福士蒼汰さんが主演の月9ドラマ『恋仲』(フジテレビ系)の第8話が7日に放送され、関東地区の平均視聴率が10.9%と前週の10.6%から微増し、5度目の2桁台の数字を獲得しました。
そして、『恋仲』は来週14日に放送される第9話が最終回となっており、放送時間が15分拡大で放送されることと、ドラマの一部が生放送されることなどが7日に発表されており、生放送する部分や長さは決まっていないものの、ロケのシーンでリアルタイムらしい仕掛けと、ネットと連動した演出が盛り込まれる予定だそうで、同ドラマでプロデューサーを務めている藤野良太さんは「最終話で2人のアオイとあかりの物語に終止符が打たれます。このドラマは特に若い世代の方々に観ていただけている実感があります。リアルタイムでドラマを視聴する新しい楽しみ方を視聴者の皆様から教えていただきました。最終回では生放送ならではの仕掛けを計画しております」とコメント。
同ドラマは第1話の平均視聴率が9.8%で、月9史上最低の初回平均視聴率だと話題になったものの、第3話で自己最高となる11.9%を記録し、その後第6話を除き10~11%の数字で推移し好調を維持していますが、最終回の一部が生放送されるという点に関して疑問の声や批判的な声が上がっており、リアルタイムの視聴を増やして視聴率アップを狙っているのかもしれないのですが、「わざわざドラマを生放送にする意味なんてあるの?」「何もメリットがないでしょ」「視聴者としてはそんな演出は求めてないんだけど」「生放送にする意味がわからない。それで視聴率取れると思ったら大間違い」などといった声がネット上では上がっています。
過去にもフジテレビ系のドラマが一部生放送されており、SMAPの木村拓哉さんが主演を務めた2012年10月期放送の『PRICELESS〜あるわけねぇだろ、んなもん!〜』の最終回ラストシーンでも同様に一部生放送したものの、前話から1%程度数字が上がった程度で大きな効果はありませんでした。
そして、同ドラマには木村さん他、香里奈さんや中井貴一さんなどの役者が出演していたものの、『恋仲』に出演している福士さん、本田翼さん、野村周平さん等はまだ役者としての実績が少ないため、NGを出してしまった場合のことが懸念されています。
逆に生放送ならではのハプニングを期待する声も一部では上がっていますが、もしそのようなことが発生してしまった場合、これまでドラマを楽しみにしてきた多くの方から批判が殺到することが予想され、フジテレビへのバッシングも更に増すことになるのではないかと思います。
わざわざこのような冒険をする必要は無く、一部を生放送にするなどといった演出は必要ないのではないかと思いますが、最終回はどこまで数字を上げることが出来るのか、生放送の部分でどのような演出があり、視聴者からはどのような反応が出るのかに注目したいですね。