ドラマ『大貧乏』内容は好評価も、主演の小雪が不評で批判の声…『フルタチさん』番組がつまらないの声殺到で視聴率低迷続く

俳優・松山ケンイチさんの妻で、女優・小雪さんの主演ドラマ『大貧乏』(フジテレビ系 日曜21時)の第8話が26日に放送され、平均視聴率が過去最低の4.0％（関東地区）だったことが明らかとなりました。

1月8日放送の初回平均視聴率は7.7％、第2話で4.4％にまでダウンし、第3話で4.8％、第4話で5.0％と若干回復したものの、第5話で再び4.5％にまでダウンし、第6話で再び4.4％を記録。

第7話で5.2％まで回復したのですが、第8話で自己最低の4.0％を記録しました。

小雪さんが連ドラで主演するのは、嵐・松本潤さんと共演した2003年4月期放送の初主演ドラマ『きみはペット』(TBS系)以来14年ぶりで、今作では1歳年下の夫に裏切られ、8歳の息子と6歳の娘を女手ひとつで育てているシングルマザー役に挑戦。

小雪さん演じる主人公・七草ゆず子は、人件派遣会社「DOH」に勤務し、社内預金に毎月2万円ずつ貯蓄していたものの、会社が突然倒産するなどのトラブルによって無一文になるのですが、子どもたちの生活を守るために理不尽な会社に立ち向かっていくという役どころ。

そんなゆず子の高校時代の同級生で、年商107億円を稼ぐ柿原法律事務所の代表弁護士・柿原新一役を伊藤淳史さんが演じており、ゆず子とコンビを組んで反撃をしていくという役どころで、2人の他には、成田凌さん、滝藤賢一さん、奥田瑛二さん、ジャニーズWESTの神山智洋さん、内田理央さんらが出演しています。

＜『大貧乏』で共演の小雪さんと伊藤淳史さん＞

『大貧乏』の裏ではTBS系で、元SMAP・木村拓哉さん主演の『A LIFE～愛しき人～』が放送されており、こちらには夫の松山ケンイチさんが出演しているのですが、26日放送の第7話は14.5％を記録し、3倍以上の差を付けられています。

また、『大貧乏』の前番組でフリーアナウンサー・古舘伊知郎さんがMCの『フルタチさん』(日曜19時00分～20時54分)についても、26日放送分の平均視聴率が過去最低の4.0％を記録しています。

＜↓の画像は、『フルタチさん』で司会の古舘伊知郎さん、フジテレビの山崎夕貴アナウンサー＞

昨年11月6日の初回は8.2％となっており、2回目は8.1％、3回目は5.8％、4回目は8.0％、5回目は5.3％、6回目は6.0％、今年1発目となる7回目の放送は5.6％、8回目は4.9％、9回目は5.1％、10回目は6.0％、11回目は4.7％、12回目は6.3％、13回目で4.0％を記録して自己最低をさらに更新しています。

ちなみに、同時間帯に日本テレビ系で放送の『ザ!鉄腕!DASH!!』は19.1％、『世界の果てまでイッテQ!』は19.9％、テレビ朝日系で放送の特番『ビートたけしのスポーツ大将2017 ナインティナインも参戦スペシャル』は12.4％、NHKで放送の大河ドラマ『おんな城主 直虎』は13.4％でした。

『大貧乏』に対してネット上では、脚本はそこまで悪くはないものの、小雪さんが主演ということから観る気になれない、シングルマザーで貧乏という設定が小雪さんのイメージと合っていない、タイトルが悪いといった声が多く上がっています。

一方の『フルタチさん』については、裏番組に関係なく番組が面白くないという声のほか、司会が古舘さんということで観る気が起きないという声が多く上がっています。

民放のゴールデン・プライム帯の番組については、5％以下が打ち切りラインと言われており、両番組は数回4％台の数字を記録しているため、いつ打ち切りになってもおかしくない状態にあります。

『東京スポーツ』(東スポ)が報じていた記事によれば、フジテレビ上層部が「3月末打ち切り」を古舘さん側に通達したものの、古舘さん側がこれに猛反発したことで大モメしているというのですが、視聴者からは厳しい声が多く上がっており、数字が上向く様子が無いため早期終了はほぼ確定でしょうかね。