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ダウンタウン松本人志が性加害疑惑で芸能活動休止しテレビ局が混乱状態。会見せずワイドナショー出演宣言が波紋

フジテレビが松本人志に激怒か。ワイドナショー出演中止トラブルの裏側、番組の私物化を問題視?

14日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系 日曜午前10時)に出演予定だったダウンタウン・松本人志さん(60)が、一転して出演取り止めとなったことが10日に発表され、その裏側を巡って様々な情報が飛び交っており、週刊誌『女性自身』は松本さんの身勝手な言動に対して、フジテレビから怒りの声が上がっているとしています。

松本人志さんは先月27日発売の『週刊文春』によって、2人の女性に対する性加害疑惑を報じられ、この報道に対して所属事務所『吉本興業』は事実無根と否定し、松本さん自身はX(旧ツイッター)で報道には触れずに、「いつ辞めても良いと思ってたんやけど…やる気が出てきたなぁ~」と綴っていました。

<↓の画像が、松本人志さんのX投稿写真>

その後、同29日放送の『人志松本の酒のツマミになる話 2時間SP』(フジテレビ系)では、スポンサーの『アサヒビール』『サントリー』『アコム』の3社が広告代理店を通じてフジテレビに対して、スポンサーとして社名を表示しないよう要請していたことが後に明らかになりました。

また、今月4日放送の『ダウンタウンDX 2時間SP』(日本テレビ系)では、番組内で一度もスポンサー名が表示されなかったほか、企業が広告出稿を停止した際などに流れる公共広告『ACジャパン』のCMも複数回放送されました。

このように出演番組にも影響が及ぶ中で、吉本興業は8日に松本人志さんの芸能活動休止を発表し、「松本から、まずは様々な記事と対峙して、裁判に注力したい旨の申入れがございました。そして、このまま芸能活動を継続すれば、さらに多くの関係者や共演者の皆様に多大なご迷惑とご負担をお掛けすることになる一方で、裁判との同時並行ではこれまでのようにお笑いに全力を傾けることができなくなってしまうため、当面の間活動を休止したい旨の強い意志が示されたことから、当社としましても、様々な事情を考慮し、本人の意志を尊重することといたしました。」と説明しました。

そして、松本人志さんはXで「事実無根なので闘いまーす。それも含めワイドナショー出まーす。」と、昨年3月に降板したワイドナショーへの出演を宣言しました。

<↓の画像が、松本人志さんのX投稿写真>

しかし、ワイドナショーへの出演を巡っては「公共電波の私物化」「一方的な主張を伝えることは公平性に欠ける」などと批判の声も多く、同番組で共演していたロンドンブーツ1号2号・田村淳さんもXで、「裁判で白黒はっきりさせることは納得できるんだけど…芸能活動休止とワイドナショーを選んでコメントすることは、うーん なんか腑に落ちないんだよなぁ…コメントする場所を選べるのならサンジャポにした方が良いと思う」と綴っていました。

<↓の画像は、ロンブー田村淳さんのX投稿写真>

こうした批判を受けてか松本人志さんは9日に再びXを更新し、「ワイドナショー出演は休業前のファンの皆さん(いないかもしれんが)へのご挨拶のため。顔見せ程度ですよ。」と、トーンダウンしていました。

<↓の画像が、松本人志さんのX投稿写真>

一方のフジテレビ側は、9日昼過ぎの時点でニュースサイト『J-CASTニュース』の取材に松本人志さんの番組出演は「未定」と回答、吉本興業も「出演はまだ決定していません」と回答していました。

その後、松本人志さんがワイドナショーに顔見せ程度で出演するとXで発表したことを受けて、J-CASTニュースが再度フジテレビに取材したところ、「14日のワイドナショーに出演します」と回答、一方の吉本興業サイドは番組出演は把握していないとした上で、「テレビ局で出演すると言われているなら、そうなのではないですか」と答えていました。

