情報漏洩は止まりません」としています。

これに対してネット上では、

  • 何もかもフジやなあ
  • フジテレビはガタガタだな 再建に時間がかかりそうだな
  • 吉本側から漏れたかも知れんけんどな
  • 情報をリークされ、犯人捜しをしようとして、またリークされてるww 下手に動かない方が、会社としての信用も下げずに済むのでは?
  • 落合方式で複数の嘘の情報を何グループかに流し、どの嘘情報が週刊誌に載るか試してみたらいい
  • 普段はスクープする側だけどスクープされると激怒する。いかに自分達は普段から他人を激怒させているかをしっかりと認識すべき
  • 身内のバタバタ、スポンサーにしたらいい加減にしろというとこでしょう。吉本もフジテレビとの付き合い方を考えなきゃね。
  • 上層部の対応に不満があるから社員の反発を引き起こし漏洩してるんでしょ。
    演者、制作含む現場の人間を軽視して権力で抑え込もうという姿勢だから崩壊に向かっていること、まだ認識してないの??

などの声が上がっています。

フジテレビを巡る一連の騒動は、ガバナンスとコンプライアンスの不全が大きな原因となっていて、上層部が対応を誤ったことで最悪の事態に発展したことを受けて、フジテレビは再生・改革に向けて動き出しています。

局全体で信頼回復に向けて動き出したところで、番組を巡るトラブル情報がすぐさま流出したことを上層部が問題視するのは当然ではありますが、これは社員たちが上層部に対して不信感を募らせていることが大きな原因なのではないかと思います。

そして、上層部が激怒して弁護士を雇って調査しているとの情報まで流出し、女性自身に報じられてしまっており、この情報をリークしたのは『酒のツマミになる話』の関係者なのかは不明ながら、打ち切りの原因を作った上層部などに激怒し、報復としてフジテレビ関係者が内情を暴露したのかもしれません。

フジテレビは内部の機密情報漏洩だけでなく、アナウンサーも含めて人材流出が止まらず、最近では現在放送中のドラマ『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』(略称:もしがく)のメインプロデューサーが、突然退社していたことを女性自身に先日報じられています。

同誌の取材にフジテレビ関係者は、「局内にA氏の退社がアナウンスされたときは騒然となりましたね。数々のヒットドラマを手掛けてきた人でこれからのフジのドラマ班を背負っていくような存在だったので、ショックを受けた局員も多かったと思います」と語っています。

上層部に対して冷ややかな視線を向けている社員は多い様子から、今後も優秀な人材流出や機密情報漏洩も続きそうな気配が漂っており、フジテレビの再生にはかなり時間がかかりそうですね。

参照元
  • https://jisin.jp/entertainment/entertainment-news/2531717
  • https://jisin.jp/entertainment/entertainment-news/2524715/
  • https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/365099
  • https://pinzuba.news/articles/-/12814
  • https://www.nhk.or.jp/bunken/d/research/focus/BUNA0000010750070018/
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