バラエティ特番『芸能界特技王者決定戦 TEPPEN 2016秋の陣』が16日に放送されたのですが、番組の内容に対して視聴者から批判が殺到していたといいます。
同番組は2010年より毎年1~3回放送されいる人気バラエティ特番で、共通する趣味や特技を持つ芸能人が集まり、トーナメント形式で勝負を行っていき各競技の「TEPPEN王」を決定するという内容。
特に視聴者から人気が高いのは、ピアノの腕に自身がある芸能人が勝負を繰り広げるピアノ対決で、夫婦漫才コンビ『かつみ・さゆり』のさゆりさん、元AKB48の松井咲子さん、HKT48の森保まどかさんらが過去に優勝を果たしています。
そして、今回のピアノ対決では番組側が芸能事務所75社に声をかけて、女子アナ、お笑い芸人、モデル、アイドルなどの47人が参加し、あらかじめ専門家が演奏のレベルを採点し、ランキング上位の人だけがスタジオに登場しました。
今回番組で放送されたのはこのピアノ対決と、元K-1王者の魔裟斗さん、音楽グループ『SOLIDEMO』のメンバー・佐脇慧一さん、小島よしおさん、金子賢さん、じゅんいちダビットソンさんらが参加したベンチプレス対決となっていました。
視聴者の注目を集めていたのはやはりピアノ対決の方で、準決勝に挑むランキングの上位者9名、過去の優勝者3名の合計12名が対決をするという展開になっていました。
番組ではまずピアノ対決の準決勝の模様が放送され、その後はベンチプレス対決を放送。
その後、準決勝を勝ち抜いた元AKB48の松井咲子さん、東京音大卒のモデル・村上奈菜さん、フリーアナウンサーの岡副麻希さん、自称“メロンアイドル”の山口めろんさん、前回の優勝者でパフォーマーのこまつさん、なでしこJAPANのメンバーである永里(旧姓=大儀見)優季選手の実妹で、今年4月に現役を引退した元サッカー女子日本代表・永里亜紗乃さんの6名で決勝戦を行うと思われていたのですが、決勝については今回放送されず「ピアノTEPPEN決勝戦は来年1月」とテロップ表示。
<↓の画像は、決勝進出者6名と来年1月に決勝放送というテロップ>
今回は準決勝までを放送し、決勝については3ヶ月以上先の来年1月放送という衝撃的な発表にネット上では、
- 次週ならまだしも、続きは来年って視聴者をバカにしてるのか?
- 最初に言ってほしい。詐欺に遭った気分
- こんなことするからフジは嫌われる
- どうせ次回の放送は今回のダイジェストで半分尺使うんだろ。
- その頃には忘れてるだろ 来年って何だよ
- 引っ張るんは仕方ないとしても、来年はやりすぎだわ
- 不祥事起こして番組打ち切り、放送できず、みたいなことも予想できるな
- せっかく芽が出てきた優良コンテンツを自ら潰すんだから救いようがない
- 相変わらずフジは色々とズレてるな
- テッペンというタイトルなら、ちゃんとテッペン見せないと詐欺だな
- こういう目先のことだけを考えたやり方って長期的に見ればマイナスにしかならないのに馬鹿だよなぁ
などの批判的なコメントが殺到しています。
ピアノ対決については結果に対して物議を醸し、ヤラセ疑惑も浮上してネット上で話題になったこともありますが、またしてもやらかしたようですね。
事前に伝えることも無く、決勝戦だけを約3ヶ月も先の来年1月に放送するというのは異常で、視聴率を少しでも稼ぐための汚いやり方であり、視聴者を完全に馬鹿にしているとしか思えないです。
こうしたことでフジテレビ、番組のイメージが悪くなり、視聴者離れを引き起こしているということに早く気づくべきでしょうね。