しかし、10日になって松本人志さんの番組出演が取り止めとなったことが発表されました。

その裏側を知る芸能関係者は女性自身の取材に対して、「フジテレビが公式に発表するよりも先に松本さんがXで出演を予告したため、フジテレビ側にとっては“寝耳に水”のことでした。松本さんは『ワイドナショー』を卒業しているだけに、今回の行動には“番組を私物化しているのでは”と怒りを覚えるフジテレビ関係者もいました。松本さんに関する今回の報道はあくまで疑惑の段階です。しかし、フジテレビとしてはかつてレギュラー出演していた『ワイドナショー』だとしても、被害を訴える人がいる以上は松本さんの主張だけを放送するわけにはいかないという放送局としての報道姿勢を示し、松本さんの出演を見送る判断に至ったようです」と語っています。

これに対してネット上では、

などの声が上がっています。

女性自身は、フジテレビ側から怒りの声が上がっていたと報じている一方、『東京スポーツ』(東スポ)の取材に応じた事情を知るフジテレビ関係者は、松本人志さんがXで番組への出演宣言をする前に、「松本さんが14日放送の番組にスタジオ出演し、心境を語る構成を練り始めた」と証言しています。

ワイドナショーのスタッフは、松本人志さんが出演すれば高視聴率を狙えると期待し、番組に出演させる方向で話を進めていたそうで、「ただ、松本さんの主張に寄り過ぎてしまう懸念がありました。そこで実際の放送では、女性側が文春の記事上で打ち明けた言い分も取り上げ、双方のバランスをしっかり取ると確認しました。女性側の言い分はVTRを作ったり、アナウンサーや芸能リポーターに語らせようとなりました」と語り、こうした流れから松本さんは8日に「ワイドナショー出まーす」と宣言したとのことです。

しかし、世間から批判の声が噴出したことで、フジテレビの上層部が局や番組への影響を懸念し、松本人志さんの番組出演を最小限にする方向で調整することになったそうですが、その後も批判が続いたことからワイドナショーの制作にも携わっている吉本興業と協議の末、出演中止となったと報じています。

この他に『スポーツ報知』は関係者の証言として、「松本さんは出演する気でいたが、賛否ある意見やSNSでの反応、スポンサーの反応など、迷惑がかからないことを優先して判断した。フジテレビ内でも意見が割れたが、最終的に出演取りやめとなった」と伝えています。

また、『スポーツニッポン』(スポニチ)は、松本人志さんとフジテレビのバラエティ班は密接な関係で知られていたとし、番組制作サイドも松本さんの企画・構成力にかなり頼っていた部分があり、松本さんが番組への出演意向を示したことで、関係各所との調整が不十分な状態で番組に出演させる判断をした可能性があるとしています。

このように情報が錯綜しており、急転直下で番組出演が中止になった真相はまだハッキリしていないのですが、いずれにせよ、すでにスポンサー側が性加害疑惑報道に懸念を示し、社名を非表示にするといった対応を取る中で、松本人志さんを番組に出演させるという対応は疑問でしたし、フジテレビにも批判の矛先が向かっていただけに、局内部からも否定的な意見が上がるというのは当然と言えば当然のことです。

フジテレビ以外のテレビ局も対応に追われ、混乱状態が続いている様子で、松本人志さんのレギュラー番組の今後の対応について正式に発表しているのは、今のところ日本テレビぐらいで、『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』は21日放送回まで収録済みで予定通りオンエアし、28日放送回以降は松本さん不在で収録するそうです。

日本テレビ系の読売テレビが制作の『ダウンタウンDX』は、11・18日が『秘密のケンミンSHOW極』の特番を予定通りオンエアし、25日は『ダウンタウンDX』をレギュラー放送予定としていますが、松本人志さんが出演するのかは不明となっています。

テレビ朝日系のABC朝日放送テレビが制作の『探偵!ナイトスクープ』は、収録済みの12日放送回は通常通りオンエア、それ以降は未定といいます。

『水曜日のダウンタウン』と『クレイジージャーニー』を制作のTBSは、現時点で収録済みの分はオンエア予定で、それ以降は検討中としています。

お笑い界でトップクラスの人気を誇り、数多くのレギュラー番組を持っている松本人志さんに性加害疑惑が浮上し、そして芸能活動休止を電撃発表したことで大きな波紋を拡げ、ワイドナショーへの出演も急遽中止となったわけですが、現時点で松本さんはこの対応についてコメントは出しておらず、今後Xなどでどのような発信をするのか引き続き注目したいです。

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